ダイバーシティについて知りたい人のために、おすすめの本を紹介します。
ダイバーシティとは、多様性を認め、尊重すること。年齢、性別、人種、宗教、性的指向、身体的特徴、文化的背景など、人々の持つさまざまな違いを価値あるものと捉え、包括する考え方です。ダイバーシティは、創造性とイノベーションを促進し、より公平で豊かな社会を築くための重要な鍵。互いの違いを認め合い、一緒に成長していくことが目指されます。
まずはじめに、ダイバーシティがわかる本のおすすめ3選を紹介します。
さらに探したい人のために、名著・ロングセラー本、最新の本など(目次を参照)を紹介します。
あなたは、次のどれに当てはまりますか?
- 経営者やビジネスリーダー:組織内での多様性と包括性を推進し、労働環境を改善したい。
- HRプロフェッショナル:多様な従業員の採用、育成、管理の戦略を学びたい。
- ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)担当者:多様性の価値を高めるためのプログラムを開発し、実施したい。
- 教育者:学生や教職員に多様性の重要性を教え、理解を深めるカリキュラムを提供したい。
- 社会活動家:社会的、文化的、または経済的多様性の推進に関心がある。
- コンサルタント:企業に多様性と包括性の改善戦略を提案し、導入をサポートしたい。
- 政策立案者:公共政策において多様性の重要性を考慮し、実施したい。
- 研究者:多様性に関する社会科学の研究に従事している。
- 個人開発に興味がある人:多様性を理解し、個人的な知見や経験を広げたい。
- 組織内での多様性トレーニングを担当する人:従業員向けの効果的なトレーニングやワークショップを企画したい。
あなたの興味関心にあった本をみつけて、ぜひ読んでみてください!
ダイバーシティの本 おすすめ3選
ダイバーシティがわかる本のおすすめ3選について、書籍情報と評判・口コミを紹介します。
ダイバーシティ&インクルージョン経営 これからの経営戦略と働き方:荒金 雅子(著)
書籍情報
~エクスクルーシブ(排他的)な組織から、インクルーシブ(受容的)な組織へ!!~
近年、組織ではLGBTや障害者、外国人、高齢者などの属性だけでなく、ライフスタイルやキャリア志向、働き方など様々な多様性への取り組みが進んでいます。
多様性への理解が大きく前進する一方で、時に対立や衝突、分断の火種となり、より複雑な問題につながることも少なくありません。
望む成果を手に入れるためには、多様性がもたらす混沌や不安定な状態を乗り越えることが必要です。それらの問題を解決するためには、ダイバーシティだけでなく、インクルージョンが重要です。
インクルージョンとは、多様な人たちを尊重し受け入れ、つながろうという意思を持ち、そのつながり方を積み重ねていくことです。
また、インクルージョンは、多様性からイノベーションや新しい価値等を生み出すための大切なキーワードでもあります。
ダイバーシティ経営がうまくいかない背景には、多くの企業がインクルージョンの重要性に気づいていないことが考えられます。本書では、ダイバーシティ経営の次の一歩となる、ダイバーシティ&インクルージョン経営について述べるとともに、迷走するダイバーシティ推進企業が抱えるシステムや構造に潜む問題を明らかにし、解決のために取り組むべき方策を紹介しています。
また、エクスクルーシブ(排他的)な組織からインクルーシブ(受容的)な組織へ転換するために、テーマや属性ごとに留意したいポイントを解説しています。これからダイバーシティ推進に取り組みたいと考えている方々や、さらに取組みを加速し、ダイバーシティ&インクルージョン経営を成果につなげたい方々にとって、大変有益な内容となっています。
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評判・口コミ
ダイバーシティ・マネジメント入門 経営戦略としての多様性:尾﨑 俊哉(著)
書籍情報
女性や外国人をはじめ、さまざまな人材の活用をめざすダイバーシティ・マネジメント。
組織における人材の多様性の実現は、新たな競争力を構築するための戦略としても注目されている。
その経営戦略上の意義を、経済学と経営学の理論をふまえて考察する。
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評判・口コミ、出版社ポスト
図解!ダイバーシティの教科書 ESG, SDGs経営に必携!:プレジデントウーマン編集長 木下明子(著)
書籍情報
国を挙げて日本が進めてきた女性活躍。
その結果、働く女性は増え、ライフイベントとの両立制度の手厚さはすでに世界トップレベルなのに、管理職比率は一向に上向かず、むしろ世界の流れから取り残されるばかり。
日本企業の女性活躍施策や、ダイバーシティ施策の何が一番悪いのか?そして本当のダイバーシティ経営とは何なのか?当時としては珍しい完全共稼ぎ家庭に育ち、自らも管理職になってから出産、そしてその後も育児をしながら昇進を重ねた、 日本で唯一の働く女性向けビジネス教養誌『プレジデント ウーマン』編集長が、長年の取材や調査、そして自らの経験から見た、日本のダイバーシティの現況と問題点について、図解しながらリアルに語ります。
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評判・口コミ
ダイバーシティの名著・ロングセラー本
ダイバーシティについての名著やロングセラー本を紹介します。
この1冊でポイントがわかる ダイバーシティの教科書:前川孝雄ほか(著)
書籍情報
1億総活躍社会の実現に不可欠なダイバーシティがこの1冊でわかる!
