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【2024年5月】文化人類学がわかる本おすすめ3選+最新情報

「文化人類学がわかる本おすすめ」アイキャッチ画像

文化人類学について知りたい人のために、おすすめの本を紹介します。

文化人類学とは、世界中のさまざまな文化を研究し、人々の生活様式、信念、言語、社会構造などを比較・理解する学問。文化の多様性を深く掘り下げ、異文化間の相互理解を促進することを目指します。人類が築き上げてきた複雑で豊かな文化の網の目を解き明かし、人間行動の普遍的なパターンや地域特有の習俗を学びます。

まずはじめに、文化人類学がわかる本のおすすめ3選を紹介します。

さらに探したい人のために、名著・ロングセラー本最新の本など(目次を参照)を紹介します。

あなたは、次のどれに当てはまりますか?

  • 学生:文化人類学の理論、方法論、研究事例を学びたい。
  • 研究者:異文化間の相互作用や文化のダイナミクスに関する研究を行っている。
  • 教育者:大学や高等教育機関で文化人類学を教える。
  • 社会学者:社会と文化の相互関係に関心がある。
  • ソーシャルワーカー:多文化的なコミュニティでの実践に役立つ知識を求めている。
  • ビジネスプロフェッショナル:グローバル市場での文化的感度と理解を深めたい。
  • 政策立案者:公共政策や国際関係の文脈で文化的要素を考慮したい。
  • 旅行愛好家:異文化を深く理解し、体験したい。
  • NGOや国際組織のスタッフ:異文化間の協力や開発プロジェクトに関わっている。
  • 自己啓発に興味がある一般読者:世界のさまざまな文化についての理解を広げたい。

あなたの興味関心にあった本をみつけて、ぜひ読んでみてください!

文化人類学の本 おすすめ3選

文化人類学がわかる本のおすすめ3選について、書籍情報と評判・口コミを紹介します。

詳論 文化人類学 基本と最新のトピックを深く学ぶ:桑山敬己ほか(編集)

書籍情報

桑山敬己, 綾部真雄(編集)ミネルヴァ書房(出版社)2018/4/30(発売日)400(ページ数)

文化人類学をより深く、詳しく学びたい読者のために、24のトピックから知る最前線の研究

本書の目的は、文化人類学の基礎を学んだ学生を対象に、同分野をより深く掘り下げて解説すると同時に、新たな研究動向についても紹介することにある。

全体を2部に分けて、第Ⅰ部「基本領域」では、姉妹書の綾部恒雄・桑山敬己編『よくわかる文化人類学 第2版』(ミネルヴァ書房,2010年)の内容を詳述かつアップデートし、第Ⅱ部「新たな展開」では最新の理論やテーマを取り上げる。

真剣に学びたい学生のために、学界を代表する研究者が力を結集して書いた入魂の一冊!

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評判・口コミ

文化人類学の思考法:松村圭一郎 ほか(編集)

書籍情報

松村圭一郎 , 中川理 , 石井美保(編集)世界思想社(出版社)2019/4/16(発売日)224(ページ数)

あたりまえを疑う。
言うは易しだが、これが思うようにできない。

手ぶらでやろうとすると気づかぬうちにかつての「あたりまえ」のなかに囚われてしまう。

生活のあたりまえ、男女のあたりまえ、会社や仕事のあたりまえ、経済や文化のあたりまえ、国家のあたりまえが劇的に変わっていこうとしているなか、これまでの「あたりまえ」から出ていくためには、優れた道具が必要となる。

文化人類学は「これまでのあたりまえ」の外へと出ていくための「思考のギア(装備)」だ。
本書はその最先端の道具が一式詰まった心強い「道具箱」だ。
こんなに「使える」本は滅多にない。
ビジネスマンからクリエイター、学生まで、下手な実用書を買うくらいなら、これを常備しておくことをおすすめする。
WIRED日本版元編集長・若林恵氏

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評判・口コミ

文化人類学 [カレッジ版] 第4版:波平 恵美子(著)

書籍情報

波平 恵美子(著)医学書院(出版社)2021/1/12(発売日)234(ページ数)

人間にとって文化とはなにか。
文化を見つめることで、人間が見えてくる。

身体観、死生観、宗教、世界観など、人を理解するうえで欠かせない「文化」をさまざまな切り口で紹介することで、これまでの概念にとらわれない新たな視界をひらく。

いま再びいのちについて考えるための、スタンダードでありながらも新しい文化人類学テキスト。

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文化人類学の名著・ロングセラー本

文化人類学についての名著やロングセラー本を紹介します。

東南アジアで学ぶ文化人類学:箕曲在弘ほか(編集)

書籍情報

箕曲在弘 , 二文字屋脩 , 吉田ゆか子(編集)昭和堂(出版社)2024/3/21(発売日)320(ページ数)

