インクルーシブについて知りたい人のために、おすすめの本などを紹介します。
インクルーシブとは、すべての個人が自分らしく参加し、貢献できる環境を意味します。これには障害、性別、人種、宗教、年齢などに関わらず、多様な人々が差別や偏見なく受け入れられることが含まれます。インクルーシブな社会や組織は、多様性を強みとし、創造的な解決策と革新を促進します。包摂性は、公平で平等な機会を提供することで全員のポテンシャルを引き出します。
まずはじめに、インクルーシブがわかる本のおすすめ3選を紹介します。
さらに探したい人のために、名著・ロングセラー本、最新の本など(目次を参照)を紹介します。
あなたは、次のどれに当てはまりますか?
- ビジネスリーダー・経営者: 職場での多様性と包括性を促進し、より生産的で革新的な組織文化を築きたい。
- HRプロフェッショナル: 多様なバックグラウンドを持つ従業員の採用、維持、育成戦略を開発したい。
- 教育者: すべての学生が平等に教育を受けられるように、包括的な学習環境を作りたい。
- 政策立案者: 社会のすべてのセクターでインクルーシブなポリシーとプラクティスを推進したい。
- 社会福祉・非営利組織の関係者: 社会的包摂を促進し、マイノリティや弱者の支援プログラムを強化したい。
- コミュニティリーダー: 地域社会でのインクルージョンと多様性の価値を高め、参加と公平性を促進したい。
- 研究者・学者: インクルーシブな環境の影響や効果的な戦略に関する研究を行いたい。
- デザイナー・開発者: 製品やサービスの設計において、すべてのユーザーを考慮したアクセシブルなアプローチを取り入れたい。
- 自己啓発に興味がある人: 個人レベルで多様性と包括性の理解を深め、よりインクルーシブな態度を育みたい。
- ソーシャルメディアインフルエンサー・コンテンツクリエーター: 多様性とインクルージョンに関する意識を高め、広く共有するコンテンツを作成したい。
あなたの興味関心にあった本をみつけて、読んだり学んだりしてみましょう!
30%還元、9月19日(木)まで
Kindle本(電子書籍)ポイントキャンペーン
いますぐチェックする
インクルーシブの本 おすすめ3選
インクルーシブがわかる本のおすすめ3選について、書籍情報と評判・口コミを紹介します。
差別のない社会をつくるインクルーシブ教育 誰のことばにも同じだけ価値がある
書籍情報
障害、貧困、ジェンダー、マイノリティ、包括的性教育、いじめ、能力主義……
差別のないインクルーシブな教室・社会をつくるために、モヤモヤ一緒に考えよう!本書は、マイノリティ当事者、研究者、教員、学生、福祉・医療関係者、行政職員、会社員など、多様な立場の人たちが集まり、考えや葛藤、実践を交流する場から生まれました。
amazon.co.jp書籍情報より引用
ぜひ1人ひとりのことばに耳を傾け、子どもと一緒に考え、実践するヒントを見つけてください。
評判・口コミ
インクルーシブ教育を通常学級で実践するってどういうこと?
書籍情報
私たちは違うからこそ、つながる。
amazon.co.jp書籍情報より引用
学級の子どもたちはそれぞれに違ったストーリーを生きていることを前提に、公立学校で実践されたインクルーシブ教育の最前線を振り返る!
