福祉について知りたい人のために、おすすめの本などを紹介します。
福祉とは、全ての人が安心して尊厳を持って暮らせるよう、社会全体で支え合う仕組みのこと。高齢者、障がい者、子どもなど、誰もがその人らしく生きるために、必要な支援やサービスを提供し、より良い社会を目指す営みです。
まずはじめに、福祉がわかる本のおすすめ5選を紹介します。
もっと探したい人のために、注目の新刊、ロングセラー本など(目次を参照)を紹介します。
あなたは、次のどれに当てはまりますか?
- 福祉・社会福祉を学ぶ学生:基礎知識や制度、現場の実情を学びたい
- 福祉施設や介護現場で働く人:現場での支援方法や利用者対応の知識を深めたい
- 社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士などの資格取得を目指す人:試験対策や実務理解のために学びたい
- 行政関係者・自治体職員:地域福祉政策や制度運用をより深く理解したい
- NPO・市民活動団体のスタッフ:福祉の視点を取り入れて活動の質を高めたい
- 保育士・教員など子どもに関わる職種の人:子どもや家庭の福祉支援について知りたい
- 医療従事者:医療と福祉の連携について理解を深めたい
- 障害や高齢、生活困窮などの支援を必要とする人とその家族:制度や支援内容を知って活用したい
- 地域づくりやまちづくりに関心がある人:包括的な支援や共生社会の実現に取り組みたい
- 福祉に関心のある一般読者:社会的弱者を支える仕組みに関心を持っている
あなたの興味関心にあった本をみつけて、読んで学んでみましょう!
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おすすめ5選)福祉の本
福祉がわかる本のおすすめ5選を紹介します。
流れと対応がチャートでわかる!子どもと大人の福祉制度の歩き方
書籍情報

◎福祉制度の全体像がチャートによって理解できる!
本書では、大人編と子ども編に分け、福祉制度の全体像をチャートで示して解説します。
amazon.co.jp書籍情報より引用
各章には登場人物を出し、場面ごとに区切って説明していくため、使える制度の概要がピンポイントに理解できます。
図解でわかる障害福祉サービス
書籍情報
【 障害福祉の超入門! 】
障害者をとりまく問題から、障害者総合支援法や障害福祉サービス、その他関連制度の知識をわかりやすく解説しました。
◆ 見てわかる!視覚的な理解を助ける図とイラスト
豊富な図とイラストで解説しているので、難しい内容もスッと理解できます。◆わかりやすい表現で簡潔に解説
1つ1つの項目を見開き2ページで解説。ここだけは押さえておきたいという内容に絞って、わかりやすさを追求しています。◆障害福祉にかかわるすべての方へ
amazon.co.jp書籍情報より引用
障害福祉サービスの従事者や新人職員、ケアマネ等の相談援助職など、障害者支援にかかわるあらゆる人におすすめの入門書。
支援者だけでなく、障害のある人自身にも読みやすい内容です。
評判・口コミ
福祉って本当にこれでいいの? 「自立や成長」「知識や技術」だけが支援なのか
書籍情報

自分を見つめ直すことが、より良い福祉を実践する第一歩になる
amazon.co.jp書籍情報より引用
*「全国学校図書館協議会選定図書」に選定されました!
福祉の仕事をする上で、ほんとうに大切なものってなんだろう?
知識、技術、利用者とのあたたかな気持ちのやりとり……。
「いい支援とは何か」を福祉業界で10年以上問い続けてきた著者が見出した、ひとつの答えとは。
「たくさんの方に支えられ、いろいろなことを学びとって、なんとか今日までやってきた、そんな私が福祉を志すあなたに何かできることをしたいと思い、こうして本ができました。よかったら福祉について一緒に考えてみませんか?」
(著者より)
マイノリティデザイン 弱さを生かせる社会をつくろう
書籍情報

こんな話があります。
amazon.co.jp書籍情報より引用
「ライター」は、もともと片腕の人でも火を起こせるように発明されたものでした。「曲がるストロー」は、寝たきりの人が手を使わなくても自力で飲み物を飲めるよう作られたものです。それが今では障害者、健常者、関係なく広く利用されています。障害者にとって便利なものは、健常者にとっても便利だからです。
つまり、「すべての弱さは社会の伸びしろ」。
ひとりが抱える「弱さ」を、世界を良くする「力」に変えるアイデアのつくり方。それがマイノリティデザインです。
大手広告会社で名だたる企業のCMを手がけるコピーライターだった澤田氏は、自身の息子が目に障害を持って生まれてきたのを機に、「広告をつくらないコピーライター」となりました。そして、活躍の舞台を広告業界という「マス」の世界から、福祉業界という「マイノリティ」の世界にスライドさせ、「弱さ」を起点に社会課題を解決する仕掛け人となります。
その活動は多岐に渡ります。
・福祉器具である義足をファッションアイテムに捉え直した「切断ヴィーナスショー」
・視覚障害者の「足」と寝たきりの人の「目」を交換する「ボディシェアリングロボットNIN_NIN」
・過疎化地域への移住を劇的に促進させたPRプロジェクト「高知家」
・ユナイテッドアローズと立ち上げた、ひとりの悩みから新しい服をつくるレーベル「041」
・運動音痴でも日本代表選手に勝てる「ゆるスポーツ」etc……。
苦手、できないこと、障害、コンプレックス=人はみな、なにかの弱者・マイノリティ。テレビやウェブで話題になった数々の仕事、その全貌を書き下ろした、ビジネス書としては澤田氏初の書籍となります。
ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと
書籍情報