東南アジアには11の国々があるが文化の多様性はその比ではない。
ひとつの国でも、多様な言語・宗教・習慣をもつ人々が暮らしている。
いわば文化人類学にとって研究対象の宝庫。

あなたも、私たちの当たり前を疑う文化人類学の目を通して東南アジア社会を学んでみよう。
そして一緒に「人間とは何か」を問うてみよう。

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評判・口コミ

日本で学ぶ文化人類学

書籍情報

宮岡 真央子, 渋谷 努, 中村 八重, 兼城 糸絵(編集)昭和堂(出版社)2021/12/3(発売日)280(ページ数)

文化人類学といえば海外の異文化を研究するといわれている。

しかし同じ日本に住んで同じものを見ても自分と他者に同じ景色が見えているとは限らない。
〈あたりまえ〉を疑うことで自分の世界が広がっていく。

さあ、あなたも日本をフィールドに文化人類学を学んでみよう。

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ようこそ文化人類学へ 異文化をフィールドワークする君たちへ

書籍情報

川口幸大(著)昭和堂(出版社)2017/4/12(発売日)184(ページ数)

家族や結婚、男と女など、文化人類学の主要テーマについて、古今東西の研究成果をバランスよく盛り込んで解説。

身近なあたりまえを疑うセンスを磨く初学者向きテキスト。

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最新の文化人類学の本

近日発売予定や最近発売された最新の文化人類学の本を、発売日が新しい順に紹介します。

【5月31日発売】産後の〈風〉 病いの語りからみる韓国社会とジェンダー

書籍情報

諸 昭喜(著)春風社(出版社)2024/5/31(発売日)256(ページ数)

韓国の民俗病「産後風(サヌプン)」をめぐる人びとの語りから、その病いが1980年以前、女性たちが置かれた劣等な地位、経済的貧困と過度な労動による心理的、肉体的苦痛という社会・文化的背景から構築され、いまなお〈風〉は、弱者として生きてきた韓国女性全体に「苦しみのイディオム」として共有され続けていることを、人類学的に論究する。

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【5月14日発売】細くて長い形の文化 それは人類の直立二足歩行から始まった

書籍情報

前川 善一郎(著)幻冬舎(出版社)2024/5/14(発売日)246(ページ数)

繊維複合素材の専門家で日本文化を愛でる前川名誉教授が、人類の起源・衣食住・文化・暮らしを繋ぐ道に至る全てを「細くて長い形」に紐づける! 
――日本繊維機械学会会長/神戸大学大学院教授 井上真理 推薦

糸、箸や爪楊枝、世界中の人々に愛される麺類、さらにはヘビ、管楽器、ひらがな、道まで……

あらゆる分野で日常生活に密着している「細くて長い形」の歴史、美しさ、合理性、無限の可能性を、京都工芸繊維大学名誉教授の著者が語り尽くす!

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【5月13日発売】大地と星々のあいだで 生き延びるための人類学的思考

書籍情報

橋爪太作(著)イースト・プレス(出版社)2024/5/13(発売日)320(ページ数)

人類史を横断する「人間以前のもの」の痕跡、そこから見えてくる新たな自然と新たな人間の未来!

荒れ果てた産業林に生じたマツタケ採集のエコノミー、湖底に眠る泥が証す地質学的なカタストロフ……。
3.11をきっかけにメラネシアに渡航し、祖先以前の大地と向き合う人々について思索を重ねてきた人類学者による、生き延びるための思考とは何か。

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【5月8日発売】まっすぐな道 フィジー〈癒し〉の文化人類学

書籍情報

Richard Katz(著)豊島 実和(翻訳)田野尻 哲郎(監訳)暗黒通信団(出版社)2024/5/8(発売日)314(ページ数)

南太平洋フィジーのヒーラーに弟子入りした文化人類学者・臨床心理学者のリチャード・カッツは、〈癒し〉の死と再生を体験する。

癒し/先住民の文化人類学古典の初邦訳。
SDG's以後の医療と「先住民の叡智」への道標。

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〈生活-文脈〉理解のすすめ 他者と生きる日常生活に向けて:宮内洋ほか(著)

書籍情報

宮内洋, 松宮朝, 新藤慶 , 打越正行(著)北大路書房(出版社)2024/4/29(発売日)208(ページ数)

生身の身体を伴った,生活する人間を,同じく,生活する人間が理解するとはどういうことか? 

