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【2025年9月】人事がわかる本おすすめ5選

2024年7月19日

「人事がわかる本おすすめ」アイキャッチ画像

人事について知りたい人のために、おすすめの本などを紹介します。

人事とは、企業や組織において従業員の採用、育成、評価、報酬、労働環境の整備などを担当する仕事です。これには、求人広告の作成、面接の実施、研修の計画、給与の計算、福利厚生の管理などが含まれます。人事は、社員の満足度とパフォーマンスを高め、組織全体の成功に寄与します。

まずはじめに、人事がわかる本のおすすめ5選を紹介します。

もっと探したい人のために、注目の新刊ロングセラー本など(目次を参照)を紹介します。

あなたは、次のどれに当てはまりますか?

  • 人事担当者:採用、評価、報酬、労務管理などの業務を効果的に行うための知識を深めたい
  • 人事マネージャー・リーダー:チームの管理や戦略的な人事計画の立案・実行に役立つスキルを学びたい
  • 経営者・役員:企業の人事戦略を理解し、経営判断に活かしたい
  • 採用担当者:効果的な採用プロセスや候補者評価の方法を学びたい
  • 教育・研修担当者:社員のスキル向上やキャリア開発をサポートするためのプログラムを設計したい
  • 労務管理担当者:労働法規や労務トラブルの解決方法を理解し、適切な労務管理を行いたい
  • 新入社員:人事の基本知識を学び、将来のキャリアに役立てたい
  • キャリアカウンセラー:社員のキャリア開発や職場の問題解決を支援するための知識を得たい
  • ビジネス学生・研究者:人事管理の理論や実践を学び、将来の研究やキャリアに活かしたい
  • 組織開発担当者:組織のパフォーマンス向上や文化改善のための戦略を学びたい

あなたの興味関心にあった本をみつけて、読んで学んでみましょう!

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おすすめ5選)人事の本

人事がわかる本のおすすめ5選を紹介します。

はじめて人事担当者になったとき知っておくべき、7の基本。8つの主な役割。 [第3版]

書籍情報

働き方改革をはじめ人事パーソンに必須の情報・知識を新たに盛り込んだ人事管理入門書の第3版

■採用から退職に至るまでの人事の基本と人材育成や報酬マネジメント、労使関係など人事の重要な役割がこの1冊でわかる! 
■人事の初心者はもちろん、部下のOJTにも最適!

初めて人事を担当する方や、部下に人事部の基本的な役割や仕事を教えたい方のために編集した入門書。

人材を確保する入り口の「採用」から、「退職」に至るまでの人事管理業務の全般を網羅。
各業務ごとに仕事の進め方やポイントをわかりやすく解説しています。

amazon.co.jp書籍情報より引用

評判・口コミ

第2版 人事担当者が知っておきたい、10の基礎知識。8つの心構え。

書籍情報

労務行政研究所(編集)労務行政(出版社)2024/11/27(発売日)328(ページ数)

人事担当者必携の定番基本書、待望の第2版!
基礎編 人事の赤本

■人事部の役割・業務全般が体系的に学べる、初任者のための基本書
  人事担当者の心構え・姿勢と基本行動も網羅

■人事部門の課題・人事担当者のスキルを尋ねた調査結果や、5社のCHROへのインタビューも掲載。
  人事の本質や仕事の向き合い方を学べる1冊

amazon.co.jp書籍情報より引用

図解でわかる 人事部員の基礎知識 役割・機能・仕事――部門に1冊の実務マニュアル

書籍情報

林浩二, 井上達夫, 國澤勇人, 髙橋千亜希, 石井隆介, 大矢知亮(著)日本能率協会マネジメントセンター(出版社)2024/12/12(発売日)264(ページ数)

