音楽理論について知りたい人のために、おすすめの本などを紹介します。
音楽理論とは、音楽の構造や作り方を解析し理解するための学問です。この理論は、音高、リズム、ハーモニー、メロディなど、音楽の基本的な要素とそれらがどのように組み合わさって音楽作品を形成するかを研究します。音楽理論を学ぶことで、作曲、演奏、聴音のスキルが向上し、より深い音楽体験が可能になります。音楽の言語を学ぶ旅は、創造性と表現の幅を広げます。
まずはじめに、音楽理論がわかる本のおすすめ3選を紹介します。
さらに探したい人のために、名著・ロングセラー本、初心者向けの本、最新の本など(目次を参照)を紹介します。
あなたは、次のどれに当てはまりますか?
- 音楽学生: 基礎から応用までの音楽理論を学び、自分の演奏や作曲能力を高めたい。
- 音楽教師: 生徒に音楽理論を教えるための教材や新しい教授法を探している。
- プロのミュージシャン: 理論的な知識を深めることで、演奏や作曲の技術を向上させたい。
- 趣味で音楽を楽しむ人: 楽譜の読み方や和声学、旋律作りなどの音楽理論に興味がある。
- 音楽理論研究者: 音楽の構造や歴史的発展について深く研究し、学術的な知見を深めたい。
- 作曲家: 創造的な作品作りのために和声法、対位法、形式論などの音楽理論の知識を活用したい。
- 指揮者: 楽曲の解釈や指揮に際して、音楽理論の背景を理解しておきたい。
- アレンジャー: 様々な楽曲のアレンジを行う際に、和声学や旋法などの理論的な知識を用いたい。
- 音楽プロデューサー: 作品のプロデュースにおいて、理論に基づいた効果的な音楽制作を目指す。
- 自己表現を音楽を通じて探求したい人: 自分の感情や思いを音楽で表現するために、理論の知識を得たい。
あなたの興味関心にあった本をみつけて、読んだり学んだりしてみましょう!
音楽理論の本 おすすめ3選
音楽理論がわかる本のおすすめ3選について、書籍情報と評判・口コミを紹介します。
よくわかる音楽理論の教科書(CDつき)ゼロからすぐに身につく本:秋山 公良(著)
書籍情報
音楽のしくみが自然とわかる!
ジャンルを超えて音楽の原理がわかる画期的な入門書!音楽理論は「楽譜を読む」「演奏する」「作曲する」ときなど、知っているとさらに音楽を楽しめるものです。
しかし、「理論」と聞くと難しく感じますし、実際に従来の解説は難解で、専門的に勉強していないとハードルが高いものでした。本書は、クラシック、ジャズ、ロックからJ-POPなどを作り上げている音楽理論の原理を解説しています。
難しく思われがちな対位法や和声学も誰にでもわかるように読み解き、「感動のしくみ」が理解できるよう構成しています。この本でいっしょに音楽の秘密を解き明かしていきましょう!
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聴くだけでわかる講義CDつき。
評判・口コミ
マンガでわかる! 音楽理論:侘美 秀俊(監修)
書籍情報
Amazonのkindle unlimited(キンドル・アンリミテッド)読み放題で体験できる書籍です。
音楽理論の基礎の基礎が、マンガで楽しく学べる!
音楽理論を学びたくて理論書を読み始めたけど、途中からわけがわからなくなって放り投げた……。
そんな経験を持つ人はきっと多いことでしょう。本書は、従来の音楽理論書の敷居をグッと引き下げ、理解への架け橋となるべく作られた、マンガで学べる理論書です。
マンガを通じて音楽理論の基礎に触れ、その後に続く詳しい解説文でより理解を深めることができます。すべての理論の元となる、“音程"や“倍音"の仕組みを知れば、音楽理論を身近に感じることができ、もっと音楽と仲良くなれるでしょう!