地域社会を這いずり回る4人の研究者が,乳幼児期の食(共食の体験),青年期の労働(沖縄のヤンキー),成人期の政治行動(市町村合併),老年期の社会関係(孤独・孤立)をとおして考える。

フィールドワークの原点へ。

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人類学者のレンズ 「危機」の時代を読み解く:松村圭一郎(著)

書籍情報

松村圭一郎(著)喜多村みか(写真)西日本新聞社(出版社)2024/4/18(発売日)208(ページ数)

当たり前の日常が、視点を変えると全く別の世界になる―。気鋭の人類学者による、世界の見方を変える「手引き」書。

西日本新聞で2020~2022年に連載した「人類学者のレンズ」、朝日新聞で2018年に連載した「松村圭一郎のフィールド手帳」を加筆・修正、再編集して書籍化。

「うしろめたさの人類学」などで知られる筆者は、コロナ禍やオリンピック、地震、水害、戦争などの社会、時事問題が噴出する「現在」に立脚しつつ、人類学の先行研究、原点であるエチオピアの人類学調査、古里の熊本での思い出をたどっていく。
人類学者のさまざまな眼を通じて、「危機」の時代を読み解き、揺れる「今」を生きるヒントを考える。

西日本新聞連載時と同様に福岡出身の写真家、喜多村みかとコラボ。ポートレートでありながら、抽象性を合わせ持つ喜多村の写真は、文章の余白や解釈の幅を広げる。

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海と路地のリズム、女たち モザンビーク島の切れては繋がる近所づきあい:松井梓(著)

書籍情報

松井梓(著)春風社(出版社)2024/4/2(発売日)338(ページ数)

海の波や天候は生計を左右する。かつて栄えた都市は現在では廃れて産業を失い漁村となった。稠密に建てられた家々のあいだに路地が張り巡らされ、住居では複数の家族が共に住む。モザンビーク島の女性たちの近所づきあいは、こうした繋がりのなかから生まれる。

一方で彼女たちは、いくつもの仕方でみずからを切り離し、人づきあいのバランスを調整する。あけすけなゴシップを言い合う、家族どうしでの食べ物のやりとりをバタリと打ち切る。それらは島の間延びしたリズムからすれば、あまりにドライな切断に見える――

本書が描くのは、こういったことだ。

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共在する人格 歴史と現在を生きるメラネシア社会:福井栄二郎(著)

書籍情報

福井栄二郎(著)春風社(出版社)2024/4/2(発売日)374(ページ数)

「人格」は文化人類学の中心テーマであり続けてきた。M.モース以降、魅力的で刺激的な議論もたくさん生まれた。だがそれはとても限定的な議論であったことも否めない。

本書の舞台となるのは太平洋に浮かぶ小島である。19世紀以降、西洋からの強大な力がこの島を飲みこむ。伝統は大きく変容し、その傷跡は現在も残されている。そのなかで彼らの「人格」はいかに変容し、持続したのか。著者の長年のフィールドワークが結実した豊穣な民族誌。

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音盤を通してみる声の近代 日本、上海、朝鮮、台湾:劉 麟玉 , 福岡 正太(監修)

書籍情報

劉 麟玉 , 福岡 正太(監修)スタイルノート(出版社)2024/3/28(発売日)272(ページ数)

19世紀に誕生した蓄音機は、20世紀に入りアジアでも急速に普及した。
西洋のクラシック音楽の輸入盤ばかりでなく、日本、中国、台湾、朝鮮でもさまざまな録音が行われ、多くの音盤(SPレコード)が発売された。

本書では、東アジア各地域におけるレコード史が、日本と関わりを持ちながら展開してきた点に言及し、レコードが東アジアに普及した背景や、複雑な構造の中で日本が音楽の伝承に与えた影響などが論じられている。

当時、欧米の外資系を含む日本のレコード会社は、東アジア各地に積極的に進出し、録音、販売を行った。
こうした東アジアのレコード産業の歴史は、グローバリゼーションのひとつの例と見ることができる。

さらに、台湾と朝鮮半島のレコード産業の発展は中国とは異なり、日本の植民地支配の影響も大きかった。
日本のレコード産業と植民地の歴史には、グローバリゼーションや資本主義、植民地主義が複雑に交錯している。

東アジアの歴史を、音盤を通して様々な角度から探求した一冊。

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世界ぐるぐる怪異紀行 どうして”わからないもの”はこわいの?:奥野 克巳(監修)

書籍情報

奥野 克巳(監修)河出書房新社(出版社)2024/3/25(発売日)192(ページ数)

「わからない」ものはどうしてこわいのか。

文化人類学者たちが世界各国の怪異をどのように受け取り、紐解くのか。自分の常識がみるみるうちに変化していく、恐ろしくも楽しい世界へご案内。

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恋する文化人類学者 結婚が異文化をつなぐとき:鈴木 裕之(著)

書籍情報

鈴木 裕之(著)KADOKAWA(出版社)2024/3/22(発売日)400(ページ数)