通常学級でのインクルーシブ教育は、具体的にどう実践すればいいのか。
これまで数々の教育実践を世に問うてきた岩瀬実践をもとに考える。
【特別支援教育/学級づくり/小学校教師対象】
評判・口コミ
みんなを幸せにするインクルーシブ教育 自閉症児と定型発達児が共に学ぶ武蔵野東幼稚園の挑戦
書籍情報
60年前から自閉症児と定型発達児が共に学ぶ「混合教育」を実践する幼稚園。
海外からも視察が入るユニークな教育の全容を園長が綴る
amazon.co.jp書籍情報より引用
インクルーシブの名著・ロングセラー本
インクルーシブについての名著やロングセラー本を紹介します。
間違いだらけのインクルーシブ教育
書籍情報
混同されがちな特別支援教育とインクルーシブ教育の違いや類似点をあきらかにしつつ,徹底的な現場目線で,今日の「間違いだらけ」のインクルーシブ教育について詳述。
こんな方にオススメ
出版社書籍情報より引用
・インクルーシブ教育について正しく理解したい方。
・現場目線の,歯に衣着せないインクルーシブ教育の本をお探しの方。
評判・口コミ
インクルーシブな教育と社会 はじめて学ぶ人のための15章
書籍情報
「インクルージョン」という言葉は障害者と健常者の共生というだけでなく、排除されがちな属性をもつ人々をコミュニティに包摂するために障壁を除去することを意味する広い概念である。
新自由主義的な政治情勢、コロナ禍、ウクライナ侵攻など世界レベルで分断と排除が進行するなか、障害者権利条約やSDGsの潮流などからもわかるように、近年ますますインクルージョンの重要性は高まっている。
本著はその課題と取り組みを多角的な視点から学ぶ手引きであり、学生自身がいかに今の社会とかかわり、どのように生きるべきかを考えるためのきっかけともなる一冊。
amazon.co.jp書籍情報より引用
評判・口コミ
イタリアのフルインクルーシブ教育 障害児の学校を無くした教育の歴史・課題・理念
書籍情報
1970年代から障害児のための学校を廃止しインクルーシブ教育へと方向転換したイタリア。
その歴史的文脈を紀元前からイタールやセガン、そしてモンテッソーリまで概観し、理念と実践の発展・展開を「障害者の権利に関する条約」や教育方法論を踏まえて概説する。
amazon.co.jp書籍情報より引用
評判・口コミ
最新のインクルーシブの本
近日発売予定やこれまでに発売されたインクルーシブの関連書籍を、発売日が新しい順に紹介します。
9月に発売されるインクルーシブの関連書籍は見つかっていません。
「8つの知能」をいかすインクルーシブ教育 MI理論で変わる教室
書籍情報
学びをつかさどる8種類の脳機能、MI(Multiple Inteligences)で、子どもの得意な機能に合わせて授業を組み立てよう!
いろいろな個性の子どもたちがいる教室では、学び方も様々。一斉授業とはちがった、インクルーシブな方法とは?
MI理論を使ってインクルーシブな授業を実践した東京都の大田区立大森第四中学校では、学習が楽しみな子が増え、不登校が減少。いったどのような授業をしたのか。
amazon.co.jp書籍情報より引用
学校で取り組むために知っておいてほしい現状とシステムのつくり方も紹介。
普通をずらして生きる ニューロダイバーシティ入門
書籍情報
ニューロダイバーシティという言葉を聞いたことはありますか?
人と話すのは苦手でも、絵やダンスで思いを鮮明に伝えられる人がいます。
ちょっとした音や光で激しく動揺してしまうけど、心が休まる環境さえ与えられれば、高度な計算やプログラミングにずば抜けた能力を発揮する人がいます。ーー発達障害や自閉症と診断される「非定型」な人は、「標準的」な能力を持つ人とは違うとして「区別」されてきました。しかし、これからは両者が「混ざる」ことでこそ社会が変化します。
脳神経の多様性、すなわちニューロダイバーシティのありかたを教育に実践する二人が語る多様性社会の最新デザイン。
これからの教育から地域社会、組織を前進させるための、「普通」をずらしていくドキュメントです。
amazon.co.jp書籍情報より引用
授業UD新論 UDが牽引するインクルーシブ教育システム
書籍情報
授業UDの過去・現在・未来はこの1冊に収録された!
amazon.co.jp書籍情報より引用
通常の学級における授業のユニバーサルデザイン(授業UD)の取り組みを軸に、これまで の日本のインクルーシブ教育の進展を整理し、現在までの成果と課題を分析し、今後インクルーシブ教育システムの構築をより確かなものにしていくための理論的枠組みを提示する。
今からはじめる! インクルーシブ保育
書籍情報
障害の有無に捉われず、どの子も大切にするインクルーシブ保育。
子ども目線で保育を見直す9園の事例を、豊富な写真でご紹介!