「ダイバーシティ」(多様性)という言葉が、企業経営や人材戦略の世界でキーワードとなっている。
現在、労働者人口に占める派遣労働者や契約社員、パート・アルバイトなど非正規雇用者の割合は4割に達しており、正社員としての働き方を選ばない「働き方の多様化」が進んでいる。
その一方、高齢者や障害者など従来は戦力として重視されてこなかった「働き手の多様化」も進んでいる。女性や外国人の活躍推進は言うまでもない。しかし、多くの企業ではこの「ダイバーシティ」に対する取り組みはまだ緒に就いたばかりであり、手軽な入門書がないというのが実情である。
本書は日本型ダイバーシティの推進を掲げる著者が現時点での様々な企業の取り組みを紹介しつつ、これからダイバーシティを進める企業に様々な示唆を与えるダイバーシティの入門書。
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企業の経営者、人事担当者、現場のリーダーは必読!
実践ダイバーシティマネジメント 何をめざし、何をすべきか
書籍情報
いま求められる新たな人事・経営戦略「ダイバーシティ」(=社員一人ひとりが持つさまざまな違いを受け入れ、多様性を活かすことで、企業・組織の力を高めていくこと)の考え方、進め方を、「実践」にこだわって徹底解説!
昨今の事業環境の変化によって、多くの企業でいま、「ダイバーシティ」が重要課題となっている。
女性活躍の推進、育児支援の仕組みづくり、啓発セミナーなど、各社が取り組みをはじめているが、その活動はどれだけ実を結んでいるだろうか?ダイバーシティを真に企業の成長につなげるためには、「なぜ」「何を実現するために」ダイバーシティを推進するのかを、組織の現状や戦略、事業内容に応じて明確に見据えて、経営陣や現場のマネジャー、そして一人ひとりの社員を巻き込んだ、全社的な活動にしていかなければならない。
本書は、「ダイバーシティとは何か」「なぜ、何のためにダイバーシティを推進するのか」といった「そもそも論」に立ち返った上で、ビジネスパーソン多数に対する大規模なアンケートや、さまざまな組織変革の事例を踏まえて、真に実践的なダイバーシティ推進の指針を提示する。
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女性優遇≠ダイバーシティ:鈴木 達也(著)
書籍情報
時代を牽引する一流企業を検証比較し、真の“平等”、“雇用機会均等”とは何かに迫る。
昨今あらゆる企業がその向上に取り組む、ダイバーシティ&インクルージョン。果たして、女性社員の比率を上げれば解決するのか?
外資系企業でキャリアを重ねた著者が、ダイバーシティ後進国日本の課題を分析し、本質的な組織開発への道を解き明かす。2021年Financial Times Global MBAランキングNo.1に輝いたビジネススクールINSEADの教授が絶賛!
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「この本はダイバーシティにおけるジェンダーの問題を越えるだけではなく、インクルーシブかつ生産的な組織作りへのヒントが詰まっている」
評判・口コミ
多様な社会はなぜ難しいか 日本の「ダイバーシティ進化論」:水無田 気流(著)
書籍情報
Me Too、ゲス不倫、LGBT、ポテサラ論争、五輪組織委、女性の自殺、タラレバ娘……
女性の就業率は上がっても、政治経済の要職に就く女性はいまだ数少なく、ジェンダーギャップ指数が先進国で最下位の日本。
この国の「かわらなさ」の正体とは?近年話題をよんだトピックをとりあげつつ、ダイバーシティが根付かない日本社会の、問題の深淵に迫る。
日経女性面の人気連載を大幅加筆のうえ書籍化!