私と彼女のフィールドワークーー結婚相手は、アフリカのアイドルだった。

研究者の卵として、ストリート音楽をフィールドワークするためにアフリカに渡った著者。
そこで出会ったのは音楽を生業とする一人の少女だった。

未知の文化との遭遇、共感、そして結婚ーー。
「他者とつながるためには、一度、自分の殻を壊す必要がある。それは痛みを伴う」。
自らの経験を素材として文化人類学へと誘う体験的入門。

来日した妻と、ふたつのルーツをもつ娘との日常を綴った補章「ラブロマンスのゆくえ」を収録。

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一からわかる 人類と日本人の起源:加藤 長(著)

書籍情報

加藤 長(著)同時代社(出版社)2024/2/29(発売日)320(ページ数)

ヒトはどこから来たのか――。

これまでの科学的学説を紹介し、現在定説化しているものを基本にしながら、人類学、遺伝学(分子人類学)の流れを整理。

人類の誕生と進化の歴史、日本列島に渡来したホモ・サピエンスの活動などをわかりやすく解説する。

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多元世界に向けたデザイン ラディカルな相互依存性、自治と自律、そして複数の世界をつくること:アルトゥーロ・エスコバル(著)

書籍情報

アルトゥーロ・エスコバル(著)水野大二郎ほか(監修)増井エドワードほか(翻訳)ビー・エヌ・エヌ(出版社)2024/2/22(発売日)512(ページ数)

デザインが引き起こした問題を見つめ直し、デザインを通じて変容するには?

持続可能な世界へのトランジションに向けて、「デザイン」の再定義/方向転換を図る人類学者アルトゥーロ・エスコバルの『Designs for the Pluriverse』、待望の翻訳。

デザインと人類学を中心に、開発学、哲学、生態学、ラテンアメリカ研究、フェミニズム理論、仏教、音楽など様々な分野を横断しながら、西洋近代資本主義的な単一の未来ではなく、場所に根ざした複数の未来をつくるための手立てを模索する本書は、これからのデザインのあり方に大きな問い直しを迫ります。

世界中の多くのデザインスクールで課題図書として挙げられる、必読の一冊です。

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そして私も音楽になった サウンド・アッサンブラージュの人類学:小西 公大(編集)

書籍情報

小西 公大(編集)うつつ堂(出版社)2024/2/14(発売日)312(ページ数)

「音楽」は、一つの楽曲を意味する言葉にとどまらないだろう。
「音楽」には、作品そのものに本来備わる特質・構造・意味/メッセージだけでなく、それがあらゆるアクター(表現者・オーディエンス・空間や環境・音楽プレイヤーや音響機材・人間の身体/心情や音をめぐるコンテクストなど)をつなぎ合わせ、一つの塊のように統合させようとする力があるからだ。

本書では、このようにさまざまなものを編み込んでいく音楽の力(=サウンド・アッサンブラージュ)を包括的に表現し、「音楽」の持つ意味を大きく拡張していく。

世界各所で音楽や芸能に向き合ってきた人類学者、音楽教育の実践者や作曲家らが、「音が生み出される場」の豊かな描出を通じて、「音楽の力とは何か」という問いに言葉を与えようと模索する、新たな音楽の民族誌。

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RITUAL(リチュアル) 人類を幸福に導く「最古の科学」:ディミトリス・クシガラタス(著)

書籍情報

ディミトリス・クシガラタス(著)田中恵理香(翻訳)晶文社(出版社)2024/1/31(発売日)368(ページ数)

世界を変えるための「最古の科学」が「儀式」だった――。

生活や価値観が猛スピードで変化する現代。昔からある「儀式」は単調で、退屈で、無意味にみえる。でも、ほんとうに?

認知人類学者の著者は熱した炭の上を歩く人々の心拍数を測り、インドの祭りでホルモンの増減を測定。
フィールドに実験室を持ち込んで、これまで検証されてこなかった謎めいた儀式の深層を、認知科学の手法で徹底的に調査する。

ハレとケの場、両方にあふれる「儀式」の秘密と活用のヒントを探究する空前の書。

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アメリカ映画の文化副読本:渡辺将人(著)

書籍情報

渡辺将人(著)日本経済新聞出版(出版社)2024/1/26(発売日)256(ページ数)

〈7つの文化〉で紐解いていく「アメリカ」。お馴染みの著名作品から日本では劇場未公開の知られざる個性派作品、Netflixオリジナル作品やAmazonプライムなど配信系オリジナルの映画ドラマまで数多くの作品を幅広く紹介。

巻末にはアメリカのメディアや選挙現場の実務から「フィールド」を知る政治学者の著者による異色「コラム」も収録。アメリカ文化解説、映画レビュー、政治分析が折り重なった注目作。

「日本の読者として何に受け入れがたいアレルギーが残り、どんな部分に知られざる再評価できそうな面白さが眠っているか。アメリカを自然体でお伝えすることに専心し、なるべくアメリカの映画やドラマが楽しくなるような文化解説を心がけた」(本文より)