本書は、経営環境の転換期に直⾯する⼈事部員が⾝につけておくべき知識やスキル、コンピテンシーの全体像を多数の図表を交えて解説しています。 

はじめて⼈事部に配属された⽅はもちろん、⼀定の経験を積んだ⼈事部員にとっても参考となるよう、広範かつ最新のテーマを盛り込みました。

amazon.co.jp書籍情報より引用

ひとり人事から中堅企業まで使える 人事1年目の教科書

書籍情報

岡田 英之(著)生産性出版(出版社)2025/6/12(発売日)240(ページ数)

「人事のやりがいは何ですか?」と問われて、一言で答えるとしたら、 「幸せな社員をつくること」 です。
「幸せな社員をつくる」の「幸せ」とは、どういうことなのかといえば、企業や組織の中で「自分らしく働けること」です。
「自分らしく」とは、1人ひとりの能力やスキル、経験が仕事の場面で活かせている実感(自己肯定感)を持てることです。
さらに言えば、上司、同僚、後輩など、仲間の仕事を通して、自己肯定感が2倍にも3倍にもなることが理想です。
人事の業務は、そんな幸せな社員をひとりでも多くつくること、あるいはサポートすることです。

では、「人事業務の役割」とは何でしょうか。
企業規模、業界・業種、日系企業・外資系企業などで多少の違いはありますが、次のように整理できます。
・出会いのフェーズ――人材採用
・育みのフェーズ――適材適所を意図した配属や異動、能力開発を促す研修プログラム体系、能力、スキル、経験を評価する人事制度
・旅立ちのフェーズ――、退職や離職、転職、転身支援、アウトプレースメント(再就職支援)、リテンション(離職抑止)などの場面での業務

本書では、人事のやりがいや仕事について、ひとり人事という視点から組織と人事マネジメントについて体系的に説明していきます。また、「人事としての心得」「俯瞰したものの見方と考え方」を中心に紹介します。

amazon.co.jp書籍情報より引用

人事で一番大切なこと 採用・育成・評価の軸となる「人事ポリシー」の決め方・使い方

書籍情報

企業人事は失敗があってはならないものですが、実際は多くの企業で「人事の失敗」が起きています。
とりわけ「“いい人”が採用できない」「採用しても定着しない」という採用の失敗は、日本の企業の大半が経験しています。
そして、「成功戦略」は語られても「失敗戦略」が語られないのが人事の世界でもあります。

そこで本書では、コンサルティング等を通じて400社以上見てきた著者だからこそ知っている、「人事のよくある失敗」とその原因を紹介。
そして人事の失敗を回避するためにいちばん大切な「人事ポリシー」について、設定・運用の手法まで丁寧に説明します。

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評判・口コミ

注目の新刊)人事の本

人事がわかる本の注目の新刊を、4冊、紹介します。

組織内の“見えない問題”を言語化する 人事・HRフレームワーク大全

書籍情報

本書は、リーダーシップ、モチベーション、キャリア開発、組織変革といった、人と組織にまつわる課題に対し、学術的な知見に裏付けられた83のフレームワークを網羅しました。それぞれの理論的背景から、現場で「使える」活用法、さらには陥りがちな注意点まで、豊富な事例と共に解説しています。

人と組織をめぐる問題は、まるで複雑に絡み合った糸のようです。1つの問題を解きほぐしたかと思えば、また別の結び目が現れる。若手の離職、チームの不和、部門間の対立…。こうした無数の課題は、役職や立場に関わらず、組織で働くすべての人にとって、終わりなき問いとして立ちはだかります。

なぜ、これほどまでに人と組織の問題は厄介なのでしょうか。その難しさの本質は、問題の「見えにくさ」にあります。
「若手の定着率が低い」という1つの事象の背後には、人間関係、仕事の与え方、評価への不満、採用のミスマッチなど、さまざまな要因が絡み合っています。そのような経験に頭を抱えたことがある方も少なくないでしょう。

私たちは、こうした複雑な問題にどう立ち向かえば良いのでしょうか。
ビジネスの現場では、問題解決のために「フレームワーク」が活用されます。しかし、不思議なことに、人と組織という重要な領域において、フレームワークは十分に活用されてきませんでした。「人の心は一般化できない」「組織の問題は個別性が高い」――そう考えられてきたからです。