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評判・口コミ
音楽の理論:門馬直美(著)
書籍情報
なぜベートヴェン「田園」は穏やかな感興をもたらすのか。
バッハの紡いだ旋律の根幹とはいかなるものか。日本のクラシック音楽評論の泰斗が、楽曲をより深く愉しむための「楽理」を詳らかにし、バロック以前から無調・多調音楽まで三七五もの名曲の譜例を採り、和声・リズム・旋律・対位法・形式・転調の真髄を説く。
空前絶後の音楽理論書!
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評判・口コミ
音楽理論の名著・ロングセラー本
音楽理論についての名著やロングセラー本を紹介します。
決定版 音楽理論ワークブック ポピュラー音楽を完全理解:北川 祐(著)
書籍情報
ポピュラー音楽を理解するための、基礎理論&問題集の決定版!
各項目ごとに問題を解きながら、無理なく確実に理論が学べる本としてロングセラーとなった『新・音楽理論ワークブック 上・下巻』。
これらの要点をさらに分かりやすくまとめ、ギュギュッと一冊に凝縮しました!全編を通じて「ポイントを絞った解説」「具体的な問題演習」「補足説明」「解答」の4段構成になっており、これ一冊で理論書としての役割は充分。
既刊『ポピュラー音楽理論』に準拠した問題集(※)として、またポピュラー音楽を学ぶ人のための学習書として、決定版といえるワークブックです。
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評判・口コミ
音楽理論の基礎 (放送大学教材):笠原 潔, 徳丸 吉彦(著)
書籍情報
音楽を学ぶ上で最低限必要な基本的知識を修得する。
西洋音楽だけではなく、日本の音楽や世界の民族音楽を理解するうえで必要な概念について解説し、それを通じて世界の多様な音楽に対する理解を深めることを目的としている。
楽譜を読んだり、書いたりするための「五線記譜法の基礎」、音楽のリズムとその背後にある時間構造を明らかにする「リズムと時間構造」、楽譜によって音楽のどのような様相が記録されるのかを知る「東アジアの楽譜」など、興味深い。
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最新の音楽理論の本
近日発売予定や最近発売された最新の音楽理論の関連書籍を、発売日が新しい順に紹介します。
【4月18日発売】「音」の秘密 原理と音楽・音響システム:スティーヴ・マーシャル(著)
書籍情報
原理と音楽・音響システム
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音とは空気の振動である。
空気の分子は隣の分子に振動を次々に伝え、やがて鼓膜を震わせる。
耳では振動を電気信号に変換し、この信号が脳に送られて音として知覚される。
すぐれて物理学的な現象である「音」が感知される原理とそれにまつわる物理学的な話題を説明し、イルカのエコローケション、周波数、共鳴、建築における音響、音楽理論など幅広いエピソードを織り交ぜる。
やがて、著者の専門の録音技術の話を深め、美しい音、音のさまざまな効果を論じてゆく。
音の秘密に迫る1冊。
教員・保育者を目指す人のための 音楽理論:長友 洋喜(著)
書籍情報
本書は、教員や保育者を目指す人に向けた音楽理論書である。
音階、和音、和声など教育・保育現場で音楽実践を行う際に必要な楽典の知識を、基礎から体系的に学ぶことができる。
豊富な実例を用い、音楽理論がわかりやすく解説されている。
また、歴史上の作曲家についても網羅的に示されている。著者は教員・保育者の養成大学で教鞭をとる現役の大学教員であるため、教員養成課程や保育者養成校の授業用テキストとして最適である。
さらに教員・保育士採用試験の自学自習用に使うこともできる。教育・保育音楽において自由で楽しい音楽表現を実現するためには、まず音楽の規則や枠組みを学ぶ必要がある。
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教員・保育者を目指す読者にとって、音楽史上の偉大な先人が受け継いできた、音楽の規則や枠組みを知ることは極めて重要であるといえる。
それにより、音楽教育・保育実践における音楽的な基盤を確かなものにすることが、本書の大きな目的の一つである。