文化がわかるとドキドキや泣き笑いが真に迫る! すべての映画・ドラマファン必読の一冊。

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汚穢のリズム きたなさ・おぞましさの生活考:酒井朋子ほか(著)

書籍情報

酒井朋子, 中村沙絵, 奥田太郎, 福永真弓(編著)左右社(出版社)2024/1/17(発売日)288(ページ数)

雑草、害虫、ゴミ、悪臭、腐臭、死、排泄、にごり、汚染ーー
汚穢(きたないもの、おぞましいもの)にかかわる体験や、それを避けようとする人間の行動を掘り下げ、人類学・倫理学・環境社会学などの視点から考察する。

生きていれば避けようなく生み出される排出物を、なぜ厭わしく思うのか。
それらを見えないように隔離し、清掃・美化することはある種の暴力ではないのか。
汚穢に触れたくない、また自分の汚穢を他人に感じとらせたくないという感覚をどのように捉え、付き合っていくことができるのか。
きたないもの、おぞましいものから見えてくる世界とは?

研究者11名とアーティスト3名によるエッセイとインタビュー。

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「人新世」時代の文化人類学の挑戦 よみがえる対話の力:大村 敬一(編集)

書籍情報

大村 敬一(編集)以文社(出版社)2023/12/25(発売日)464(ページ数)

近代化の網の目からこぼれ落ちる、過剰なる他者たちの営みから、いかに人類の想像力の可能性を見出すか――。 

総勢12名の人類学者が対話・インタビュー形式で「人新世」時代を語る、最新の研究動向に迫る論集。

近代のプロジェクトが推し進めてきたグローバル・ネットワークは、地球全体を覆い尽くすまでに拡大した今日。それは、もはや地球の存在そのものが危ぶまれる、「人新世」時代へと突入したと呼ばれるようになった。
このような21世紀初頭の時代において、人類のさまざまな文化のあり方をつぶさに研究してきた文化人類学もまた、大きな岐路に立たされている。

文化人類学という学問が、80億人に達した人類について、その過去と現在を問い、その未来の限界と可能性を探究するという壮大な規模の問題を扱う実践である以上、その担い手である人類学者の立場も関心も見解も多様にならざるをえないだろう。 

本書は、こうした豊かな多様性を孕みつつ共通の感性でゆるやかにつながれた文化人類学という学問の実情をできる限りそのままに提示する試みた、文化人類学者たち自身による文化人類学という学的実践の実験的な民族誌である。

対話の形式で紡がれる本書は、現在進行中の文化人類学の実践の目的、対象、方法、意義などの一端が、地域・フィールドを異にする文化人類学者たち自身によってさまざまに語られると同時に、問答を応酬しながら相互に触発し合うことで、新たなパースペクティヴの予感を宿しながら未来の可能性を孕む種子や胚を懐胎してゆく姿を提示していく。

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出版社ポスト

平和をつくる方法 ふつうの人たちのすごい戦略:セヴリーヌ・オトセール(著)

書籍情報

セヴリーヌ・オトセール(著)山田 文(翻訳)柏書房(出版社)2023/12/13(発売日)349(ページ数)

平和構築という言葉は、私たちが何度も耳にした物語を想起させるかもしれない。ある地域で暴力が発生すると、国連が介入し、ドナーが多額の支援を約束し、紛争当事者が協定に署名して、メディアが平和を称える。そして数週間後、ときには数日後に、暴力が燃えあがる──そのような物語。

はたして、私たちに持続可能な平和を築くことなど可能だろうか? 可能だとすればどのように? そうした問いに答えるのが本書である。

著者は、善意にもとづくが本質的な欠陥を抱える「ピース・インク」と彼女が名付けるものについて──その世界に身を浸しながら(参与観察)──考察する。最も望ましくない状況であっても平和は育まれることを証明するために。

そのため、従来とは異なる問いの立て方もする。つまり、〈不思議なのは…紛争解決の取り組みが失敗するのはなぜか、ではない。ときどき大成功を収めるのはなぜか、だ〉。

そう、多くの政治家や専門家が説くのとは反対に、問題に大金を投じても解決策になるとはかぎらない。選挙で平和が築かれるわけではないし、民主主義はそれ自体が黄金のチケットではないかもしれない(少なくとも短期的には)。

では、ほんとうに有効だったものは何か。国際社会が嫌う方法だが、一般市民に力を与えることだ。地元住民主導の草の根の取り組みにこそ暴力を止めるヒントがある。そしてそれは、私たち自身の地域社会やコミュニティ内での対立の解決にも役に立つ