しかし、それは誤解です。

本書で紹介するフレームワークは、問題を解決する「万能なレシピ」ではなく、むしろ、鋭い切れ味を持つ「思考の道具」です。
優れた料理人が包丁やまな板を使いこなして最高の料理を生み出すように、フレームワークは複雑に絡み合った問題を整理する道具です。問題の糸を1つひとつ解きほぐし、構造を可視化し、解決への道筋を照らし出してくれます。

本書で紹介するフレームワークは、皆さんの「思考のOS」をアップデートし、これまで見えなかった問題の本質を見抜く「解像度」を高めてくれます。フレームワークという共通言語を手にすることで、組織内での対話がより生産的になり、チームは同じ未来を描くことができるようになります。
人と組織の問題に、唯一絶対の正解はありません。しかし、だからこそ、私たちには拠り所となる「思考の道具」が必要なのです。(本書「はじめに」より)

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経営に参画する世界基準の人事 「戦略人事」が組織を根本から強くする

書籍情報

多くの日本企業がグローバル化を掲げる一方で、世界市場における競争は激化の一途をたどっています。
グローバル化の鍵を握る「人」の活用において、日本企業は遅れをとっている現状です。

国際競争力ランキング(IMD世界競争力ランキング)によると、「マネジメント慣行」において日本は世界最低レベルという結果が出ています。
この状況を打破し、企業の競争力を高めるために本書で提唱するのが「戦略人事」という考え方です。

戦略人事とは、「企業の持続的な成長目標を達成するために、経営戦略と人事を連携させる」というものです。
これまでの日本企業の人事は組織の仕組みや制度を整える受動的な役割を担ってきました。これに対し戦略人事は、経営トップや事業部門と連携し、人財の採用・育成・抜擢を通じて組織力を高める能動的な役割を担います。

具体的には、多様性を受け入れるDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)の理解、適切な人財育成のためのタレントレビューの導入、そして人的資本経営の視点を取り入れた従業員の心理的資本へのアプローチなどが挙げられます。

本書では人事コンサルタント、エグゼクティブコーチである著者が、グローバル人事における自身の経験に基づき、戦略人事を企業に導入するための具体的な方法や考え方について解説します。

戦略人事こそがグローバル競争を勝ち抜き、企業の持続的な成長を実現するための最強の戦略であることが本書で明らかになるでしょう。

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法律実務家のための人事労務管理の基礎知識

書籍情報

木下 潮音, 小鍛冶 広道, 小山 博章, 湊 祐樹(編著)有斐閣(出版社)2025/8/27(発売日)358(ページ数)

働き方の多様化,ダイバーシティの浸透などにより企業の人事労務管理のあり方は日々変わっています。

本書は,企業から人事労務の相談を受けている弁護士たちが,20の重要テーマについて,法制度や裁判例などの基本と実務での留意点を丁寧に解説します。

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人事が押さえておきたい 能力不足社員への対応法

書籍情報

西頭英明, 柏戸夏子(著)労務行政(出版社)2025/7/25(発売日)248(ページ数)

◆能力不足社員への対応を、弁護士がイチから丁寧に解説!
◆令和元年以降の裁判例も豊富に紹介

従業員の「能力不足」が問題となるのは、本人の知識・経験・努力が不足していることなどにより、「企業が求める業務遂行」に「従業員の実際の業務遂行」が達しておらず、両者の間にギャップがあるからです。
このギャップをいかに可視化し、注意指導していくかが、能力不足社員への対応のポイントとなります。

本書では、能力不足(=ギャップ)の可視化から注意指導、人事上の対応までの一連のプロセスを順を追って解説します。
紛争への備えとして重要な「可視化・記録化」のポイントも、具体例を用いて丁寧に説明していきます。
また、「ジョブ型雇用」「評価制度」「PIP」「賃金減額」「普通解雇」などのテーマ別に、能力不足社員に対応する際の実務上のポイントを詳解。
付録として「能力不足社員対応」に関する10の裁判例をピックアップしました。