音楽理論と文法理論:畠山 雄二(著)
書籍情報
音楽理論を勉強しながら文法理論を遠巻きに眺めていると、言語のからくりの本質が薄らぼんやりと見えてくる。
そして、文法理論を研究しながら音楽理論を至近距離で凝視していると、音楽のからくりの本質がわかってくる。音楽理論と文法理論には、異なっているところがもちろんあるが、それ以上に似ていると思われるところがあちらこちらにある。
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本書では、この「似ていると思われるところ」をわかりやすく解説する。
ジャズ&ポップスのための基礎音楽理論:フランク・ハウンシルド(著)
書籍情報
ジャズ、ポップス、ロックなどクラシック以外の音楽を演奏する場合、コードやスケールの知識を要求されることはよくあります。
「楽器の演奏技術、音楽的な耳を鍛えること、音楽理論」という3本柱はすべてのプレイヤーに共通する必須項目であり、どれか1つが欠けたり、レベルが伴わないと上達が遅れます。本書の目的でもある音楽理論の基礎は、まずコードとスケールの関係を理解することです。
本書ではその事前準備となるインターヴァル(音程)、ハーモニーの土台となる倍音列、基本的な記譜法などから始め、楽譜が苦手な方でもワンステップずつ進んでいくことができます。
最終的に本書に出てくるスケールとコードを理解すれば、現在使われているスケールとコードをほぼ網羅したことになります。「音楽理論」といえば少し敷居が高く感じてしまいますが、本書は独学でも理解しやすいように徹底的に丁寧な解説をしています。
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さまざまな局面に自信を持って対応したい、もう一度音楽理論を学び直したいなど、向上心のあるすべてのプレイヤーへおすすめします!
そうだったのか! コード理論:田熊 健(編著)
書籍情報
「コードってイマイチよくわからない…理論書は難しいし…」と、お悩みの方に向けた画期的なコード理論解説書。
コードを『パズル』として考え、わかりやすく、楽しく紐解いていく。
難しい用語はできるだけ噛み砕き、鍵盤とギターの双方のダイヤグラムと五線上の説明もあるので楽器を問わず対応可能!巻末では人気曲を分析し、コードの役割をわかりやく解説。
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読んで覚える 楽譜のカラクリ:田熊 健(編著)
書籍情報
楽譜が読めない、または苦手な人に向け、市販の楽譜を読むために必要な知識を、理論だててわかりやすく解説。
楽譜のカラクリを紐解きながら、音符や記号の意味が理解できる。
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著者の体験談やジョーク、例え話を織りまぜ、最後まで飽きずに、音楽をもっと楽しめる一冊。
初心者にもわかりやすい音楽理論の本
初心者にもわかりやすい音楽理論の本について紹介します。
OzaShinの誰でもわかる 音楽理論入門:OzaShin(著)
書籍情報
■YouTubeで人気! OzaShin氏の音楽理論講座が本になりました!
amazon.co.jp書籍情報より引用
音楽知識が無い方でも楽しく学べるとYouTubeで人気の、OzaShin氏が書いた、音楽理論の入門本です!
本書では、楽譜の読み方や音程の数え方といった基礎的なところから、コード理論や作曲に役立つテクニックまでわかりやすく解説しました。
■キャラと一緒に学ぼう!
本書では、先生キャラ「わおん」が、音楽理論初心者の生徒キャラ「おんぷ」に教える、会話形式の解説になっています。
「おんぷ」と一緒に授業に参加している感覚で読み進めることができ、すんなり理解することが可能です。
■QRコードで聞ける音源付き!
本書で紹介している譜例は、スマートフォンからQRコードで読み取って聞けるようになっています。
実際の音を聞きながら学べるので、スムーズに理解することが可能です。
評判・口コミ
マンガでわかる! 音楽理論2:侘美 秀俊(監修)
書籍情報
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大ヒットした音楽理論マンガに続編が登場!
五線譜の基礎から実践的知識まで楽しく学べる!!