本書は、20年間の学びがつまった暴力を止めて平和を始めるための実践的ガイドである。

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野生のしっそう 障害、兄、そして人類学とともに:猪瀬浩平(著)

書籍情報

猪瀬浩平(著)ミシマ社(出版社)2023/11/23(発売日)304(ページ数)

知的障害があり自閉症者でもあるが、さまざまな鋭さをもった兄。障害がないとされているが、さまざまないびつさをもった弟(著者)。世間には、この兄と弟を切断する「ものの見方」があたりまえに存在する。

しかし、その分断をすり抜けてしまうある出来事が起こった。
2021年3月、緊急事態宣言の下、兄は突然しっそうする――
どこへ向かったのか? なぜしっそうしたのか?
その道筋を辿りながら見えてきたのは、兄の「たたかわない」術だった。

外なる他者、遠くの他者を扱ってきた文化人類学に、あらたな道を拓く実践の書!
「障害とともにある人類学」から始まり、「内なる他者」を対象とした人類学へと展開する、あたらしい学問のあり方。

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道を歩けば、神話 ベトナム・ラオス つながりの民族誌:樫永真佐夫(著)

書籍情報

樫永真佐夫(著)左右社(出版社)2023/11/17(発売日)312(ページ数)

文化人類学者のベトナム・ラオス紀行。

「ラオスに連れて行ってもらえませんか?」
友人S氏に頼まれて、文化人類学者はベトナム・ラオス800キロの旅に出た。
「はじまり」の地をめぐって見えてきた、民族や“くに”の「つながり」とは?
少数民族たちが独自に築いたもの、国の危機につくり出された英雄や神話、外部者たちとの交流により新たに根づいた文化などを、二国の歴史とともにたどる。

黒タイの魔女、叩き上げのアウトサイダー研究者、現地の文化プロデューサー……
国家も民族もない、神話が現実の一部だった時代、そこに生きた懐かしき人々の記憶をたどって。

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アジア発酵紀行:小倉 ヒラク(著)

書籍情報

小倉 ヒラク(著)文藝春秋(出版社)2023/11/14(発売日)288(ページ数)

発酵はアナーキーだ!
チベット~雲南の「茶馬古道」からインド最果ての内戦地帯へ――

・驚異の“高地サバイバル”発酵食〈チベットのバター茶〉 
・謎の漢方麹✕プリミティブ蒸留でつくる〈リス族の白酒〉
・ヴィンテージほど価値が高い、微生物発酵のプーアル茶
・納豆コケカレーにどぶろくを合わせるネパールの発酵×スパイス文化
・インド最果ての地で、アジア最古の糀文化を守り続けてきた一族……etc.

前人未到の旅がいま幕をあける!
壮大なスケールでアジアの発酵文化の源流が浮き彫りになる渾身作。

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異文化へのアプローチ 文化人類学入門:中生勝美(著)

書籍情報

中生 勝美(著)北樹出版(出版社)2023/10/10(発売日)157(ページ数)

異文化接触に伴う緊張のなかでも、衝突をかわし、差別を避けながら、ともに生きていく人類の知恵とは。

狩猟、婚姻、紛争などの人類学の基本的なテーマを、日本で編まれた民族誌を基礎に丁寧に解説。

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万物の黎明 人類史を根本からくつがえす:デヴィッド・グレーバーほか(著)

書籍情報

デヴィッド・グレーバー, デヴィッド・ウェングロウ(著)酒井 隆史(翻訳)光文社(出版社)2023/9/21(発売日)708(ページ数)

負債論』『ブルシット・ジョブ』のグレーバーの遺作、ついに邦訳。
「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー。
考古学、人類学の画期的な研究成果に基づく新・真・世界史!

私たちの祖先は、自由で平等な無邪気な存在(byルソー)か、凶暴で戦争好きな存在(byホッブズ)として扱われてきた。
そして文明とは、本来の自由を犠牲にする(byルソー)か、あるいは人間の卑しい本能を手なずける(byホッブズ)ことによってのみ達成されると教えられてきた。

実はこのような言説は、18世紀、アメリカ大陸の先住民の観察者や知識人たちによる、ヨーロッパ社会への強力な批判に対するバックラッシュとして初めて登場したものなのである。

人類の歴史は、これまで語られてきたものと異なり、遊び心と希望に満ちた可能性に溢れていた。

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はじめての人類学:奥野克巳(著)

書籍情報

奥野克巳(著)講談社(出版社)2023/8/23(発売日)224(ページ数)

「人間の生」とは一体何なのか。

今から100年前、人類学者たちはその答えを知ろうとしてフィールドワークに飛び出した。

マリノフスキ、レヴィ=ストロース、ボアズ、インゴルドという4人の最重要人物から浮かび上がる、人類学者たちの足跡とは。

これを読めば人類学の真髄が掴める、いままでなかった新しい入門書!