能力不足社員に対応するためのノウハウをまとめた“基本書”といえる一冊です。

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ロングセラー)人事の本

人事がわかる本のロングセラーを、10冊、紹介します。

第2版 人事担当者が知っておきたい、8の実践策。7つのスキル。

書籍情報

労務行政研究所(編集)労務行政(出版社)2024/12/19(発売日)376(ページ数)

「入門編(緑本)」「基礎編(赤本)」に続く、人事担当者としてステップアップするための実務の基本書、待望の第2版!
ステップアップ編 人事の青本

■人事データの分析や人事施策の企画立案に向けた実務対応など、人事業務の応用や専門知識を習得するための解説が満載

■人事担当者に不可欠なビジネスマインドやスキルも解説
 中堅以上のプロフェッショナルを目指す人事担当者にもおすすめ

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amazonのすごい人事戦略

書籍情報

佐藤 将之(著)東洋経済新報社(出版社)2022/6/24(発売日)256(ページ数)

世界最強企業amazonの採用・育成・目標管理がこれ一冊でわかる!

アマゾニアンの行動・思考の規範「OLP」
採用に絶対的な権限を持つ「バーレイザー」
毎年20%成長を実現する「メトリックス文化」
週単位で軌道修正を実現する「One on One」
能力に応じて適正に配置する「9ブロック」 ・・・・・・他

社員と組織が最高のパフォーマンスを発揮し持続的に成長し続けるジェフ・ベゾスが考えた究極の仕組み!

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人事こそ最強の経営戦略

書籍情報

南和気(著)かんき出版(出版社)2018/6/13(発売日)320(ページ数)

世界で勝負する企業の、すべての経営者と人事担当者に贈る
永久保存版! 「日本型・グローバル人事の教科書」

人事のグローバル化に求められるのは、日本企業で行われてきた人事施策を「人材の多様化」「人材需給のグローバル化」「人材の流動化」という三つの変化に対応したものにいわば“バージョンアップ”していく作業であり、なにか全く新しいことをゼロからスタートさせるといったことではありません。
そして実際に正しい方法でやってみると、実は日本企業ほどグローバル人事に向いている企業はないというのが、私自身の実感です。

本書では、「変化」に直面した日本企業が、この「変化」をチャンスと捉えて、世界で勝てる組織に変わっていけるよう、グローバル人事を最短で実現させる具体的な方法と、その際に人事が知っておくべき考え方を余すことなくお伝えしていきます。
(「はじめに」より)

パナソニック、ジョンソン・エンド・ジョンソン、オムロン、国連、SAP……先進企業の事例も掲載!

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評判・口コミ

意外とわかっていない人のための 人事・労務の超基本

書籍情報

北村 庄吾(著)かんき出版(出版社)2021/5/19(発売日)224(ページ数)

労務トラブルに振り回される現場責任者のために書きました。 
リアルな悩みから生まれた80の課題を、一つひとつ解決していきます。 


働き方改革の時代にコロナ禍が直撃し、会社と社員の双方に戸惑いが広がっています。テレワークで自宅が職場になった社員も大変ですが、会社にとっても社員の管理は難しくなる一方です。 
ここ数年、労務トラブルは増える傾向にありました。繁忙期でも残業を嫌がる若手社員や、SNSへの不用意な投稿で炎上するアルバイトがあとを絶ちません。退職代行会社を使って引継ぎをせず辞めていく者、休職制度を悪用して何年も会社に居座る者など、驚くような事例も増えています。 

働く人たちの権利意識が高まってきたタイミングで新型コロナウイルスが直撃し、人事・総務部門の担当者はもちろん、支店や営業所のトップ、部下を抱える管理職など、現場責任者の悩みは深くなる一方です。 