どの園にも障害のある子、外国につながりのある子などがいて、一斉に同じ活動をする従来の保育が、実情に合わなくなってきています。
日本の分離教育はインクルーシブ教育に反しているとして、国連からの改善勧告も。子どもたちの多様化が進む中、どの子も主体的に園生活を送れるように、一人ひとりを大切にするインクルーシブな保育が今、求められはじめています。
具体的にはどうすればよいのか、と難しく思われがちなインクルーシブ保育ですが、本書では、登園、自由あそび、食事、運動会や発表会など日常保育のあらゆる場面での、インクルーシブな保育事例を豊富な写真でわかりやすくご紹介。保育者同士の協働や、保護者との関係づくり、専門機関との連携の方法などを、9園の実践から学びます。
amazon.co.jp書籍情報より引用
障害のある子とともに楽しむ インクルーシブ運動あそび
書籍情報
ハンディのある子もない子も一緒に楽しめる
amazon.co.jp書籍情報より引用
SDGs時代のインクルーシブ教育 グローバルサウスの挑戦
書籍情報
途上国における教育の包摂性がめざすものはなにか。
アジア太平洋地域やアフリカなど11か国を対象とした現地調査に基づいて、各国の取り組みや創意工夫、障害観や教育観、政策動向などに焦点を当てて、インクルーシブ教育の受容実態と展望について考察する。
amazon.co.jp書籍情報より引用
だれもが大切にされる インクルーシブ保育 共生社会に向けた保育の実践
書籍情報
幼稚園や保育園、こども園などにおいて、障がいのある子、特別の配慮の必要な子を健常児と区別せず、「ちがっている」すべての子どもを同じに保育するインクルーシブ保育。
その理念と具体的な方法、課題、保育者自身の意識の問題等を第一線の研究者がわかりやすいことばで解説。
さらに、先進的にインクルーシブ保育を実践する4つの園の実際を、多くの事例を交えて多角的に紹介。
各園のありのままの姿は、読者に大いなる示唆を与える。インクルーシブ保育のさらなる進展を願いまとめた、すべての保育者、保育関係者必携の一冊。
amazon.co.jp書籍情報より引用
インクルーシブ教育ハンドブック
書籍情報
国際的に高く評価されている特別支援教育の大著、ついに邦訳!
多様化する教育的ニーズ、教育における権利と平等など理論的な問題から、授業実践や機関間連携など実践的な課題まで、日本の教育のあり方を考えるうえで参考になるトピックを厳選し抄訳。
社会文化的背景を踏まえた学際的な視座からインクルーシブ教育を捉え直す。
amazon.co.jp書籍情報より引用
出版社・監訳者ポスト
インクルーシブ・キャピタリズム 疲弊する資本主義 再生への新たな潮流
書籍情報
E偏重のESGでは資本主義社会の課題解決にはならない!
格差問題を解消し、グローバル社会の安定をもたらす新しいキャピタリズムの在り方とは?◆地球社会の危機に立ち上がる新しいキャピタリズム
ESG投資。日本で広く取り沙汰されるようになったのはここ数年のことだが、もともとは2014年に始まったThe Coalition for Inclusive Capitalismの活動がきっかけとなっている。これは、リン・ロスチャイルド氏の声掛けの下、ローマ教皇、チャールズ皇太子(当時)、ラガルドIMF専務(当時)、マーク・カーニー イングランド銀行総裁(当時)、ポール・ポールマン ユニリーバCEO(当時)ほか世界のリーダーや機関投資家が参画。2015年には水野弘道・GPIF CIO(当時)も参加し、それが日本のESG投資が本格化する直接のきっかけとなった。
ロスチャイルド氏はもともと、リーマン危機後の米国における格差拡大、労働者階級の没落、それに伴う政治の混乱とポピュリズムの台頭等といったことが、やがて大きな社会問題と政治の不安定化をもたらすことを懸念。そこに地球温暖化等の環境問題も含めて「Cry of the Planet, Cry of the Poor」に耳を傾けなければいけないという思いからこの活動を始めた。