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オッス!食国 美味しいにっぽん:小倉 ヒラク(著)

書籍情報

小倉 ヒラク(著)KADOKAWA(出版社)2023/7/19(発売日)256(ページ数)

発酵文化のスペシャリストが日本古来の食文化を神饌をキーワードに紐解く

発酵をめぐる旅を続ける著者が、その土地ごとの食のありかたを観察するなかで見えてきた、人々の暮らしや気候風土、死生観や政治経済。古代の日本人たちが感じていた食の世界にタイムスリップする1冊です。

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生きる智慧はフィールドで学んだ 現代人類学入門:山口未花子ほか(著)

書籍情報

山口 未花子 , ケイトリン・コーカー , 小田 博志(著)ナカニシヤ出版(出版社)2023/4/27(発売日)228(ページ数)

身体を生き、動物を感じ、生命に覚醒する―――

身体、動物、生命という3つの視点から、〈自然〉と〈文化〉の二元論を克服し、それらをつなぎ直す人類学への誘い。

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ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと:奥野克巳(著)

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奥野克巳(著)新潮社(出版社)2023/4/26(発売日)388(ページ数)

やらかしても謝らない!
屁が目覚まし代わり!?
子育ては共同体で
死者の独特な悼み方

凝り固まった価値観から自由になれる!
今を生きる狩猟採集民プナンの驚くべき生活。

ボルネオ島の森で、狩猟採集中心の暮らしを営む人々、プナン。
彼らは借りたものを壊しても謝らず、礼も言わない。
感謝や反省の概念がないのだ。
所有感覚も希薄で、食料は皆で分け合い、子どもも実子養子の区別なく育てられる。

長年フィールドワークを続ける著者は、資本主義にとらわれないプナンとの生活の中で、人間の生の可能性を思考していくーー。

常識をひっくり返す、刺激に満ちた一冊。

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子どもの文化人類学:原ひろ子(著)

書籍情報

原ひろ子(著)筑摩書房(出版社)2023/1/12(発売日)272(ページ数)

極北のインディアンたちは子育てを「あそび」とし、性別や血縁に関係なく楽しんだ。親子、子どもの姿をいきいきと豊かに描いた名著。 
解説 奥野克巳

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極北の雪原に生きる狩猟民ヘヤー・インディアンたちにとって、子育ては「あそび」であり日々のこの上ない楽しみだった。
ジャカルタの裏町に住むイスラム教徒は、子どもの喧嘩を「本人同士のビジネス」と言って止めずに眺めていた。
本書は、環境や習慣が異なる社会における親子、子どものありかたをいきいきと描き出した文化人類学的エッセイである。
どのような社会に生まれても子どもは幅広い可能性を内包しながら成長していくことが、みずからのフィールドワーク経験をもとにつづられる。
鮮彩なエピソードの数々が胸を打つ名著。
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成長の道はひとつではない
子どもの豊かな可能性をひらく名著

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評判・口コミ、書籍内容イメージ

これからの時代を生き抜くための 文化人類学入門:奥野 克巳(著)

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奥野 克巳(著)辰巳出版(出版社)2022/6/21(発売日)272(ページ数)

「人新世」というかつてない時代を生きるには、《文化人類学》という羅針盤が必要だ。

ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」と行動をともにしてきた人類学者による、“あたりまえ"を今一度考え直す文化人類学講義、開講!! 

本書は、ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」との日々を描いたエッセイ『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』が話題となった人類学者・奥野克巳による、私たちの社会の“あたりまえ"を考え直す文化人類学の入門書になります。

シェアリング、多様性、ジェンダー、LGBTQ、マルチスピーシーズ…といったホットワードを文化人類学の視点で取り上げ、《人新世》と呼ばれる現代を生き抜くためのヒントを、文化人類を通して学んでいく一冊です。

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評判・口コミ

よくわかる文化人類学 [第2版]:綾部恒雄ほか(編集)

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綾部恒雄, 桑山敬己(編集)ミネルヴァ書房(出版社)2010/2/25(発売日)240(ページ数)

学界の最前線で活躍している研究者が文化人類学の主要なテーマをやさしいことばで解説し、その面白さと奥深さの両方を伝える。

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文化人類学入門(増補改訂版):祖父江孝男(著)

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祖父江孝男(著)中央公論新社(出版社)1990/2/1(発売日)289(ページ数)

文化人類学とは、社会・文化・経済・宗教をはじめ諸分野にわたって、またそれぞれに異なる世界の民族を比較検証する広範な研究対象を視野に収めた学問である。

その方法論として、フィールド・ワークによる具体的でしかも忍耐強い実証的な調査が重視される。

本書は、この多岐にわたる学問を系統的に要約整理した入門の書として、1979年刊行以来、多くの読者を得て版を重ねてきたものを増補改訂し、学界の新しい情報を提供する。

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文化人類学 よくある質問と回答

文化人類学について、初心者からよくある質問と回答を5つ紹介します。

文化人類学とは何ですか?