本書はこうしたリーダーたちのお役に立てるように、人事・労務の課題を「ひとまとめ」にしました。 

全体は、採用から退職という流れに沿ってオーソドックスに構成しました。就業規則、賃金、賞与、有給休暇、退職金などに関する基礎知識を、しっかり解説していきます。加えて、テレワークや裁量労働制、休職制度、再雇用・勤務延長、外国人雇用といった新しいテーマも網羅しました。同一労働・同一賃金や時間外労働の上限規制など、改正されたばかりのトピックも盛り込んでいます。 

トラブル解決の武器として気になる項目から読んでもよし、日常の中で頼れる辞書として使ってもよし。人事・労務をイチから学ぶために、最初から読んでもよし。 

みなさまの用途に合わせた「相棒」として、ご活用ください。

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人事と採用のセオリー 成長企業に共通する組織運営の原理と原則

書籍情報

「人事と採用のセオリー」とは何でしょう。
それは、人事や採用に関する考え方であり、その背景にある心理学と組織論をベースにした人の行動科学です。

リクルートが、東京大学教育学部心理学科の出身者たちの作った会社であることはご存知でしょうか。
リクルートのマネジメントスタイルは、創業者である江副浩正の徹底した人間洞察と、合理主義、現実主義に基づいています。
彼は、他社に対してリクルートブック(リクナビの原型)というPUSH(オーディション)型採用のプラットフォームを提供する一方で、自社の社員は基本的にPULL(スカウト)型で採用しました。
人材の質が企業の成長の鍵であることを理解し、自社の採用ブランドでは優秀な人材を獲得できないことを知っていたからです。

「リクルート→ライフネット生命→オープンハウス」で人事・採用責任者を歴任した著者が明かす、人を動かし、組織を伸ばす人材マネジメント

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シン・人事の大研究 人事パーソンの学びとキャリアを科学する

書籍情報

田中 聡 , 中原 淳 , 『日本の人事部』編集部(著)ダイヤモンド社(出版社)2024/7/31(発売日)256(ページ数)

人事部門で働く一人ひとりにスポットライトを当て、仕事・学び・キャリアを調査する日本初のプロジェクト『シン・人事の大研究』がついに書籍化!

人事パーソンは、何をどのように学び、いかにして充実したキャリアを歩むのか?
挑み、学び、変わる人事のためのガイドブック

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評判・口コミ

ここで働きたいと言われる会社になる 中小企業のための人が辞めずに育つ人事制度

書籍情報

社員のエンゲージメントを高め、定着率アップ!
悩める中小企業を救う、実践的な人事制度の構築法とは?

少子高齢化が進むわが国では、生産年齢人口(15~64歳)の減少とコロナ禍からの経済回復に伴う需要増加により、多くの企業が深刻な人材不足に直面しています。特に中小企業では大企業に比べて従業員一人ひとりが占める役割が大きいため、質の高い人材の確保と定着はより重要な経営課題となっています。しかし経済回復の一方で最低賃金の引き上げや原材料価格の高騰、社会保険料負担の増加といった経営コストも上昇しており、採用活動や人材育成に十分なリソースを割くことが難しい中小企業も少なくありません。さらに、転職を促す情報の増加や、リモートワークによる職場での人間関係の希薄化、多様な働き方の浸透により、企業への帰属意識の低下が進み、人材の定着がますます困難になっています。

約20年間にわたり経営・人事コンサルタントとして中小企業の人事課題の解決に携わってきた著者は、人材定着には「エンゲージメントの向上」が不可欠だと述べています。エンゲージメントとは、会社と社員が相互の成長に貢献し合う関係性を指しており、著者は多くの企業支援を通じてこの重要性を実感してきました。

本書では、著者が現場で培ってきた知見をもとに、組織のコンパクトさという中小企業の強みを活かした人事制度の構築法を解説しています。制度設計の基本から社内への説明方法、導入時の注意点、運用段階で生じやすい課題とその対応策まで、各ステップを具体的に紹介するとともに、制度を導入した企業の成功事例を通じて、運用時のポイントや陥りやすい落とし穴についても詳しく取り上げています。