◆E偏重――本質を正しく理解していない日本
現在、当該グループは、格差の問題をはじめとする資本主義圏における様々な社会問題への取り組みとして、世界の主要機関投資家やビジネスリーダー、政策当局者を集め、よりインクルーシブ(包括的)な資本市場を作ることを目指している。そして、これを実践するひとつの手段として、気候問題も加える形でESG投資が発展していったと整理できるのだ。ところが、日本では気候問題の側面にばかり焦点が当たり、その歴史的背景や問題の本質を正しく整理することを経ずにESGが注目されている印象が強い。ESGは「ネットゼロ」を達成したら終わりではない。あくまで社会問題、資本主義圏の社会をよりインクルーシブにするための取り組みなのである。
例えば米国では、①CEOの報酬が1978~2018年の間で940%上昇、②株式市場はS&PP500指数が7倍に上昇、③労働生産性は69.6%上昇、④教育、ヘルスケア、住居、食品等のエッセンシャルな品目・サービスのコストはいずれも上昇――しているにもかかわらず、労働者の賃金は過去40年間でわずかに12%しか上昇しておらず、まさに労働階級は危機に直面している。これは既に何度も言われてきたことだが、日本も20~30年遅れで同じ状況になりつつある。
つまり、資本主義社会の安定と発展のためには、ESGにおけるEばかりでなく、Sこそしっかりと取り組む必要があるのだ。本書は、国内第一級の金融・投資関係者が集まり、インクルーシブ・キャピタリズムについて研究・議論してきた研究会(金融梁山泊研究会)の中心メンバーが分担執筆し、改めてESGの本質=新たな資本主義の在り方、を提言する、企業関係者、投資家必携の一冊。
amazon.co.jp書籍情報より引用
ウェブ・インクルーシブデザイン Webのアクセシビリティとインクルージョンを実現するための実践ガイド
書籍情報
ウェブをはじめとするデジタルサービスを誰もがアクセスでき、わかりやすく、使いやすくするために。
amazon.co.jp書籍情報より引用
サービス開発、運用にかかわる人が知っておきたい知識と実践。
本書では、世界標準のアクセシビリティガイドラインを参照しながら、特定の人を排除せず、より多くの人にとって使いやすいデジタルプロダクトを実現するためのデザイン戦略やベストプラクティス、計画から実践までを豊富に紹介しています。
多様性の時代と言われる現代の、これからのデザインに必要な考え方が詰まった、デザインに携わるすべての人に役立つ1冊。
身近なコトから理解する インクルーシブ社会の障害学入門 出雲神話からSDGsまで
書籍情報
障害のある子どもや大人、その家族に寄り添って臨床発達支援をしてきた著者が、マスク、カラオケ、資格、きょうだいなどを切り口に、身近なコトとインクルーシブ社会がどう繋がるかを解説する27講義。
興味のあるテーマから読めて、わかりやすく、面白い。
巻末には本邦初?!「障害や疾病に関連する記念日リスト」も収録しています。
amazon.co.jp書籍情報より引用
インクルーシブ教育時代の授業における集団の指導 授業づくり、学級づくり、学校づくりの視点
書籍情報
ドイツの集団編成の原理である「グループ授業」を参照しながら、特別なニーズのある子どもが集団のなかで学ぶ力を形成できるようにするための授業づくりについて検討する。
amazon.co.jp書籍情報より引用
出版社ポスト
Google流 ダイバーシティ&インクルージョン インクルーシブな製品開発のための方法と実践
書籍情報
ダイバーシティとインクルージョンのある組織の構築は、あらゆる業界のビジネスにとって必須の課題です。
多様性のある市場に参入しなければ、潜在的な莫大な収益と、ユーザーのコアニーズに合ったプロダクトをつくるチャンスを失います。では、このビジネス上の「理由」は確立されていたとして、その「方法」についてはどうでしょうか?
