民俗学について知りたい人のために、おすすめの本を紹介します。
民俗学とは、人々の日常生活、伝統、習俗、口承文化などを研究する学問。地域ごとの生活様式、祭り、食文化、衣服、民話といった文化的実践を通じて、社会のアイデンティティや価値観を探求します。これらの知識は、現代社会においてもその地域の文化的連続性を理解し、文化の多様性を保護するのに不可欠です。
まずはじめに、民俗学がわかる本のおすすめ3選を紹介します。
さらに探したい人のために、名著・ロングセラー本、最新の本など(目次を参照)を紹介します。
あなたは、次のどれに当てはまりますか?
- 学生:文化、伝統、および社会の民俗学的側面を学びたい。
- 研究者:地域の文化、伝説、習慣、信仰を研究し、文化的アイデンティティを保存したい。
- 教育者:学校や大学で民俗学のコースを教え、学生に文化的多様性を理解させたい。
- 作家やストーリーテラー:文化的背景をもつ物語や伝承を収集し、伝えたい。
- 歴史愛好家:特定の地域やコミュニティの歴史と文化に興味がある。
- アンソロポロジスト:人類学の一分野として民俗学を研究したい。
- 図書館員や博物館の専門家:民俗学的コレクションや展示を管理し、一般に紹介したい。
- 文化保護活動家:地域の文化遺産を保存し、次世代に伝えたい。
- 旅行愛好家:訪れる地域の文化的背景と民俗を理解し、深い体験を求める。
- 地域コミュニティのメンバー:自分たちの文化的遺産を理解し、保存する方法を学びたい。
あなたの興味関心にあった本をみつけて、ぜひ読んでみてください!
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民俗学の本 おすすめ3選
民俗学がわかる本のおすすめ3選について、書籍情報と評判・口コミを紹介します。
民俗学入門
書籍情報
普通の人々が営む日々の暮らしを深く知り、驚く。
人生と生活の細部に直に触れ、世界の奥行きに畏怖しながら、複数の歴史を「私(たち)」からつかみ出す。繰り返される過ちから目をそらさず、よりよい未来を考えたい。
これが民俗学のエッセンスである。「人間にかかわることすべて」に開かれた、野心的な「共同研究」への誘い。
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評判・口コミ
民俗学
書籍情報
民俗学って何だ? 戦後の民俗学を発展させた泰斗による、決定的テキスト。
人々の日常への探究は、いかに始まり、どう展開し得るか。これを読めば全体像がわかる!ハレとケ、山民/海民、カミとホトケ、ケガレ、女性と子ども……。
人々の営みを学として探究するための最重要事項を、初歩から核心まで明快平易に講義。近世の萌芽から柳田国男、南方熊楠、折口信夫らに至る研究史をふまえ、さらには都市の民俗などアクチュアルな学問としての可能性を展望する。
amazon.co.jp書籍情報より引用
評判・口コミ
現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす
書籍情報
身近な現象から、民俗学の面白さに迫る!
なぜトイレにはスリッパがあるの?
火葬場で箸わたしをするのはどうして?
そのヒントは、民俗学にありました。民俗学の知識を使って、ネット上の美談からLGBTQIA+まで、現在の世の中の各所に潜むいろいろな疑問や話題を取り上げ、豊富な図解とともにわかりやすく解説します。
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民俗学は現代社会でも使える、生きた学問だった!