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評判・口コミ
異なる人と「対話」する 本気のダイバーシティ経営:野村 浩子(著)
書籍情報
「わからない」を「わかりたい」に変えるには?
メルカリ、キリンHD、東急電鉄、ソニーグループ、サントリーHD......
「多様性」に挑む人たちの実録・風土改革! !女性、シニア、外国人、障がいのある人、性的少数者(LGBTQ)、子育てや介護を担う人など、多様なメンバーと協働する必要性は増しているが、旧態依然とした"昭和的価値観"をもつ層の理解を得られず、頭を悩ます経営者、管理職も少なくない。
本書は、ダイバーシティ推進に向けて組織内のコミュニケーション改革に挑む人たちの取り組みを「対話」のあり方に焦点を当てて、ベテランジャーナリストがまとめたもの。
各社の事例、登場する人々の言葉から、組織をよりよくしたいと日々苦心する人たちの背中を押す温かいメッセージとさまざまな工夫が感じられる一冊。
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評判・口コミ
最新のダイバーシティの本
近日発売予定や最近発売された最新のダイバーシティの本を、発売日が新しい順に紹介します。
5月に発売されるダイバーシティの関連書籍は見つかっていません。
仕事と子育ての両立 (シリーズダイバーシティ経営)
書籍情報
ダイバーシティ経営の課題として、女性(母親)の活躍と男性(父親)の子育てに着目し、仕事と子育てを両立できる多様な働き方とキャリア形成における支援のあり方を考える。
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普通をずらして生きる ニューロダイバーシティ入門:伊藤 穣一, 松本 理寿輝(著)
書籍情報
ニューロダイバーシティという言葉を聞いたことはありますか?
人と話すのは苦手でも、絵やダンスで思いを鮮明に伝えられる人がいます。
ちょっとした音や光で激しく動揺してしまうけど、心が休まる環境さえ与えられれば、高度な計算やプログラミングにずば抜けた能力を発揮する人がいます。ーー発達障害や自閉症と診断される「非定型」な人は、「標準的」な能力を持つ人とは違うとして「区別」されてきました。しかし、これからは両者が「混ざる」ことでこそ社会が変化します。
脳神経の多様性、すなわちニューロダイバーシティのありかたを教育に実践する二人が語る多様性社会の最新デザイン。
これからの教育から地域社会、組織を前進させるための、「普通」をずらしていくドキュメントです。
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実践 ダイバーシティこおりやまと私 微力は無力じゃない:阿部のり子(著)
書籍情報
人口32万人の福島県郡山市。
トランスジェンダーの人たちの生きにくさに気づいた著者は、「ダイバーシティこおりやま」を立ち上げ、市民に多様性尊重を広めようと発信を始めます。撒いたタネは市内に広がり、コロナ禍には生活困窮者支援活動へと広がっていきます。
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たくさんの市民を巻き込みながら、ダイバーシティを目指す、実践記録エッセイ。
あなたの街もダイバーシティに!
共生社会学入門 多様性を認めるソーシャル・インクルージョンをめざして:小山 望 (編者代表)
書籍情報
どんな人も排除せず、ともに支え合う共生社会の実現に貢献する人材育成の観点から、男女共同参画、インクルーシブ教育など多分野の専門家により編まれた初学者向けテキスト。
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音と脳 あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚:ニーナ・クラウス(著)
書籍情報
音が脳をつくり、脳が音をつくる。
言葉、音楽、都市の騒音、大自然の静寂、愛する人の声。聴覚は常にオンになっていて、私たちは音から逃げることはできない。
人はみな生まれた時から、音と意味を結びつける経験を幾度となく重ね、音と脳の協調関係――独自の《サウンドマインド》――を磨き上げている。言語障害、自閉症、難聴、バイリンガル、加齢や脳震盪、音楽療法……聞くことは、感じ、考え、動くことにどう影響するのだろうか?