マンガで楽しく音楽理論を学べる大ヒット作『マンガでわかる! 音楽理論』に続編が登場しました。第1巻で五線譜の基礎的なルールや音階の基本を学んだヒロインのリロンちゃんが、2冊の続編を通じて「調性」、「コード」、「機能和声」といった理論について勉強します。
ここまで知れば、実践的な曲作りやアレンジにも役立てることができるはず。リロンちゃんやセンセーと一緒に、楽しく音楽理論を学びましょう!
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音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ (CD付):いちむら まさき(著)
書籍情報
ロックやポップスで使う「1/3くらいの音楽理論」が学べる本
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ギターやキーボード、そして作曲の「初心者」に最適な音楽理論書の登場です。
本書のコンセプトは「すべての音楽理論を網羅しない」というもの。
なぜなら、ロックやポップスは音楽理論全体の1/3くらいを理解しておけば十分に楽しめるからです。
すべてをいきなり覚えようとするから挫折してしまうんですよね。
また本書では、さまざまな「音のしくみ」について具体例を挙げ、それを理論に当てはめていきます。
この「音のしくみ」がわかってくると「音勘」が身に付きます。
音感ではなくて、音勘(もちろん造語です)。
これは「次に弾く音は多分コレだな〜」という勘のこと。
耳コピが早くなったり、コード進行を覚えやすくなったりする効果があります。
とにかく難しい用語などは後回し! 「音って面白いな〜」と感じていただくことを最優先した音楽理論書です!
ギターの音楽理論の本
ギターの音楽理論の本について紹介します。
ギター音楽理論 ベーシックセオリー編:矢萩 秀明(著)
書籍情報
この1冊にギターを弾くために必要な知識をすべて集約した、ギタープレーヤーに贈る究極の理論書!
ギターの演奏はもちろん、読譜、作曲、即興など、ギタリストに必要な音楽理論をていねいに掘り下げて解説した、ギタリストのための究極の音楽理論書シリーズ。第一弾となる「ベーシックセオリー編」では、「音」や「リズム」といった音楽の基礎知識や、ギターと楽譜との関係性や記譜法、そしてギタリストなら誰もが必要とするコードやスケールの基礎と使い方までを順序立てて解説しています。
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ギターで覚える音楽理論 確信を持ってプレイするために:養父 貴(著)
書籍情報
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『ギタリストのための全知識』の著者が放つ実践的音楽理論書!
従来、音楽理論書の多くは鍵盤や五線譜での解説をメインにしていたため、ギタリストにはとっつきにくいものでした。
そこで、『ギタリストのための全知識』で多くのギタリストに実践的なヒントを与え好評を博した養父貴が、ギタリストのために、ギタリスト目線で音楽理論を解説しました。コード・ボイシングやブルー・ノートといったギタリストになじみのテーマを深く掘り下げた解説や、実践的なコード進行例を豊富に交えた説明は、多くのギタリストにとって福音となるハズ。
しかも、本文は2色刷りでポイントとなる部分が一目瞭然!
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参考書チックなレイアウトで、わかりやすさも倍増です。
WEBサイトから無料でダウンロードできる音源を耳で確認できるのも大きなポイント!
ピアノの音楽理論の本
ピアノの音楽理論の本について紹介します。
ポピュラーピアノのための音楽理論全書:秋谷えりこ(著)
書籍情報
様々なジャンルの演奏に役立つ知識を網羅した、ポピュラー音楽を学ぶ人へ贈る理論書!
作・編曲家としても活躍するジャズピアニスト・秋谷えりこ氏によるポピュラー音楽理論書が、さらにピアニストに寄り添った内容にアップデート。
楽譜の基本からコード・プログレッション、音楽史まで、演奏やアレンジに欠かせない知識を実践に役立つ形で収録。
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名曲のコード進行を用いた数多くの例題を掲載し、実際の音と理論を結びつけて理解できるような構成となっています。
ピアノで学ぶ やさしいコード理論 難しい専門用語は後回し!:自由現代社編集部(著)
書籍情報
五線の上に書かれたコードを難しい専門用語は後回しにし、曲や譜例を弾きながら楽しく学んで行く本。
読んで覚えるだけではないので、頭でっかちにならずに効果的にコード理論を使用して実践で使うことができるようになる。
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DTMの音楽理論の本
DTMの音楽理論の本について紹介します。
DTMerのためのコード入門:清水 響(著)
書籍情報
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五線譜が苦手でも、鍵盤楽器が弾けなくても、 自分の手で打ち込めば「コード理論」はしっかり身に付きます!