評判・口コミ
民俗学の名著・ロングセラー本
民俗学についての名著やロングセラー本を紹介します。
民俗学がわかる事典
書籍情報
身近で素朴な疑問から基礎知識や用語まで、これ一冊でまるわかり!
amazon.co.jp書籍情報より引用
「なぜ敷居を踏んではいけないのか?」「ひな人形はなぜ3月3日を過ぎたら飾ってはだめ?」「ハレとケとは何か?」等、日本古来の習わしや不思議な言い伝え、民俗学の基本用語など全150項目超を解説。
評判・口コミ
はじめての民俗学 怖さはどこからくるのか
書籍情報
科学技術の発達した現代の都市社会においても、人々が強い関心を寄せつづける、妖怪・オカルトなどの「不思議な現象」。
そのような心の源流にあるのは、いったい何なのだろうか。
脈々と生き続ける、日本人の隠れた意識を探り当てるのに、民俗学はすぐれた力を発揮する。本書は、民俗学の入門的な知識と、学問としての流れをはじめの一歩から解説。
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さらには、エンガチョ、消えるタクシー客など、都市のフォークロアに適用して、身近な「怖さ」の裏にひそむ非合理的思考や神秘主義へのあこがれを読み解き、現代の民俗学の可能性を探る。
評判・口コミ
生きづらさの民俗学 日常の中の差別・排除を捉える
書籍情報
柳田國男の問い「何故に農民は貧なりや」から始まった自己内省の学は、今日あらたに問いをたてなおし、とにもかくにも〈しんどい〉現代社会への探求の扉をふたたび開く。
「何故我々は生きづらいのか?」
本書は、民俗学に初めて触れる読者を想定した「入門書」である。わたしたちの社会のいたるところにみられる差別や排除、「生きづらさ」というテーマを民俗学はどう考えることができるか、そしてそこに立ちあらわれる民俗学とは何か。
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評判・口コミ
最新の民俗学の本
近日発売予定やこれまでに発売された民俗学の関連書籍を紹介します。
7月に発売される民俗学の関連書籍は見つかっていません。
宮本常一 逸脱する民俗学者
書籍情報
観察者の位置を超え、民俗学者を逸脱し、徹底的な資料分析と聞取りで構築した宮本総合学の姿。
『宮本常一─逸脱の民俗学者』新装版。
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NHK 100分 de名著 宮本常一『忘れられた日本人』 2024年6月 (NHKテキスト)
書籍情報
名もなき人々の営みに、真の歴史があった
柳田国男、折口信夫と並ぶ民俗学の巨人・宮本常一。
彼は、各地の歴史や文化、産業などの民俗学的調査を進めるなかで、自らの足で日本列島をすみずみまで歩き、人々から膨大な話を聞いた。
それを通して触れた人々の生活意識や文化の奥深さ・多彩さを、既存の民俗学の方法を超えて、紀行、座談、聞き書き、随筆など様々な手法を用いて浮かび上がらせたのが『忘れられた日本人』だ。伝統的な歴史叙述には描かれてこなかった無名の人々=「庶民」が育んできた“小さな歴史”をひもとくことで、いまなお私たちのうちに息づく文化の基層をたどる。
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同時に、そこに存在したユニークな「公共性」「民主主義」から、現代社会に通じるヒントを読みとく。
異界にふれる ニッポンの祭り紀行
書籍情報
日常を生き抜くために、非日常の旅をする―出会ったのは、多種多様な来訪神、踊り、祈り、そしてそれをつなぐ地域の人びとの姿。
よそ者が地域の習俗に飛び込み、祭りとともに生きる住民とふれ合い見えたものとは。
北は秋田男鹿半島から南は沖縄宮古島まで、全国18ヶ所の地域に伝わる祭りや年中行事を丁寧に取材し異界にふれた「非日常=ハレ」の旅。
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調査されるという迷惑 増補版
書籍情報
ハンディなフィールド・ワークの⼿引として2008 年の初版以来7刷を重ねた本書は、⽂化⼈類学や⺠俗学の初学者向け副読本としてだけでなく、理系のフィールド・ワーカーにも、地域づくりや援助、医療・看護・福祉のケアの現場でも広く読まれてきた。
今や誰もがする運転にフィールド・ワークを例えるなら、この本は免許更新時に⾒せられる交通事故のビデオだ。
今回(2023年4月)の増補で、宮本常⼀の初めてのアフリカでの⼼あたたまるエピソードと、1978年からコンゴ⺠主共和国に通って“⽇系アフリカ⼈”となった安渓遊地・安渓貴⼦のアフリカ経験を加え、異⽂化体験の多彩さを踏まえて、万⼀の事故にも絶対にひき逃げしない覚悟はあるかを問う。
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一年に一度しか会えない日本の「来訪神」図鑑
書籍情報
日本古来の神々は、神社や神木・山など所定の場所に宿り、参拝者を待ちますが、「来訪神」は、一年に一度、神様のほうからその土地にやってきます。
一年に一度しか会えないハレの日に訪れる神々は、ご利益をもたらしに来てくれる夢のある存在。
来訪神の仮面や装束は、日本各地の土地柄や個性が反映され、地域によって時折驚くような奇抜な姿をしているところが魅力的です。多彩で個性的な来訪神を、ゆるいイラストと文章で紹介します。
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すぐ忘れる日本人の精神構造史 民俗学の視点から日本を解剖
書籍情報
いくら外国を真似ても、結局日本人は日本人!