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音の持つ力と可能性を説く、聴覚神経科学のトップサイエンティストの集大成。
ルネ・フレミング、ミッキー・ハート、ザキール・フセインら世界的ミュージシャンも絶賛!
なぜ東大は男だらけなのか:矢口 祐人(著)
書籍情報
「男が8割」の衝撃――。女性の“いない”キャンパス。
現役の東大教授による懺悔と決意。
これは大学だけじゃない、日本全体の問題だ!2023年現在、東大生の男女比は8:2である。
日本のジェンダー・ギャップ指数が世界最下位レベルであることはよく知られているが、将来的な社会のリーダーを輩出する高等教育機関がこのように旧弊的なままでは、真に多様性ある未来など訪れないだろう。現状を打開するには何が必要なのか。
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現役の副学長でもある著者が、「女性の“いない”東大」を改革するべく声を上げる!
東大の知られざるジェンダー史をつまびらかにし、アメリカでの取り組み例も独自取材。
自身の経験や反省もふまえて、日本の大学、そして日本社会のあり方そのものを問いなおす覚悟の書。
はたらくみんなのニューロダイバーシティ 対話からはじまる「発達特性」あふれる組織改革論:志岐 靖彦(著)
書籍情報
ニューロダイバーシティ(脳の多様性)は、一人ひとりの脳や神経の違いを尊重し活かすための概念である。
多様な人が集まり、一緒にはたらく場においてこそ必要なものではないだろうか。この本では、組織や職場、ビジネスシーンにニューロダイバーシティを取り入れる。
まずは、組織のなかで出会うさまざまな人たちの特性や、おさえておくべきメンタルヘルスに関する知識について紹介する。さまざまな特性にまつわる職場のトラブルケースも交え、読者にダイバーシティへの理解を促しつつ、さらに、オープンダイアローグという対話の手法を使った相互理解の場をつくるための具体的なアイディアなど、組織がうまく機能するためのヒントも多くちりばめられている。
自分の特性で苦労を抱える人たちだけではなく、管理職や経営層など、一緒にはたらくみんなでみんなのダイバーシティについて考え、組織全体のパフォーマンスを上げるためのバイブル。
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自治体職員のための LGBTQ理解増進法逐条解説ハンドブック:鈴木 秀洋(著)
書籍情報
「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」の理念・目的・内容を正しく理解するためのハンドブック。
「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」の内容を正しく理解できるよう、逐条形式で各条の内容とともに、立法経緯や国会での審議状況について解説したもの。
また、資料編では、成立法案及び各修正案、各党からの法案、与野党の合意資料、国会で引用されたLGBTQに係る学術研究データ・資料のほか、令和5年7月11日最高裁判決、令和5年10月25日の最高裁決定も全文収録。
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実践ダイバーシティマネジメント 多様なチームを率いるツールとスキル:パトリシア・ティッシ・ロビンソン(著)
書籍情報
【多様性を活かした強いチームをつくる知恵が満載】
年齢、性別、国籍、文化、企業や職務上の背景などが異なるメンバーがチームに共存するダイバーシティ(多様性)。
多様性の高いチームはうまく運営できれば最も革新的で効果が上がるが、その運営ノウハウはまだ日本では定着していない。本書は、チームビルディング、インクルージョン、心理的安全性、発言機会平等性、フィードバック、コンフリクト緩和、ミディエーションなど、ダイバーシティを活かすマネジメントに必要なツールやスキルを、20 年以上にわたる教育・研究実績にもとづいて日本企業目線でわかりやすく解説する実用的なテキスト。
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見えないから、気づく:浅川 智恵子(著)
書籍情報
IBMフェロー、日本科学未来館館長で、アクセシビリティ研究の第一人者が明かす
真のDE&I(多様性・公平性・包摂性)、そしてイノベーションの源泉とは
14歳のとき失明。
ハンディキャップを越え、世界初の実用的な音声ブラウザ「ホームページ・リーダー」など数々のアクセシビリティ技術を開発し、日本人女性初の全米発明家殿堂入り。
現在は日本科学未来館館長とIBMフェロー(最高位の技術職)を務める研究者が、自身の半生と発想の源泉を余すところなく語る。「多様性のあるチームの方が、より多くのイノベーションを起こすことができることを身をもって体験した」という著者による、一人ひとりが個性を生かし、変化を恐れず前に進むためのメッセージ。