回答: 文化人類学は、人間の文化的多様性を研究する学問分野です。

これには、言語、宗教、社会構造、芸術、経済システム、日常生活の慣習など、さまざまな文化的側面が含まれます。

文化人類学者は、異なる社会や文化グループを比較し、人間行動と文化的表現の理解を深めることを目的としています。

文化人類学の研究方法にはどのようなものがありますか?

回答: 文化人類学の主な研究方法には、参与観察、インタビュー、文献調査、調査研究、ケーススタディなどがあります。

参与観察は特に重要で、研究者がコミュニティに入り込み、その文化を内側から学ぶ方法です。

これにより、その文化における行動様式や価値観を深く理解することができます。

文化人類学で研究される主なトピックにはどのようなものがありますか?

回答: 文化人類学で研究されるトピックには、家族構造、宗教的信仰と儀式、言語使用、民族間の相互作用、性別役割、経済活動、政治システムなど、人間社会のほぼすべての側面が含まれます。

また、グローバリゼーション、移民、アイデンティティ、環境問題など、現代社会の問題に関する研究も行われています。

文化人類学は他の人類学の分野とどのように異なりますか?

回答: 人類学には、文化人類学の他に、社会人類学、考古学、生物人類学、言語人類学などの分野があります。

社会人類学は文化人類学と密接に関連していますが、より社会的な関係や構造に焦点を当てます。

考古学は過去の人類の遺物や文化を研究し、生物人類学は人間の生物学的進化を扱います。言語人類学は、言語と文化の関連を探ります。

文化人類学の知見はどのように実用的に活用されますか?

回答: 文化人類学の知見は、国際関係、教育、公衆衛生、人権擁護、市場調査、製品開発、多文化間コミュニケーションなど、多岐にわたる分野で実用的に活用されます。

異なる文化間の相互理解を深めることで、効果的な国際協力やビジネス戦略の策定、社会政策の形成に貢献します。

また、多文化社会における教育や公共サービスの質の向上にも役立てられます。

文化人類学のスキルが活かせる職種とは?

文化人類学は、人間の文化的多様性とその背景にある社会構造や信念システムを研究する学問分野です。

この分野の知識や経験を習得することによって、以下のような幅広い職種で仕事を担当することができます:

  1. 大学教員/研究者:
    • 大学や研究機関で文化人類学を教えるとともに、研究プロジェクトを行います。学術論文の執筆や学会での発表など、学問の発展に貢献します。
  2. 市場調査アナリスト:
    • 消費者の行動や嗜好、文化的背景を理解するために、文化人類学の手法を活用します。製品開発やマーケティング戦略の策定に役立つ洞察を提供します。
  3. NGO/国際機関のスタッフ:
    • 開発援助プロジェクトや人道支援活動において、地域社会の文化的背景を理解し、プログラムの設計や実施を行います。
  4. 文化財保存スペシャリスト:
    • 歴史的建造物や文化的伝統を保護・保存するための活動に携わります。地域社会の文化遺産の価値を高めるための研究や教育プログラムを実施します。
  5. ユーザーエクスペリエンス(UX)リサーチャー:
    • ウェブサイトやアプリケーションのデザインプロセスにおいて、ユーザーの行動やニーズを理解するための調査を行います。文化人類学的な視点から、より使いやすく意味のある製品設計に貢献します。
  6. コンサルタント:
    • 企業や組織に対して、組織文化の評価や変革、多様性と包摂性の促進に関するアドバイスを提供します。文化的洞察を活用して、組織のパフォーマンス向上に貢献します。
  7. ジャーナリスト/ライター:
    • 文化的なテーマに関する記事や書籍を執筆します。世界各地の社会や文化に関する深い理解をもとに、読者に新たな視点を提供します。
  8. コミュニティ開発スペシャリスト:
    • 地域社会の発展に貢献するプログラムやイニシアティブを立案・実施します。地域の文化的背景を尊重しつつ、社会的・経済的な課題の解決に取り組みます。

文化人類学の知識や経験は、グローバル化が進む現代社会において、文化的な違いを理解し、様々な背景を持つ人々と協働する能力を高めます。

これらのスキルは、教育、研究、ビジネス、開発、デザインなど、多岐にわたる分野で価値があります。

まとめ

文化人類学について知りたい人のために、おすすめの本を紹介しました。

まずはじめに、文化人類学がわかる本のおすすめ3選を紹介しました。

さらに探したい人のために、名著・ロングセラー本最新の本など(目次を参照)を紹介しました。

あなたの興味関心にあった本をみつけて、ぜひ読んでみてください!


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