生活が苦しくても「しかたがない」と我慢する、責任追及をせず問題点をふわっとさせたまま何となく進み、やがて忘れる――そんな日本人の思考や行動の傾向性は「稲作を土台に、律令制+荘園制+武家政権の時代」を経て培われてきたといえる。本書では日本の歴史の経歴、慣習の積み重ねを民俗学の視点から歴史を追跡することで、どうやってそのような日本人が育まれたのかを知り、これからの社会のあり方、日本人のあり方を考える。
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日本にあるのは「宗教」ではなく「信仰と学問」、「民主主義」や「人権」の理解は欧米とは異なる日本流、明治政府の体制は西洋化のと思いきや古代律令国家の体制の復活、など、いわゆる「日本史」を通して学ぶだけでは見えない視点が、民俗学の視点を通すことで浮かび上がってくる。
民俗学からみる列島文化
書籍情報
列島に残る民俗事象を掘り起こし、「いくつもの日本」を明らかにする。
東と西、北と南、表日本と裏日本など、いくつもの文化的差異がある列島文化を、蓄積された日本民俗学の民間伝承の視点と方法をもとに、現在も「しきたり」や「ならわし」などとして残る民俗事象を研究する論考集。
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語りかける柳田國男
書籍情報
柳田國男のテキストを表現や構成の特徴から検討し、時代状況を背景にした読み手や現実へのはたらきかけを明らかにする。
著作内容と時代状況、読み手が関わり合う場として、柳田の論説には何がどのように書かれているのだろうか。
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佳き結婚相手をお選びください 死がふたりを分かつ前に
書籍情報
異端の民俗学者にして探偵――桜小路光彦登場!
海堂財閥の創業者・右近が残した異様な遺言。
それは同家に縁がありながらも、理不尽な扱いを受けていた美雪にすべての財産を渡すというものだった。
条件は海堂家の三兄弟のだれかと一ヶ月以内に結婚すること――。
それが惨劇のはじまりだった。ある夜、結婚相手にと名乗り出た次男の月弥が同家の別えびす伝説に見立てられて変死を遂げ、美雪は否応なく遺産相続に巻き込まれていく。
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そして招かれた、異端の民俗学者にして探偵の桜小路光彦が連続殺人の謎に挑む。
生産と消費 (講座日本民俗学 5)
書籍情報
生活の組み立てとその変化を衣食住の分野で見直し、また自然との関係性のなかでさまざまな智恵と技術を生み出し伝承してきた農山漁村での人間として等身大の生産活動を取り上げる。
さらに資源や環境という視点が日々の暮らしのなかでも重視されるようになった生産と消費をめぐる現代的な視点も検証して現代の実態を論じる。
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それいけ! 妖怪旅おやじ
書籍情報
あの名コンビが、知られざる伝説地を目指して西へ東へ。愛憎半ばの珍道中!
名所から穴場まで、おばけの伝説地を目指して西へ東へ!