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みんなで知りたいダイバーシティ 第5巻 障害とダイバーシティ:電通ダイバーシティ・ラボ(企画・原案)
書籍情報
ダイバーシティについて、わかりやすく解説したシリーズ。
第5巻は、「障害とダーバーシティ」について知り、ユニバーサルデザインなどについて学びます。
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うつ病ダイバーシティ:小林 聡幸(著)
書籍情報
最近、世間ではうつ病は心の風邪、誰でもかかる病気というキャンペーンがはられ、すっかりスティグマは軽減した。
抗うつ薬のマーケットは拡大し、副作用の少ない薬が開発されて、極論だが「うつかどうかよくわからないけど、大して害はないから薬でも飲ませとけ」という時代にまで変化している。
うつ病はいったん世間で脚光を浴びたが、いまや関心は斜陽、アカデミアではいつでもちょっと日陰者。
それでも、もう一度うつ病についてきちんと考えようという意見を共有する精神科医は少なからずいるが、まだまだ不十分だ。診断基準やガイドラインだけでは立ち向かえないうつ病の臨床のリアルに、精神病理学の扉が開く。
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エッセイと学術が行き来する軽妙な筆致で描き出す、新感覚の精神医学書。
フツウと違う少数派のキミへ ニューロダイバーシティのすすめ:鈴木慶太(著)
書籍情報
人それぞれ、脳にも多様性がある。
「みんなと違う」自分と、うまく付きあうコツを知ろう!苦手ばかりのぼくはどうやって「強み」を見つけたらいい?
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あたりまえのことができないわたしには将来、どんな道がある?
発達の凹凸がある人向けの就労支援事業と、小中高生向けの放課後デイサービス事業を行う株式会社Kaienが、少数派の悩める10代に向けて、凹凸があっても社会で自分らしく生きていくためのコツを、ストーリー漫画と図解でわかりやすく解説。
多様な人材のマネジメント:佐藤 博樹ほか(著)
書籍情報
日本企業が直面している課題を踏まえ、多様な人材の能力発揮を経営価値の向上につなげるために不可欠な人事管理、求められる社員像やそれに関連する取組みを紹介する。
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評判・口コミ
Google流 ダイバーシティ&インクルージョン インクルーシブな製品開発のための方法と実践:アニー・ジャン=バティスト(著)
書籍情報
ダイバーシティとインクルージョンのある組織の構築は、あらゆる業界のビジネスにとって必須の課題です。
多様性のある市場に参入しなければ、潜在的な莫大な収益と、ユーザーのコアニーズに合ったプロダクトをつくるチャンスを失います。では、このビジネス上の「理由」は確立されていたとして、その「方法」についてはどうでしょうか?
いったいどうすれば、市場シェアを獲得しつつ、見過ごされてきたグループに向けたよりインクルーシブなプロダクトをつくり、多様化する世界に適応できるのでしょうか?Googleのプロダクトインクルージョンチームは、そのための戦略を築き上げてきました。
本書は、そうした彼らの足跡をたどる実践的なガイドです。
Googleで「プロダクトインクルージョン」の責任者を務めるアニー・ジャン=バティストは、プロダクトやサービスの開発プロセスにインクルーシブデザインを組み込む方法を教えてくれます。
読者は、リスクを抑えつつ収益性を向上させるインクルーシブプロダクトをデザインするための重要な戦略とプロセスのひとつひとつを学ぶことができます。革新的なGoogleのプロダクトインクルージョンチームから、アイデア出し、UXリサーチ/デザイン、ユーザーテスト、マーケティング、またマネジメント、リーダーシップなど、さまざまな視点でインクルージョンのためのベストプラクティスを学ぶことができる一冊です。
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評判・口コミ
多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織:マシュー・サイド(著)
書籍情報
なぜ一部の組織や社会はほかに比べて革新的なのか?
経済をさらに大きく繁栄させるには、多様性をどう生かせばいいのか?
致命的な失敗を未然に見つけ、生産性を高める組織改革の全てがここにある
シリーズ10万部突破! (2023/3 ディスカヴァー・トゥエンティワン調べ)◆なぜCIAは9.11を防げなかったのか?