音楽理論書を買ってみたものの、五線譜や鍵盤楽器が苦手なため、なかなか解説が頭に入ってこない……という経験を持つ人もいるのではないでしょうか?
音楽理論は、自分で演奏して音を出してみることで腑に落ちるもの。本書はDTMに取り組む方に向けて、全編でピアノロールを使用して解説を行いました。
ほとんどのDAWに装備されているピアノロールの画面で、マウスなどを使って入力していくことで、本書の解説を再現することができます。五線譜を眺めたり、人が作ったMIDIデータを再生したりするだけでは分からなかったコード理論も、自分の手で打ち込んでいくことで深く理解することができます。
あらゆるジャンルの作曲、編曲に役立つコードについて、今こそ基礎から身につけていきましょう!ピアノロールは無償DAWなどにも備えられているため、鍵盤以外に取り組む楽器プレイヤーの方にもお薦めです。
amazon.co.jp書籍情報より引用
サウンドプロダクション入門 DAWの基礎と実践:横川理彦(著)
書籍情報
美学校の講座「サウンドプロダクションゼミ」をもとにしたDTM 入門書です。
ビートとリズム、周波数、コードやメロディなどの基礎を学びつつ、DAW を用いた打ち込みやミックスなどの実践を行ないます。
実践パートはAbleton live を使用します。
amazon.co.jp書籍情報より引用
【サウンドサンプルはダウンロードOK! 】
ベースの音楽理論の本
ベースの音楽理論の本について紹介します。
見て・すぐ・わかる 指板で解説! ベーシストのためのコード理論:藤谷 一郎(著)
書籍情報
基礎篇で学び、実践篇でフレーズをプレイ!
誰でも簡単にコード理論が身に付く!
コード理論に疎くなりがちなベーシストですが、“指板で考える"ということであれば、ベーシストにもわかりやすいのではないでしょうか。
この本ではコードに関する理論を指板上で説明し、それをフレーズメイクに応用するテクニックを解説しています。小難しくて理解することができなかったコード理論も、指板の図を使った解説により視覚的に理解することができます。
これまでに感覚だけでフレーズメイクをしてきた方や、初心者ベーシストなどもわかりやすく学ぶことができます。YouTubeチャンネル「16 Bass Lesson」にてベーシスト向けコンテンツを発信する藤谷一郎氏による、もっともわかりやすいコード理論の(ベーシスト向け)教則本です。
amazon.co.jp書籍情報より引用
水野式 音楽現場で困らないベース理論実践ガイド:水野 正敏(著)
書籍情報
音楽理論書で定評がある、ジャズ・ベーシスト界の重鎮、水野正敏氏による、現場でこそ役立つ理論書が発売。
オリジナル曲でのベース・ラインやイントロ、ソロの作成等、演奏現場での急なムチャ振りや様々なリクエストに対応できるべく、音楽理論をシチュエーション別の問題・解析・回答で学べる、実践的ベース理論解析書です。
現場に即・対応可能を目標としていますので、余分な理論は一切学びません。
amazon.co.jp書籍情報より引用
本当に必要なものだけを読むだけで効果的な活用ができ、ベースの音楽理論がどんどん身につきます。
音楽理論によくある質問と回答
音楽理論について、初心者からよくある質問と回答を5つ紹介します。
音楽理論とは何ですか?
回答: 音楽理論は、音楽の構造や要素を理解し、分析するための体系的な研究です。
音高(メロディ)、和音(ハーモニー)、リズム、形式、楽曲の構成など、音楽を構成するさまざまな側面を扱います。
音楽理論を学ぶことで、楽曲の作成や演奏においてより深い理解を得ることができます。
音楽理論を学ぶにはどこから始めればいいですか?