病やケガ、衰弱や死は避けて通れない。自分や親しい人が苦境に立たされたとき、私たちは「独りでは生きていけない」ことを痛感する。そうした人間の弱さを前提とした上で、生を肯定し、支える営みがケアである。
本書では、看護の現象学の第一人者が、当事者やケアワーカーへの聞き取りをもとに、医療行為を超えたところで求められるケアの本質について論じる。
育児や地域福祉、貧困対策のあり方にも通底する「当事者主体の支援」とは。〈実践〉のための哲学書。
amazon.co.jp書籍情報より引用
評判・口コミ
注目の新刊)福祉の本
福祉がわかる本の注目の新刊を、4冊、紹介します。
福祉は誰のため?
書籍情報
支援が必要な人は「困った人」じゃない。
amazon.co.jp書籍情報より引用
元気な人も誰かの助けが必要になることもある。私やあなたを追い詰める自己責任論を超えてケアし合える社会を目指そう!
福祉は、ごく一部の困っている人のためのものではありません。病気や障害、貧困などで悪循環状況に陥って幸福ではない状態の人が、どうやったら好循環に向かい、幸福を目指せるか。元気な人も、しんどくて誰かの助けが必要になることもあります。自分自身の弱さや無力さを認め、他者に頼ることによって自立の道が開きます。その際の助け合いの仕組みを考え、伴走するのが福祉です。他者とともにケアし合う関係性を生み出すことこそ、日本社会に求められていることだと考えます。
司法福祉 全面改訂版
書籍情報
刑事司法は人を扱う領域であり、人を扱う業務である限りそこに人のウェルビーングのために働くソーシャルワーカーが存在しなければならない!
各種法制度の改正や、社会福祉士・精神保健福祉士養成の最新指定科目・受験科目に対応し、現時点の日本における司法福祉(司法ソーシャルワーク)の内容を網羅。
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「権利擁護を支える法制度」「刑事司法と福祉」を担当する教育者、同領域および関連領域の研究者、この領域の教育や研究を志す学生、必携必読!
「司法福祉」の神髄を学ぶ刊行13年目にしての全面改訂版、ここに刊行。
国民の福祉と介護の動向 2025/2026
書籍情報

最新の社会福祉全般と介護保険制度がわかる!
福祉と介護の直近の動向を解説した第1部と、各分野のこれまでの取組を解説した第2部からなっています。本年版では、子ども・子育て支援法改正など、こども政策の最新情報を掲載。
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福祉・介護の実務に、学習に、国家試験対策に、また、広く一般の方々にも利用をおすすめします。
児童福祉司になろう!
書籍情報
全国の児童相談所(児相)に勤務し、子どもが安全・安心な生活を送れるようにするべくさまざまな社会的支援につなげる援助職=児童福祉司。児童相談所に寄せられる相談は保護者の子育ての悩みから子どもの非行問題、心身の障がい、不登校やいじめ、特別養子縁組の申し込み、そして親から子への虐待の問題まで多岐にわたる。
30年間で約200倍に急増し社会問題になっている虐待相談に対応するため、そして児童相談所の深刻な人手不足を解消するために、近年は国として児童福祉司を増やす方策がとられている。それでも、全国的に児童福祉司の人数はまだまだ足りていない。
センセーショナルな事件が起こるたびに、「児相は何をやっていたのか」と批判が向けられることも少なくないが、児童福祉司は一人ひとりの子どもの幸福な暮らしのために最適な支援策を摸索し、日々奔走している。困難を抱えて、先が見通せないトンネルのなかを手探りで歩いている子どもや家族が、その先に光があると信じられるように伴走するのが児童福祉司の使命だからだ。
長年児童相談所に勤務してきた著者が、これから児童福祉司を目指す人に向けて、仕事の内容や児童相談所の社会的な役割、寄せられる相談の種類、就職までのルートと求められる資質、児童相談所が抱える課題などを、やさしく、詳細に解説する。虐待のニュースからだけでは見えてこない現場の実情を知り、児童福祉司を目指す人の第一歩を応援する入門書。
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ロングセラー)福祉の本
福祉がわかる本のロングセラーを、10冊、紹介します。
基礎ゼミ 社会福祉学
書籍情報

