インクルーシブについて知りたい人のために、おすすめの本などを紹介します。
インクルーシブとは、すべての個人が自分らしく参加し、貢献できる環境を意味します。これには障害、性別、人種、宗教、年齢などに関わらず、多様な人々が差別や偏見なく受け入れられることが含まれます。インクルーシブな社会や組織は、多様性を強みとし、創造的な解決策と革新を促進します。包摂性は、公平で平等な機会を提供することで全員のポテンシャルを引き出します。
まずはじめに、インクルーシブがわかる本のおすすめ5選を紹介します。
もっと探したい人のために、注目の新刊、ロングセラー本など(目次を参照)を紹介します。
あなたは、次のどれに当てはまりますか?
- ビジネスリーダー・経営者: 職場での多様性と包括性を促進し、より生産的で革新的な組織文化を築きたい。
- HRプロフェッショナル: 多様なバックグラウンドを持つ従業員の採用、維持、育成戦略を開発したい。
- 教育者: すべての学生が平等に教育を受けられるように、包括的な学習環境を作りたい。
- 政策立案者: 社会のすべてのセクターでインクルーシブなポリシーとプラクティスを推進したい。
- 社会福祉・非営利組織の関係者: 社会的包摂を促進し、マイノリティや弱者の支援プログラムを強化したい。
- コミュニティリーダー: 地域社会でのインクルージョンと多様性の価値を高め、参加と公平性を促進したい。
- 研究者・学者: インクルーシブな環境の影響や効果的な戦略に関する研究を行いたい。
- デザイナー・開発者: 製品やサービスの設計において、すべてのユーザーを考慮したアクセシブルなアプローチを取り入れたい。
- 自己啓発に興味がある人: 個人レベルで多様性と包括性の理解を深め、よりインクルーシブな態度を育みたい。
- ソーシャルメディアインフルエンサー・コンテンツクリエーター: 多様性とインクルージョンに関する意識を高め、広く共有するコンテンツを作成したい。
あなたの興味関心にあった本をみつけて、読んだり学んだりしてみましょう!
1月16日まで
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おすすめ5選)インクルーシブの本
インクルーシブがわかる本のおすすめ5選を紹介します。
差別のない社会をつくるインクルーシブ教育 誰のことばにも同じだけ価値がある
書籍情報
障害、貧困、ジェンダー、マイノリティ、包括的性教育、いじめ、能力主義……
差別のないインクルーシブな教室・社会をつくるために、モヤモヤ一緒に考えよう!本書は、マイノリティ当事者、研究者、教員、学生、福祉・医療関係者、行政職員、会社員など、多様な立場の人たちが集まり、考えや葛藤、実践を交流する場から生まれました。
amazon.co.jp書籍情報より引用
ぜひ1人ひとりのことばに耳を傾け、子どもと一緒に考え、実践するヒントを見つけてください。
評判・口コミ
インクルーシブデザイン 社会の課題を解決する参加型デザイン
書籍情報
誰もが参加できるデザインで社会を変える
英国発の概念から日本での実践まで、社会的課題を解決する参加型デザインの方法論。誰かのためのデザインから、誰もが参加できるデザインへ。
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イタリアのフルインクルーシブ教育 障害児の学校を無くした教育の歴史・課題・理念
書籍情報
1970年代から障害児のための学校を廃止しインクルーシブ教育へと方向転換したイタリア。
その歴史的文脈を紀元前からイタールやセガン、そしてモンテッソーリまで概観し、理念と実践の発展・展開を「障害者の権利に関する条約」や教育方法論を踏まえて概説する。
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Q&Aで学ぶ インクルーシブな学級づくり&授業づくり 多様性を包摂する授業UDの視点から
書籍情報
学びにくさのある子もそうでない子も、安心して学べるインクルーシブな教室をつくるためのヒントを41のQ&Aでまとめました!
多様性を包括する授業UDの視点から、「一人ひとりが輝く」教室をつくるためにできることを理論と実践の視点から超具体的に解説します。
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インクルーシブな教育と社会 はじめて学ぶ人のための15章
書籍情報
「インクルージョン」という言葉は障害者と健常者の共生というだけでなく、排除されがちな属性をもつ人々をコミュニティに包摂するために障壁を除去することを意味する広い概念である。
新自由主義的な政治情勢、コロナ禍、ウクライナ侵攻など世界レベルで分断と排除が進行するなか、障害者権利条約やSDGsの潮流などからもわかるように、近年ますますインクルージョンの重要性は高まっている。
本著はその課題と取り組みを多角的な視点から学ぶ手引きであり、学生自身がいかに今の社会とかかわり、どのように生きるべきかを考えるためのきっかけともなる一冊。
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注目の新刊)インクルーシブの本
インクルーシブがわかる本の注目の新刊を、1冊、紹介します。
インクルーシブ社会における特別支援学校の防災機能と防災教育カリキュラム 災害時の支援ニーズに関する実証的研究
書籍情報
障害児の保護者と特別支援学校への調査により見えてきた、災害時における具体的な支援ニーズと、学校側が日頃よりそなえておくべき施設・設備および防災教育の実態と課題。
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ロングセラー)インクルーシブの本
インクルーシブがわかる本のロングセラーを、10冊、紹介します。
インクルーシブ教育を通常学級で実践するってどういうこと?
