この本は著者が30年間つちかった「人類学(anthropology, アンソロポロジー)」の貴重な知識を一般の人に伝えることを最大の目的とした本です。 あらかじめ人類学について知識がない人でも読める内容になっています。 「困難な時代には、視野を広げることの必要性を忘れがちだ。」 「視野が狭いのは危ない。必要なのは広がりのある視野であり、それこそ人類学が与えてくれるものだ。」 「これを『アンソロ・ビジョン(人類学的視点)』と呼ぼう。」 「人類学的思考は、アマゾンのジャングルだけでなく、アマゾンの倉庫で起きて ...