社員のエンゲージメントを高め、定着率を向上させることで、組織全体の生産性を引き上げたいと考える中小企業経営者・人事担当者に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

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最強の戦略人事 経営にとっての最高のCAO/HRBPになる

書籍情報

リード・デシュラー, クレイグ・スミス, アリソン・フォン・フェルト(著)土井 哲(翻訳)東洋経済新報社(出版社)2020/4/3(発売日)208(ページ数)

アメリカの大手企業では導入が進み、サントリー、日立製作所、ヤフーなど日本の大企業も取り入れはじめた「ヒューマン・リソース・ビジネス・パートナー(HRBP)」。企業の経営・事業のパートナーとして、経営の観点から人事戦略を構築するという、新しい人事プロフェッショナルのことである。人事担当者が単なる人事のオペレーションを司るだけではなく、人事の目標が会社の目標とマッチするよう、経営幹部とともに戦略的に働く役職のことである。

これからの人事担当者は、経営者にとっての「戦略パートナー」でなくてはならない。「HRBP」の仕事の中でも最も核心部分である組織設計のノウハウを紹介する。

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個性を活かす経営と人事 認知・非認知の経営学

書籍情報

鈴木智之(著)日本能率協会マネジメントセンター(出版社)2025/6/25(発売日)264(ページ数)

一部の先進企業と研究者が知っている「個性」の具体的な活かし方

「個を活かす経営」「個を活かす人事」とよく言われるが、「個」や「個性」とは何を指すのか――この難題に対して、捉え方の理論的枠組みは、国内において十分に提供されていない。

しかし、国内外の先進企業は人的資本が内に秘める個性や個を見つけて育てる目を養い始めている。また欧米を中心に、長きにわたって展開されてきた学術研究では、個性や個を捉える理論的枠組みが提供され始めている。

本書は、それらの世界の英知を解説しながら「どんな個性の要素が高いとジョブ・パフォーマンスが高いのか」「どんな個性がどんなタスクで活かされる可能性が高いのか」「採用時に見極めるべきはどんな個性なのか」など、日本の実業界ではあまり知られていない個性の具体的な活かし方を紹介する。経営・人事の実務家や研究者必読の書。

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図解でわかる 人事・労務の知識(第6版)

書籍情報

中田孝成(監修)総合法令出版(出版社)2025/3/11(発売日)272(ページ数)

2025年4月からの改正法に完全対応!

労働基準法をはじめとする人事・労務に関する主要法規の要点を、「1テーマ見開き2ページ+図表付き」で初心者にもわかりやすく解説し、大手企業の管理職研修テキストや課題図書としても好評を博しているロングセラーの最新第6版。

今回の第6版では、2024年に改正された労働条件の明示義務や高齢者雇用安定法、フリーランス保護を謳った新法などを盛り込んだ。
企業の経営者・人事労務担当者はもちろん、部下を持つ管理職にとって「これだけは知っておかなければならない」知識だけを集めた入門書。

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人事によくある質問と回答

人事について、初心者からよくある質問と回答を5つ紹介します。

人事部門とは何をするところですか?

回答: 人事部門は、企業内で従業員の採用、配置、評価、育成、福利厚生の管理など、人的資源に関連するすべての業務を担当します。

従業員のキャリアパスを支援し、労働関連法規の遵守を確保する役割も果たします。

人事評価とは何ですか?

回答: 人事評価は、従業員の業務実績や行動、態度、能力などを評価し、その結果を基に昇進や給与、研修の必要性を決定するプロセスです。

この評価により、従業員のモチベーション向上や能力開発、組織全体の成果向上を目指します。

人事戦略とは何ですか?

回答: 人事戦略は、企業の長期的な目標と戦略に基づき、適切な人材を確保、育成、維持するための計画です。

効果的な人事戦略は、組織のパフォーマンスを最大化し、競争優位を維持するために重要です。

労働法と人事の関係は何ですか?