“あの”名コンビ+αが、全国各地に点在する伝説地を訪ね歩く。茨城の旧家に受け継がれてきた「河童の妙薬」を譲り受ける。
鬼のスーパースター・酒呑童子と茨木童子の出生地を探して新潟へ。
高い山が少ない房総半島で、あえて天狗を訪ねる。
『稲生物怪録』の舞台・広島には京極夏彦氏も参加。
江戸の七不思議から「妖怪」を七つピックアップ。
国道16号沿いに分布するダイダラボッチ伝説を強行軍で巡る。
伊豆大島に伝わる民間信仰「日忌様」の謎を追う。
九尾の狐と殺生石を求めて栃木と福島へ――。ときに手を取り合い、ときに罵り合い、一喜一憂しながら「妖怪馬鹿」が各地を廻る。
妖怪ライター・村上健司による探訪記&妖怪研究家・多田克己による解説で、ゆるく、深く楽しめる!
今日からあなたも妖怪旅おやじ!?雑誌「怪と幽」創刊号から続く人気企画が待望の書籍化。
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クィアの民俗学 LGBTの日常をみつめる
書籍情報
「奇妙な」「風変わりな」といった意味をもつクィア(Queer)。
性的マイノリティたちが、自分たちを指し示す言葉として用いてきた。民俗学の視点で、LGBTと呼ばれる人びとの日常的な営みを捉える七つの論考集。
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日本民俗学の萌芽と生成 近世から明治まで
書籍情報
「古風」の発見によって江戸時代に芽生えた民俗的関心は、明治以降の近代化の中で、触発・融合・反発を繰り返し、やがて柳田國男という大河に注ぎ込む。
学史の丹念な整理から描き出す、日本民俗学誕生前夜の鳥瞰図。
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民俗のこころ
書籍情報
「私の茶碗」「私の箸」等、日本人以外には通じない感覚。
こうした感覚を手がかりに民衆の歴史を描き直した民俗学の名著を文庫化。
解説 夏目琢史
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長い年月をかけて積み重ねられてきた生活習慣は知らずしらずのうちにわれわれの精神や行動を規制している。
家族それぞれの箸や茶碗が決まっており、自分以外はそれを使ってはならないというのはその代表例だろう。高取正男はこの日本人の無意識下にある感覚「ワタクシ」に着目し、現在の社会問題や歴史的事象の背景を探ろうとした。
その際高取が重視したのは生活文化の変遷を凝視することであり、民俗調査を行い古老と向き合う中で実際に自分の内部にもひそむ日本的思考に気づくことだった。民俗学と歴史学を取り結び、新しい歴史記述のあり方を模索した記念碑的名著。
amazon.co.jp書籍情報より引用
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私の中の日本に気づく
理屈抜きの拒絶反応や禁忌によってのみ姿を見せる
近代以前から引き継いだ日本人の深層意識
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日本人とはなにか〈増補版〉
書籍情報
新生日本のために日本人の特性を見つめ掘り下げた、柳田学の核心部。
旧版に折口対談「日本人の神と霊魂の観念そのほか」など大増補。
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感情の民俗学 泣くことと笑うことの正体を求めて
書籍情報
私たちの感情は〈ならわし〉によってつくられる?