書籍情報
私たちは違うからこそ、つながる。
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学級の子どもたちはそれぞれに違ったストーリーを生きていることを前提に、公立学校で実践されたインクルーシブ教育の最前線を振り返る!
通常学級でのインクルーシブ教育は、具体的にどう実践すればいいのか。
これまで数々の教育実践を世に問うてきた岩瀬実践をもとに考える。
【特別支援教育/学級づくり/小学校教師対象】
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みんなを幸せにするインクルーシブ教育 自閉症児と定型発達児が共に学ぶ武蔵野東幼稚園の挑戦
書籍情報
60年前から自閉症児と定型発達児が共に学ぶ「混合教育」を実践する幼稚園。
海外からも視察が入るユニークな教育の全容を園長が綴る
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身近なコトから理解する インクルーシブ社会の障害学入門 出雲神話からSDGsまで
書籍情報
障害のある子どもや大人、その家族に寄り添って臨床発達支援をしてきた著者が、マスク、カラオケ、資格、きょうだいなどを切り口に、身近なコトとインクルーシブ社会がどう繋がるかを解説する27講義。
興味のあるテーマから読めて、わかりやすく、面白い。
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巻末には本邦初?!「障害や疾病に関連する記念日リスト」も収録しています。
よくわかるインクルーシブ教育
書籍情報
インクルーシブ教育とは、子どもたち一人ひとりが多様であることを前提に、障害の有無にかかわりなく、誰もが望めば自分に合った配慮を受けながら、地域の通常学級で学べることを目指す教育理念と実践プロセスのことをいう。
支援の対象はすべての児童・生徒で、発達障害や貧困、虐待、外国籍等、多様化している。
インクルーシブ教育と特別支援教育はどうちがうのか。インクルーシブ教育の考え方と、教室にいる子どもの実態をわかりやすく解説する。
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学校・学級づくり、カリキュラム・授業づくりの実際を、事例を交えて紹介。
インクルーシブ教育ハンドブック
書籍情報
国際的に高く評価されている特別支援教育の大著,ついに邦訳!
多様化する教育的ニーズ,教育における権利と平等など理論的な問題から, 授業実践や機関間連携など実践的な課題まで, 日本の教育のあり方を考えるうえで参考になるトピックを厳選し抄訳。
社会文化的背景を踏まえた学際的な視座からインクルーシブ教育を捉え直す。
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間違いだらけのインクルーシブ教育
書籍情報
混同されがちな特別支援教育とインクルーシブ教育の違いや類似点をあきらかにしつつ,徹底的な現場目線で,今日の「間違いだらけ」のインクルーシブ教育について詳述。
こんな方にオススメ
出版社書籍情報より引用
・インクルーシブ教育について正しく理解したい方。
・現場目線の,歯に衣着せないインクルーシブ教育の本をお探しの方。
評判・口コミ
インクルーシブ教育ってどんな教育?
書籍情報
「インクルーシブ発想の教育」とはどういう教育なのか。
障害のある子どもだけでなく、すべての子どもの多様なニーズに応える教育を学校現場でどのように進めていけばいいのか。スペシャリスト8人が具体的提言と実践を紹介する。
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【特別支援教育/教育技術/小中学校教師対象】
今からはじめる! インクルーシブ保育
書籍情報
障害の有無に捉われず、どの子も大切にするインクルーシブ保育。
子ども目線で保育を見直す9園の事例を、豊富な写真でご紹介!
どの園にも障害のある子、外国につながりのある子などがいて、一斉に同じ活動をする従来の保育が、実情に合わなくなってきています。
日本の分離教育はインクルーシブ教育に反しているとして、国連からの改善勧告も。子どもたちの多様化が進む中、どの子も主体的に園生活を送れるように、一人ひとりを大切にするインクルーシブな保育が今、求められはじめています。
具体的にはどうすればよいのか、と難しく思われがちなインクルーシブ保育ですが、本書では、登園、自由あそび、食事、運動会や発表会など日常保育のあらゆる場面での、インクルーシブな保育事例を豊富な写真でわかりやすくご紹介。保育者同士の協働や、保護者との関係づくり、専門機関との連携の方法などを、9園の実践から学びます。
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インクルーシブな学校をつくる 北欧の研究と実践に学びながら
書籍情報
近年、国際的に推進されているインクルージョンについて、その萌芽と歴史的展開を示し、児童生徒の多様なニーズとの関係から概説する。
また、障害児教育のみならず、いじめ、非行、外国に背景をもつ子どもなど、学校が抱える多様な課題について、北欧における研究と実践を紹介。
さらに、日本の教育現場でインクルージョン概念を踏まえた学校改善を実現するために、関係諸機関と連携したアプローチのあり方を提言する。
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エピソード語りで見えてくるインクルーシブ教育の視点
書籍情報
「インクルーシブ教育、まずはここから」。
インクルーシブ教育を実践する際に、共有しておきたい「視点」がエピソードとともに、多数書かれています。
ぜひ、本書が提供している話題をきっかけに、身近な人と対話をしてみてください。
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そこから、インクルーシブ教育が始まると思います。
インクルーシブによくある質問と回答
インクルーシブについて、初心者からよくある質問と回答を5つ紹介します。
インクルーシブとは何ですか?