回答: 音楽理論の基礎となるのは、音階と和音の理解から始めることをおすすめします。
まずは、メジャースケール(長音階)とマイナースケール(短音階)の構造を学び、それらを基にした和音(コード)について学びます。
その後、コード進行、キー(調)、リズムの基礎知識へと進むと良いでしょう。
和音(ハーモニー)とは何ですか?
回答: 和音(ハーモニー)とは、二つ以上の異なる音高が同時に鳴ることによって生じる音の組み合わせのことを指します。
和音は、音楽に豊かさや感情を加える重要な要素であり、基本的な三和音(トライアド)から、より複雑なセブンスコードや拡張コードまで、さまざまな形があります。
キー(調)とは何ですか?
回答: キー(調)とは、音楽作品が主に基づいている音階のことで、その音楽の「ホーム」となる音や和音を決定します。
キーは、曲全体の雰囲気や感情を大きく左右し、楽曲の構成や和音進行に影響を与えます。
例えば、CメジャーキーはCメジャースケール(C D E F G A B)を基にした楽曲であり、明るく陽気な印象を与えることが多いです。
リズムとは何ですか?
回答: リズムは、音楽における時間的な流れやパターンを指し、音の長さや強弱、音と音の間の間隔によって構成されます。
リズムは音楽の基本的な骨格を形成し、曲に動きやリズム感をもたらします。
拍子(ビート)はリズムの基本的な単位であり、リズムの練習には拍子を数えながらメトロノームを使用することが有効です。
音楽理論のスキルが活かせる職種とは?
音楽理論に関する知識や経験を持つことは、音楽業界内で多岐にわたるキャリアパスを開くことができます。
この分野の専門知識を活かして担当できる仕事には、以下のようなものがあります:
- 音楽教師/講師:
- 学校や音楽学校、プライベートレッスンを通じて、生徒に音楽理論を教えます。基礎から応用まで、和声学、対位法、楽曲分析などの幅広いトピックをカバーします。
- 作曲家/編曲家:
- 映画、テレビ、ビデオゲーム、演劇などのために音楽を作曲、編曲します。音楽理論の知識を活用して、感情を引き出し、物語を強化する楽曲を創作します。
- 音楽プロデューサー:
- レコーディングプロジェクトの監督やアーティストのサウンド開発に携わります。音楽理論の知識を活かして、アレンジや調和の取れた楽曲制作を指導します。
- 音楽理論家/音楽学者:
- 音楽理論に関する研究を行い、論文や書籍の執筆、学会での発表を行います。音楽の構造、歴史、発展に関する深い理解を求められます。
- 楽譜エディター:
- 出版社で楽譜の編集や校正を行います。作曲家の楽曲を譜面に起こし、演奏や出版のための準備をします。正確な音楽理論の知識が必要です。
- コンダクター/指揮者:
- オーケストラ、バンド、合唱団などの指揮を行います。音楽理論の知識を活用して、楽曲の解釈を深め、アンサンブルの演奏を統率します。
- 音楽療法士:
- 音楽を用いて治療的なサービスを提供します。音楽理論の知識を活用して、クライアントの感情的、身体的、認知的な課題に対処します。
音楽理論に関する知識や経験は、教育、演奏、作曲、音楽産業、研究など、音楽のあらゆる側面において重要な役割を果たします。
音楽理論を理解することで、より深い音楽表現が可能になり、様々な音楽的職業での成功につながるでしょう。
まとめ
音楽理論について知りたい人のために、おすすめの本を紹介しました。
まずはじめに、音楽理論がわかる本のおすすめ3選を紹介しました。
さらに探したい人のために、名著・ロングセラー本、初心者向けの本、最新の本など(目次を参照)を紹介しました。
あなたの興味関心にあった本をみつけて、読んだり学んだりしてみましょう!
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