いったいどうすれば、市場シェアを獲得しつつ、見過ごされてきたグループに向けたよりインクルーシブなプロダクトをつくり、多様化する世界に適応できるのでしょうか?Googleのプロダクトインクルージョンチームは、そのための戦略を築き上げてきました。
本書は、そうした彼らの足跡をたどる実践的なガイドです。
Googleで「プロダクトインクルージョン」の責任者を務めるアニー・ジャン=バティストは、プロダクトやサービスの開発プロセスにインクルーシブデザインを組み込む方法を教えてくれます。
読者は、リスクを抑えつつ収益性を向上させるインクルーシブプロダクトをデザインするための重要な戦略とプロセスのひとつひとつを学ぶことができます。革新的なGoogleのプロダクトインクルージョンチームから、アイデア出し、UXリサーチ/デザイン、ユーザーテスト、マーケティング、またマネジメント、リーダーシップなど、さまざまな視点でインクルージョンのためのベストプラクティスを学ぶことができる一冊です。
amazon.co.jp書籍情報より引用
インクルーシブな学校をつくる 北欧の研究と実践に学びながら
書籍情報
近年、国際的に推進されているインクルージョンについて、その萌芽と歴史的展開を示し、児童生徒の多様なニーズとの関係から概説する。
また、障害児教育のみならず、いじめ、非行、外国に背景をもつ子どもなど、学校が抱える多様な課題について、北欧における研究と実践を紹介。
さらに、日本の教育現場でインクルージョン概念を踏まえた学校改善を実現するために、関係諸機関と連携したアプローチのあり方を提言する。
amazon.co.jp書籍情報より引用
よくわかるインクルーシブ教育
書籍情報
インクルーシブ教育とは、子どもたち一人ひとりが多様であることを前提に、障害の有無にかかわりなく、誰もが望めば自分に合った配慮を受けながら、地域の通常学級で学べることを目指す教育理念と実践プロセスのことをいう。
支援の対象はすべての児童・生徒で、発達障害や貧困、虐待、外国籍等、多様化している。
インクルーシブ教育と特別支援教育はどうちがうのか。インクルーシブ教育の考え方と、教室にいる子どもの実態をわかりやすく解説する。
amazon.co.jp書籍情報より引用
学校・学級づくり、カリキュラム・授業づくりの実際を、事例を交えて紹介。
ミスマッチ 見えないユーザーを排除しない「インクルーシブ」なデザインへ
書籍情報
ビジネスとインクルージョン(包摂)は両立可能なのか?
元Microsoft、現在はGoogleで「包摂的なデザイン」をリードする著者が送る、現在のプロダクト/サービスづくりには欠かせない視点をもたらす一冊。デジタルプロダクトを中心に、より多くの人々がひとつの製品やサービスに触れるようになりました。
それにより、身体的、心理的、文化的に対象ユーザーから排除されてしまう人々や、以前から実は排除されていた人々の存在が浮かび上がるようになってきています。本書は、そうした多様なユーザーを見えなくしている慣習を捨ててインクルーシブなデザインをビジネスで実現させるための、経営者やデザイナーに向けたフレームワークを提供します。
思い込みのペルソナからあいまいなユーザー像を対象にデザインするのではなく、いかに個別のユーザーのために設計したプロダクトを、大勢のユーザーへとスケールさせていけばいいのか。
「人々のために」ではなく、いかに「人々とともに」デザインしていくことが可能なのか。
ユニバーサルデザイン、アクセシビリティ、そしてインクルーシブデザインの違いは何か?モノやインターフェイス、そしてサービスを設計するときに、必ず心に留めておくべきインクルージョンへの指針を与えてくれるでしょう。
amazon.co.jp書籍情報より引用
インクルーシブ教育時代の教員をめざすための特別支援教育入門
書籍情報
新教職課程にて特別支援教育が必修化!
通常の学級で学ぶ障害のある子どもたちについて、知っておきたい事柄を網羅しつつコンパクトにまとめた、小・中学校の教員養成テキスト。
amazon.co.jp書籍情報より引用
インクルーシブデザイン 社会の課題を解決する参加型デザイン
書籍情報
誰もが参加できるデザインで社会を変える
英国発の概念から日本での実践まで、社会的課題を解決する参加型デザインの方法論。誰かのためのデザインから、誰もが参加できるデザインへ。
amazon.co.jp書籍情報より引用
評判・口コミ
インクルーシブによくある質問と回答
インクルーシブについて、初心者からよくある質問と回答を5つ紹介します。
インクルーシブとは何ですか?
回答: インクルーシブとは、すべての人が参加し、貢献し、受け入れられるような環境や社会を目指す概念です。
これには、障害、人種、性別、年齢、性的指向など、さまざまな背景を持つ人々を包摂し、差別や排除をなくす努力が含まれます。
インクルーシブな社会を作るメリットは何ですか?