回答: インクルーシブとは、すべての人が参加し、貢献し、受け入れられるような環境や社会を目指す概念です。
これには、障害、人種、性別、年齢、性的指向など、さまざまな背景を持つ人々を包摂し、差別や排除をなくす努力が含まれます。
インクルーシブな社会を作るメリットは何ですか?
回答: インクルーシブな社会を作るメリットには、社会的公正と平等の促進、多様性に富んだアイデアや視点の尊重、創造性とイノベーションの向上、個人の満足度と幸福感の向上などがあります。
また、経済的にも多様な才能の活用により、より豊かで持続可能な発展が期待できます。
インクルーシブな環境を作るために個人ができることは何ですか?
回答: インクルーシブな環境を作るために、個人は異なる背景や意見を持つ人々に対してオープンで受容的な姿勢を持つことが大切です。
また、差別や偏見に基づく言動を避け、多様性を尊重し肯定する行動を取ることも重要です。
さらに、包摂的な言葉遣いを心がけることや、不公平や排除に対して声を上げることも、インクルーシブな環境作りに貢献します。
職場でインクルーシブな文化を促進する方法は?
回答: 職場でインクルーシブな文化を促進するには、多様性と包摂を組織の価値に組み込み、それを全社員が共有することが始まりです。
多様な背景を持つ従業員の採用と昇進を積極的に行い、差別や偏見に対するゼロトレランスのポリシーを設定します。
定期的な多様性と包摂に関する研修やワークショップの実施、従業員間の対話と交流を促すイニシアティブも有効です。
インクルーシブな教育とは何ですか?
回答: インクルーシブな教育とは、すべての子どもが共に学び、成長できる教育環境を指します。
これには、障害がある子どももない子どもも、社会経済的背景や民族、言語、性別などに関わらず、同じ学校やクラスで学ぶ機会を提供することが含まれます。
インクルーシブな教育は、多様性を受け入れ、個々のニーズに応じた支援を行うことで、すべての子どもの潜在能力を引き出し、全員の学習成果を最大化することを目指します。
インクルーシブのスキルが活かせる職種とは?
インクルーシブ(包括性)に関する知識や経験は、多様性を尊重し、すべての人が公平に参加し、貢献できる環境を促進することを目的としています。
この分野での知識や経験は、以下のような仕事で活かすことができます:
- ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)マネージャー:
- 企業や組織内で多様性と包括性のイニシアチブをリードし、D&Iプログラムの計画と実施を担当します。職場の多様性を促進し、すべての従業員が尊重され、価値を見出せる文化を築きます。
- HR(人事)スペシャリスト:
- 採用、研修、評価などの人事プロセスにおいて、インクルーシブなアプローチを取り入れます。従業員が多様性を受け入れ、相互理解を深めるための環境を作ります。
- コーポレートトレーニング&開発スペシャリスト:
- 従業員向けの研修プログラムを開発し、多様性と包括性に関する教育を行います。意識向上とスキル開発を通じて、職場のインクルーシブな文化を強化します。
- ソーシャルワーカー/カウンセラー:
- コミュニティサービスや公的機関で、多様な背景を持つ個人や家族への支援を提供します。包括的なサポートを通じて、すべての人が社会に参加できるよう助けます。
- 教育者/教育コンサルタント:
- 学校や教育機関で、インクルーシブ教育の原則に基づくカリキュラムやプログラムを開発、導入します。すべての生徒が学習に参加し、成功できる環境を作ります。
- ポリシーアドバイザー/アナリスト:
- 政府や非営利組織で、多様性と包括性に関する政策の策定や分析に携わります。公平でアクセスしやすいサービスやプログラムの開発を支援します。
- コミュニティアウトリーチコーディネーター:
- 多様なコミュニティグループやマイノリティ集団と連携し、彼らのニーズに応えるプログラムやイベントを企画します。包括的なコミュニティの構築を目指します。
インクルーシブに関する知識や経験を持つプロフェッショナルは、組織内外での多様性と包括性の促進に貢献し、すべての人に平等な機会を提供するための重要な役割を果たします。
職場、教育、コミュニティサービス、公的政策など、幅広い分野でのニーズが高まっています。
まとめ
インクルーシブについて知りたい人のために、おすすめの本を紹介しました。
まずはじめに、インクルーシブがわかる本のおすすめ5選を紹介しました。
もっと探したい人のために、注目の新刊、ロングセラー本など(目次を参照)を紹介しました。
あなたの興味関心にあった本をみつけて、読んだり学んだりしてみましょう!
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