回答: 労働法は、従業員と雇用主の権利と義務を規定する法律です。

人事部門は、採用、雇用、解雇、労働時間、安全衛生などの各種プロセスが労働法に準拠していることを保証し、法的な問題が発生しないように管理します。

小規模企業で人事部がない場合、どうすれば良いですか?

回答: 小規模企業では人事部がないことが一般的ですが、人事関連の業務は経営者やその他の管理職が担うことが多いです。

必要に応じて外部の人事コンサルタントを利用するか、オンラインの人事管理ツールを活用することで、効率的な人材管理が可能になります。

人事のスキルが活かせる職種とは?

「人事」に関する知識や経験を習得することによって、企業や組織の人材管理に関連するさまざまな役割を担当することができます。

以下に、人事の知識や経験を活かして担当できる具体的な仕事の例を挙げます:

  1. 採用担当者(リクルーター):
    • 企業の採用活動を担当し、適切な人材を見つけ出して採用します。求人広告の作成、応募者のスクリーニング、面接の実施などを行います。
  2. 人材開発・トレーニングスペシャリスト:
    • 社員のスキル向上やキャリア開発を支援するためのトレーニングプログラムを設計・実施します。新入社員研修、リーダーシップトレーニング、継続教育プログラムなどを担当します。
  3. パフォーマンスマネジメントスペシャリスト:
    • 社員のパフォーマンス評価制度を設計・運用します。目標設定、フィードバックプロセス、評価結果の分析と改善提案を行います。
  4. 給与・福利厚生担当者:
    • 給与計算、賞与管理、福利厚生プログラムの運営を担当します。市場調査を行い、給与体系や福利厚生の改善策を提案します。
  5. 労務管理スペシャリスト:
    • 労働法規や労働条件に関するコンプライアンスを管理します。労働契約の作成、労働時間管理、労働組合との交渉などを行います。
  6. 人事情報システム(HRIS)管理者:
    • 人事データの管理と分析を担当します。HRIS(人事情報システム)の運用・管理、データベースの維持、レポート作成を行います。
  7. タレントマネジメントスペシャリスト:
    • 人材の発掘と育成を担当します。ハイポテンシャル社員の特定と育成プログラムの設計、後継者計画の策定を行います。
  8. コンプライアンス・倫理担当者:
    • 企業のコンプライアンスプログラムを管理し、倫理規範の遵守を促進します。社内ポリシーの作成、従業員教育、違反の調査と対応を行います。
  9. 組織開発コンサルタント:
    • 組織の効率化と生産性向上を支援します。組織構造の設計、チームビルディング、変革管理プログラムを実施します。
  10. HRビジネスパートナー:
    • 特定の事業部門や部門の人事戦略を担当し、ビジネスニーズに応じた人事サポートを提供します。人材計画、組織変革の支援、経営陣との連携を行います。
  11. 多様性・インクルージョン担当者:
    • 多様性とインクルージョン(D&I)プログラムを策定・推進します。D&Iに関する教育やトレーニング、ポリシーの導入、組織文化の改善を行います。
  12. 人事ディレクター/CHRO(最高人事責任者):
    • 企業全体の人事戦略を立案・実行します。人事部門の統括、人事ポリシーの策定、人材資源の最適化を担当します。
  13. 社員関係担当者:
    • 社員の満足度向上と職場環境の改善を担当します。社員の意見収集、問題解決、コミュニケーション促進プログラムを実施します。
  14. 研修企画担当者:
    • 社員の能力開発のための研修プログラムを企画・運営します。社内外の講師との調整、研修効果の測定と改善を行います。

人事の知識と経験は、企業や組織がその人材を効果的に管理し、成長させるために不可欠です。

このスキルを持つことで、人材の採用から育成、評価、労務管理まで、幅広い人事関連の役割を担当することができます。

まとめ

人事について知りたい人のために、おすすめの本を紹介しました。

まずはじめに、人事がわかる本のおすすめ5選を紹介しました。

もっと探したい人のために、注目の新刊ロングセラー本など(目次を参照)を紹介しました。

あなたの興味関心にあった本をみつけて、読んで学んでみましょう!


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