人々の生きづらさに触れ、支える営みを学ぼう!
□各章の問いから、社会福祉学の視点を知る
□仲間と議論し、何ができるかを考える
□ワークシートで、論点や意見を整理する
□個人の生きづらさを、社会との関係から捉える
誰もがしあわせに生きられる社会って、どんな社会? どうすれば実現できるの? 私は何をすればいい?本書を読めば、困難に直面する人が、社会とどんなつながりを持ちうるかを、探究できます。自分で考えるのはもちろん、仲間と一緒に考えることも、筆者の考察から学ぶこともできる、体験型入門書!
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福祉施設からはじまる 多世代ごちゃまぜ地域共生社会
書籍情報

「誰一人として孤立させない」地域社会の実現に向けて
amazon.co.jp書籍情報より引用
高齢者も子どもも障がい者も、福祉施設を拠点に広がる共生のかたちとは。
少子高齢化が進む日本では、老老介護や孤独死が大きな社会問題になっています。また、地域コミュニティが衰退し、かつては当たり前だった「向こう三軒両隣」の関係性が薄れた結果、貧困や子どもへの虐待など、深刻な問題を抱える人たちの存在に気づきにくく、当事者も周囲に助けを求めづらい状況が生まれています。
そんな中、医療・介護などさまざまなサービスを提供する社会福祉法人の理事長である著者は、福祉施設が地域社会の中で人と人とのつながりを再生させる役割を担うことができると考えています。「福祉施設は単なる支援の場にとどまらず、人々が世代や立場を超えて交流し、互いに支え合う拠点であるべきだ」という信念のもと、著者の施設では子ども食堂や多世代コミュニティカフェの設置、老人ホームでの大学生と入居者の同居プロジェクトなどのユニークな活動を通じて、地域の中で取り残された人々をつなぎ直す取り組みを行ってきました。その取り組みは国内外のメディアでも注目を集め、福祉施設を拠点とした地域共生社会の新しいモデルケースとして高く評価されています。
本書では、著者の福祉施設を起点とした地域共生社会の実現に向けた取り組みを詳しく紹介しています。これからの地域福祉のあり方を考える福祉事業者はもちろん、地方自治体の職員、まちづくりに関心のある人にもぜひお勧めしたい一冊です。
過疎地域の福祉革命
書籍情報
包括ケアで地域をまるごと支える
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過疎の町で小さな会社が実現した
誰も取り残さない地域包括ケアのかたちとは
2022年の厚生労働省の調査によると、いわゆる「無医地区」は全国で557カ所にのぼり、12万人以上が医療へのアクセスに不安を抱えています。少子高齢化が進む我が国では、税収減や人材不足により地方、特に過疎地域を中心にこれまでのような社会保障サービスの維持は困難になっており、この問題はさらに深刻さを増していくことが予想されています。
このような状況のなか、著者は過疎地域の医療・介護問題の解決には、大規模な医療機関の誘致や補助金の投入だけでなく、医療と介護の垣根を超え、専門職が連携する包括的な支援体制の構築が有効だと訴えています。
急性期病院やリハビリテーション施設を経て、兵庫県たつの市の地域包括支援課に勤めていた著者は、隣接する上郡町の窮状を耳にしたことをきっかけに、この町の医療・介護に関わるようになりました。人口約1.3万人の上郡町は、高齢化率が40%と全国平均の28.8%を大きく上回り、医療従事者の確保も困難を極めていました。著者は利用者一人ひとりに寄り添った丁寧な看護・介護を目指していましたが、行政が主体の場合い勤務時間や制度上の制約が多く、利用者のニーズに柔軟に対応することが難しかったといいます。そこで仕事で知り合った仲間とともに、自分たちの理想とするサービスの提供を実現するために起業を決意し、看護、介護、リハビリなどの専門職が連携して切れ目のない支援を行える会社を立ち上げました。「地域の医療・介護をなんとかしたい」という思いが先行し、経営経験ゼロでスタートした会社ですが、現在では30人規模の事業所に成長し、多職種連携による包括的な地域医療と福祉のモデルケースとして注目されています。
本書では、過疎地域における高齢者医療の問題点を明らかにするとともに、著者が実践してきた多職種連携による包括的支援の具体的な取り組みを紹介しています。
過疎地域の医療・介護に携わる専門職や行政関係者にとって、地域医療の新たな可能性を見いだすきっかけとなる一冊です。
私たちの社会福祉は可能か 社会福祉をイチから考え直してみる
書籍情報