内側からこみあげてくるように感じられる「感情」。
しかし、喜怒哀楽は、時代や慣習によって変わる。つかみづらい感情の正体をもとめて、民俗学をひもとく。
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宗教民俗学
書籍情報
「日本人の信仰」というものがあるとすれば、それはいかなる環境下で受容され、育まれてきたのか。
民俗学の見地から日本宗教史へとアプローチし、前近代において最も身近な共同体であった村落を基盤に醸成された日本的信仰の淵源をたずねる。
「幻想としての宗教」「村を訪れる人と神」「地蔵菩薩と民俗信仰」「救世主としての教祖」など、著者の真骨頂ともいうべき民間信仰史に関する12篇の論考を精選。
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宮本常一 〈抵抗〉の民俗学
書籍情報
宮本常一は敗北したのか
ポスト高度経済成長期の日本において、疲弊する離島の人びとに寄り添い、彼らの自立を促すために奔走した宮本常一の思想や行動は完全なる敗北だったのか。
たんなる民俗学者ではなく、地方の代弁者として活動した宮本常一の思想の核心に迫る。
柳田国男、南方熊楠、折口信夫と並ぶ民俗学界のビッグネーム――宮本常一。本書では、斯界の巨人としてではなく、当時広がっていた地域文化運動を構成する一個人としての宮本に着目し、行政と地域住民とのあいだを取り持ち、運動を自律的なものへと導こうとした、メディエーターとしての宮本常一に焦点をあて、地方の代弁者として活動した宮本常一の思想の核心に迫る。
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評判・口コミ
霊魂の民俗学 日本人の霊的世界
書籍情報
出産・七五三・葬送など、いまも残る日本人の生活儀礼には、いかなる独特な「霊魂観」が息づいているのか。
民俗学の泰斗が平明に語る。
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評判・口コミ
民俗学 ヴァナキュラー編 人と出会い、問いを立てる
書籍情報
日々の暮らしの「あたりまえ」を問い直し、独特の造形・行為を見出す行為から、新しい民俗学がはじまる!
ヴァナキュラーとは「人々の生活から育まれた」固有な文化である。
現代を生きるわたしたちは、いくつもの小さなコミュニティを同時に生きている。学校や職場、地域社会や家族、ネットの世界にも、人の営みはあらゆるレベルでヴァナキュラーを生み出し続け、そこには素朴な問いが潜んでいる。
amazon.co.jp書籍情報より引用
みずから問いを見出し、それと付き合い続けるのが、本当の意味でのフィールドワークであり、ここに民俗学をまなぶ意義がある。
評判・口コミ
民俗学の思考法 〈いま・ここ〉の日常と文化を捉える
書籍情報
▼「生きる技法」を捉える
いま・ここにある人びとの生を、その生活や日常、文化を、ミクロな視点と同時代の世相や社会との絡みのなかで捉える民俗学。
だから、SNSも科学技術もグローバリゼーションだって扱う。
民俗学の基本的な考え方を初学者向けにわかりやすく解説する、決定版テキスト!民俗学の重要な概念や人名、理論、事例などを丁寧に解説するキーワード集36を収録。
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評判・口コミ
禁忌習俗事典 タブーの民俗学手帳
書籍情報
AmazonのAudible(オーディブル)聴き放題で体験できる書籍です。
「忌む」とはどういう感情か。
ここに死穢と差別の根原がある。日本各地からタブーに関する不気味な言葉、恐ろしい言葉、不思議な言葉、奇妙な言葉を集め、解説した読める民俗事典。
amazon.co.jp書籍情報より引用
全集未収録。
評判・口コミ
みんなの民俗学 ヴァナキュラーってなんだ?
書籍情報
民俗学が田舎の風習を調べるだけの学問というのは誤解だ。
キャンパスの七不思議やわが家のルール、喫茶店モーニングやB級グルメといった現代の日常も、民俗学の視点で探ることができる。
本書ではこれらの身近なものをヴァナキュラーと呼んで“現代民俗学"の研究対象とした。
発祥の経緯やその後の広がりを、数々のユニークなフィールドワークで明らかにする。
amazon.co.jp書籍情報より引用
評判・口コミ
民俗学によくある質問と回答
民俗学について、初心者からよくある質問と回答を5つ紹介します。
民俗学とは何ですか?
回答: 民俗学は、特定の文化や地域における伝統、習慣、信仰、物語、芸術、儀式などの民間文化を研究する学問分野です。
これは、そのコミュニティがどのように世界を理解し、自らのアイデンティティを形成しているかを探求することに重点を置きます。
民俗学で研究される主なトピックにはどのようなものがありますか?