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→第1章 画一的集団の「死角」 へ
◆なぜ一流の登山家たちがエベレストで遭難したのか?
→第3章 不均衡なコミュニケーション へ
◆白人至上主義の男が間違いに気づけたきっかけとは?
→第5章 エコーチェンバー現象 へ
ここがポイント
昨今、企業や政治での女性比率についての問題提起など「多様性が重要だ」という言葉を耳にする機会が増えています。
なぜ多様性が必要か?、多様性がないと何が問題なのでしょうか?
そんな疑問について、科学的な根拠を持って述べている本です。
この本の概要や注目点、感想・口コミ、目次などをブログ記事で紹介しています。
多様性との対話 ダイバーシティ推進が見えなくするもの:岩渕 功一(著, 編集)
書籍情報
多様性の時代だと言われる。
多様な背景をもつ人材の活用が革新的な創造性を高めるとして、企業、政府、地方自治体、教育機関、NGO/NPO、市民団体で多様性/ダイバーシティを奨励する動きが活発化している。多様性/ダイバーシティの推進は女性、LGBT、障害者などの社会的なマイノリティの存在に目を向ける一方で、有用で受け入れやすい差異を選別化することで、いまだ続く差別・不平等を見えなくするとともに、新たな包摂と排除を生み出してもいる。
多様性/ダイバーシティの推進により建設的に取り組むには、構造化・制度化された差別・不平等の複雑な作用を理解して、様々な差異を平等に包含する方途を考え続けること、つまり、多様性と対話することが必要不可欠である。
LGBT、ジェンダー、移民、多文化共生、視覚障害者、貧困、生きづらさ、当事者研究、インターセクショナリティ、教育実践――様々な分野の多様性との対話を通して、それらが抱える問題点を批判的に検証し、差別構造の解消に向けた連帯と実践の可能性を探る。
※執筆者(以下、執筆順)
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岩渕功一/新ヶ江章友/塩原良和/髙谷 幸/河合優子/林 香里/貴戸理恵/清水晶子/出口真紀子/小ヶ谷千穂/村田麻里子/松中権(インタビュー)
評判・口コミ
ニューロダイバーシティの教科書 多様性尊重社会へのキーワード:村中 直人(著)
書籍情報
neuro(「脳・神経」)、そしてdiversity(「多様性」)。
この2つの言葉から生まれたneurodiversity(ニューロダイバーシティ)は、「脳や神経、それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていこう」という考え方であり、社会運動を指す言葉です。
自閉症スペクトラム障害をはじめ発達障害と呼ばれる現象を、能力の欠如や優劣とは異なる視点、意味で捉えなおすための言葉であり、そしてさらには「すべての人の脳や神経の在り方」がその対象となる裾野の広さを持った言葉でもあります。
本書は発達障害に関わる支援者や教育者はもちろん、当事者やそのご家族、そして「多様性尊重社会の実現」に関心を持っているすべての方に「ニューロダイバーシティ」という人間理解の新たな視点をお届けする入門書となっています。
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評判・口コミ
真のダイバーシティをめざして 特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育:ダイアン・J・グッドマン(著)
書籍情報
「私はいい人で差別なんかしていない」と思っているすべての人に、差別を自分の問題として向き合ってもらうための教育本。
本書は北米のダイバーシティ・トレーナーや人権活動家に向けて書かれたものではあるが、人権教育や多文化教育に関わる人に役立つノウハウは、日本においても活かすことができる。
米国でトランプ大統領の過激な発言が注目され、マジョリティとマイノリティの対立が注目されているなか、日本国内でもそのような特権や差別に気づかせるための教育は今後重要になる。
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ダイバーシティ よくある質問と回答
ダイバーシティについて、初心者からよくある質問と回答を5つ紹介します。
ダイバーシティとは何ですか?
回答: ダイバーシティとは、人々の多様性を認識し、尊重することです。
これには人種、性別、年齢、民族、宗教、文化的背景、性的指向、身体的または精神的能力など、様々な側面が含まれます。
ダイバーシティは、個々人の違いを価値あるものと捉え、それらを積極的に受け入れる考え方です。
ダイバーシティを推進することのメリットは何ですか?