回答: インクルーシブな社会を作るメリットには、社会的公正と平等の促進、多様性に富んだアイデアや視点の尊重、創造性とイノベーションの向上、個人の満足度と幸福感の向上などがあります。
また、経済的にも多様な才能の活用により、より豊かで持続可能な発展が期待できます。
インクルーシブな環境を作るために個人ができることは何ですか?
回答: インクルーシブな環境を作るために、個人は異なる背景や意見を持つ人々に対してオープンで受容的な姿勢を持つことが大切です。
また、差別や偏見に基づく言動を避け、多様性を尊重し肯定する行動を取ることも重要です。
さらに、包摂的な言葉遣いを心がけることや、不公平や排除に対して声を上げることも、インクルーシブな環境作りに貢献します。
職場でインクルーシブな文化を促進する方法は?
回答: 職場でインクルーシブな文化を促進するには、多様性と包摂を組織の価値に組み込み、それを全社員が共有することが始まりです。
多様な背景を持つ従業員の採用と昇進を積極的に行い、差別や偏見に対するゼロトレランスのポリシーを設定します。
定期的な多様性と包摂に関する研修やワークショップの実施、従業員間の対話と交流を促すイニシアティブも有効です。
インクルーシブな教育とは何ですか?
回答: インクルーシブな教育とは、すべての子どもが共に学び、成長できる教育環境を指します。
これには、障害がある子どももない子どもも、社会経済的背景や民族、言語、性別などに関わらず、同じ学校やクラスで学ぶ機会を提供することが含まれます。
インクルーシブな教育は、多様性を受け入れ、個々のニーズに応じた支援を行うことで、すべての子どもの潜在能力を引き出し、全員の学習成果を最大化することを目指します。
インクルーシブのスキルが活かせる職種とは?
インクルーシブ(包括性)に関する知識や経験は、多様性を尊重し、すべての人が公平に参加し、貢献できる環境を促進することを目的としています。
この分野での知識や経験は、以下のような仕事で活かすことができます:
- ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)マネージャー:
- 企業や組織内で多様性と包括性のイニシアチブをリードし、D&Iプログラムの計画と実施を担当します。職場の多様性を促進し、すべての従業員が尊重され、価値を見出せる文化を築きます。
- HR(人事)スペシャリスト:
- 採用、研修、評価などの人事プロセスにおいて、インクルーシブなアプローチを取り入れます。従業員が多様性を受け入れ、相互理解を深めるための環境を作ります。
- コーポレートトレーニング&開発スペシャリスト:
- 従業員向けの研修プログラムを開発し、多様性と包括性に関する教育を行います。意識向上とスキル開発を通じて、職場のインクルーシブな文化を強化します。
- ソーシャルワーカー/カウンセラー:
- コミュニティサービスや公的機関で、多様な背景を持つ個人や家族への支援を提供します。包括的なサポートを通じて、すべての人が社会に参加できるよう助けます。
- 教育者/教育コンサルタント:
- 学校や教育機関で、インクルーシブ教育の原則に基づくカリキュラムやプログラムを開発、導入します。すべての生徒が学習に参加し、成功できる環境を作ります。
- ポリシーアドバイザー/アナリスト:
- 政府や非営利組織で、多様性と包括性に関する政策の策定や分析に携わります。公平でアクセスしやすいサービスやプログラムの開発を支援します。
- コミュニティアウトリーチコーディネーター:
- 多様なコミュニティグループやマイノリティ集団と連携し、彼らのニーズに応えるプログラムやイベントを企画します。包括的なコミュニティの構築を目指します。
インクルーシブに関する知識や経験を持つプロフェッショナルは、組織内外での多様性と包括性の促進に貢献し、すべての人に平等な機会を提供するための重要な役割を果たします。
職場、教育、コミュニティサービス、公的政策など、幅広い分野でのニーズが高まっています。
まとめ
インクルーシブについて知りたい人のために、おすすめの本を紹介しました。
まずはじめに、インクルーシブがわかる本のおすすめ3選を紹介しました。
さらに探したい人のために、名著・ロングセラー本、最新の本など(目次を参照)を紹介しました。
あなたの興味関心にあった本をみつけて、読んだり学んだりしてみましょう!
本ブログサイトでは以下の記事も紹介しています。