回答: 民俗学で研究されるトピックには、民話や伝説、祭りや儀式、民族音楽、民族舞踊、伝統工芸、民俗医学、地域の言い伝え、生活習慣などがあります。
これらの研究を通じて、文化の多様性や特定の社会内での文化的意味が明らかにされます。
民俗学の研究方法にはどのようなものがありますか?
回答: 民俗学の研究方法には、フィールドワーク、口述歴史の収集、文献研究、参与観察、インタビューなどがあります。
これらの方法を通じて、研究者は文化的実践や信念システムを詳細に調査し、その文化的意義を理解することができます。
民俗学はどのように社会に役立ちますか?
回答: 民俗学は、文化の多様性を理解し、異なる文化間の共通点と相違点を探ることで、異文化間の理解と尊重を促進します。
また、文化遺産の保存と伝承にも貢献し、地域コミュニティのアイデンティティと自己認識を強化することにも役立ちます。
民俗学の研究は現代社会にどのように適用されますか?
回答: 現代社会において、民俗学の研究は地域文化の活性化、観光開発、教育プログラム、文化政策の策定、マルチメディアや芸術プロジェクトなどに適用されます。
また、グローバリゼーションや社会的変化の影響を理解する上で重要な視点を提供し、文化的アイデンティティや地域社会の持続可能な発展に対する洞察を深めるのに役立ちます。
民俗学のスキルが活かせる職種とは?
民俗学は、文化的慣習、伝承、民間信仰、生活様式など、人々の日常生活に根ざした文化を研究する学問分野です。
民俗学に関する知識や経験を習得することによって、以下のような多様な職種で仕事を担当することができます:
- 大学教員/研究者:
- 大学や研究機関において、民俗学の教授や研究を行います。学術論文の執筆、学会での発表、新しい研究プロジェクトの開発などを担当します。
- 博物館/文化施設のキュレーター:
- 博物館や文化施設で、展示の企画・運営を担当します。民俗学的なコレクションの管理、教育プログラムの開発、公開講座の実施などを行います。
- 文化政策プランナー:
- 地方自治体や文化機関で、地域の文化保存・振興に関する政策やプログラムの立案に携わります。地域の伝統や文化遺産の価値を再評価し、文化的アイデンティティの強化を図ります。
- 伝統芸能の指導者/実践者:
- 民俗音楽、舞踊、劇など、伝統的な芸能の保存と継承に関わります。実践活動のほか、ワークショップや教室を開いて後進の育成にも努めます。
- ヘリテージマネージャー:
- 歴史的建造物や文化的ランドマークの保全と活用を担当します。観光資源としての価値を高めるための計画を立案し、地域社会との連携を図ります。
- 民俗コンサルタント:
- 企業や団体に対して、文化的側面からの商品開発やイベント企画、地域振興策などに関するアドバイスを提供します。民俗学的な視点を活用して、プロジェクトの独自性と魅力を高めます。
- 文化ジャーナリスト/ライター:
- 新聞、雑誌、ウェブメディアなどで、文化や伝統に関する記事や特集を執筆します。取材を通じて、地域の文化や民俗行事を紹介し、広く情報を発信します。
- 民俗資料のアーカイビスト:
- 文書、写真、音声記録など、民俗学的な資料の収集・保存・管理を行います。デジタルアーカイブの構築や資料の公開にも関わります。
民俗学に関する知識や経験を持つ人材は、文化的な価値を理解し、それを保護・伝承・活用するための重要な役割を果たします。
地域社会の活性化、文化的アイデンティティの強化、教育や観光への貢献など、その活動範囲は広いです。
まとめ
民俗学について知りたい人のために、おすすめの本を紹介しました。
まずはじめに、民俗学がわかる本のおすすめ3選を紹介しました。
さらに探したい人のために、名著・ロングセラー本、最新の本など(目次を参照)を紹介しました。
あなたの興味関心にあった本をみつけて、ぜひ読んでみてください!
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