回答: ダイバーシティを推進することには多くのメリットがあります。
それには、より幅広い視点とアイデアの獲得、創造性とイノベーションの促進、従業員の満足度とモチベーションの向上、企業の評判やブランドイメージの強化などが含まれます。
多様な背景を持つ人々が協力する環境は、より良い意思決定と問題解決を促します。
ダイバーシティとインクルージョン(包摂)の違いは何ですか?
回答: ダイバーシティは多様性そのものを指し、異なる特性を持つ人々の存在を認めることです。
一方、インクルージョンは、その多様性を活用し、すべての人が参加しやすい環境を作ることです。
単に多様な人々を集めるだけでなく、彼らが積極的に貢献し、自分自身を表現できるようにすることがインクルージョンの目標です。
職場でダイバーシティを促進するために企業が取るべきステップは何ですか?
回答: 職場でダイバーシティを促進するためには、多様な採用策を実施すること、従業員の多様性に関するトレーニングや意識向上プログラムを提供すること、ダイバーシティに関する明確な企業方針と目標を設定すること、異なる背景を持つ従業員の声を聞き、参加を促すための取り組みを行うことが重要です。
ダイバーシティに関する誤解や誤った認識は何ですか?
回答: ダイバーシティに関する一般的な誤解には、「ダイバーシティは単に数を増やすことだけが目的である」というものや、「ダイバーシティの取り組みは特定のグループにのみ利益をもたらす」という考えがあります。
しかし、ダイバーシティの真の目的は、異なる背景を持つ人々が協力し合い、相互に学び合い、共に成長する環境を作ることです。
これは組織全体にとっての利益につながります。
ダイバーシティのスキルが活かせる職種とは?
ダイバーシティ(多様性)に関する知識や経験は、現代の職場において非常に重要な要素です。
組織内の多様性を促進し、包括的な環境を作り出すことは、イノベーションの促進、従業員満足度の向上、より広い顧客層へのリーチなど、多くの利点をもたらします。
ダイバーシティに関する知識や経験を活かすことができる職種には、以下のようなものがあります:
- ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)マネージャー/スペシャリスト:
- 組織内の多様性と包括性のイニシアティブをリードし、戦略の策定から実施、評価までを担当します。教育プログラムの開発、従業員の意識向上活動、多様性に関するポリシーの策定などを行います。
- 人事(HR)マネージャー/スペシャリスト:
- 採用、研修、キャリア開発プログラムにおいて、多様性を促進する方策を取り入れます。全ての従業員が平等に機会を得られるように、人事ポリシーやプロセスの見直しを行います。
- コーポレートソーシャルレスポンシビリティ(CSR)マネージャー:
- 企業の社会的責任活動の一環として、地域社会の多様性を反映したプロジェクトやイニシアティブを企画・実施します。社会的包括性を高める活動を通じて、企業のイメージを向上させます。
- 教育/研修プログラム開発者:
- ダイバーシティとインクルージョンに関する教育プログラムやワークショップを開発し、従業員や管理職に提供します。意識改革やスキル向上を目指します。
- コンサルタント:
- 他の組織や企業に対して、ダイバーシティとインクルージョンの導入や改善に関する専門的なアドバイスやサポートを提供します。ベストプラクティスの共有やカスタマイズされた戦略の策定を行います。
- マーケティング/広報スペシャリスト:
- 組織のダイバーシティとインクルージョンの取り組みを内外に伝えるためのコミュニケーション戦略を立案・実施します。多様な顧客層へのアプローチや、ブランドのイメージ向上に貢献します。
- 政策立案者:
- 政府機関や非営利組織において、ダイバーシティとインクルージョンに関する政策やプログラムの立案に関わります。社会全体の多様性を促進するための政策を策定します。
ダイバーシティに関する知識や経験を持つ人材は、組織がより革新的で生産的な職場環境を作り出し、広い範囲の顧客やクライアントにアプローチする上で不可欠です。
このため、多様性と包括性を重視する現代のビジネス環境において、ますます需要が高まっています。
まとめ
ダイバーシティについて知りたい人のために、おすすめの本を紹介しました。
まずはじめに、ダイバーシティがわかる本のおすすめ3選を紹介しました。
さらに探したい人のために、名著・ロングセラー本、最新の本など(目次を参照)を紹介しました。
あなたの興味関心にあった本をみつけて、ぜひ読んでみてください!
本ブログサイトでは以下の記事も紹介しています。