社会福祉とは何か,どうあるべきか。
2000年以降の社会福祉のトレンドに焦点を当て,第一人者が自分自身の体験を織り込みながらイチから考える。
当事者としてともに考え,これからの社会福祉システムを展望していくための第一歩!
amazon.co.jp書籍情報より引用
福祉事業を安定に導く利用者と人材の集め方 スタッフ採用・定着、利用者増が実現する!
書籍情報

内閣府の統計によると、高齢者や障がい者の数は増加傾向にあり、福祉サービスの利用ニーズは年々高まっています。
一方、福祉サービスの仕事には「汚くてきつい仕事なのに低賃金……」「サービス提供者や施設運営者は儲からない……」といった厳しい側面があると考えている従事者・経営者が多いことも事実です。
著者は福祉の業界に二十年以上携わってきた経営者です。
児童発達支援・放課後等デイサービス、訪問介護など、複数の事業所を運営し、福祉・介護事業のコンサルティングも500件以上行ってきました。「サービス提供者や施設運営者は儲からない」という印象は間違いだと長年の経験から著者は主張します。
福祉事業における成功のポイントは「利用者の獲得」と「良質な人材の確保」の2つです。
この2つを重視し、著者は事業を拡大、安定に導いています。利用者の獲得においては、スタッフ一丸でマーケティング意識を持つ、営業を「仕組み化」することなどを実施すべきです。
また良質な人材の確保においては、社内制度の整備、SNSの活用などを行う必要があり、本書で詳細に解説していきます。福祉事業経営者の方、また福祉業界への就業、起業を考えている方に本書を参考にしていただきたいと思います。
amazon.co.jp書籍情報より引用
社会福祉士になろう!
書籍情報
年々その数が増え続け、ますます活躍の場を広げている社会福祉士(ソーシャルワーカー)。医療・福祉分野では、介護福祉士と看護師、医師、薬剤師に次いで従事者が多い。今日では、映画やドラマでもよく目にするほどに、社会に根づいている。
しかし、こうした現状は社会のなかで生きづらさを抱えている人々のニーズの高まりを意味する。制度の狭間で身動きができなくなってしまうときに問題を解決して、対象者(クライエント)が人生の主役として生きられるように黒子として関わるのが社会福祉士の役目なのだ。
そこで本書は、社会福祉士が目の前で困っている人への寄り添い方だけでなく、マクロな制度にアプローチするために必要な「情報を俯瞰・言語化・構造化するスキル」もガイドする。さらには、資格試験を突破するコツや実務に役立つ視点、多様な分野で活躍する5人のフロントランナーへのインタビューも所収する。
ソーシャルワーカーを「生き方」として捉えて、自由なアプローチで社会を変えていけることの魅力を平易な言葉で語り尽くした入門書。
amazon.co.jp書籍情報より引用
福祉国家 救貧法の時代からポスト工業社会へ
書籍情報

エスピン=アンデルセン激賞
工業化された世界で、公的支出のかなりの部分を吸収する高度な福祉国家装置を持ち合わせていない国家は存在しない。
他方、福祉国家は多様な形態を取り、給付の手広さや手厚さには幅がある。
それゆえ、福祉国家の存在はあらゆる先進社会の特徴であるにもかかわらず、その全容は判然としない。
これに加えて、財源や税金をめぐり常に政治的に争点化されているため、左右両極でその像が大きく引き裂かれている。本書は、救貧法の時代からポスト工業社会までの歴史を辿り、その多様な形態(社会民主主義的レジーム・保守主義的レジーム・自由主義的レジーム)をまず確認する。その上で給付のあり方(社会保険・社会扶助・ソーシャルワークなど)をおさえるのが特長だ。
そこで浮かび上がるのは、福祉国家が貧困層より中間層を優遇するシステムであるということである。この点は、福祉国家が猛攻撃を受けたサッチャーとレーガンの「ニューライトの時代」も変わらなかったという。「ウェルフェア」から「ワークフェア」へ、福祉国家はいかに変容するのか? 入門書の決定版!
amazon.co.jp書籍情報より引用
漂流するソーシャルワーカー 福祉実践の現実とジレンマ
書籍情報

『ソーシャルワークは、社会変革と社会開発、社会的結束、および人々のエンパワメントと解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である』(ソーシャルワークのグローバル定義)
あなたは「ソーシャルワーク」できていますか。
急速に効率化が進む福祉現場において、福祉の担い手としての自分とコスト抑制や能率向上が優先される労働者としての自分との板挟みで苦悩するソーシャルワーカー(SW)。
amazon.co.jp書籍情報より引用
このジレンマをどう乗り越えればいいのか。
福祉現場、社会構造、教育過程など多方面から方策を検討する。現職SWやSWを志す学生にも役立つ1冊。
福祉の哲学 改訂版
書籍情報
50年間、福祉の現場と大学での教育に携わってきた著者が綴る、福祉を目指す人へのメッセージ。
ハンセン病患者の呻き、障害児の母の流した涙、施設入所を拒む老人、難民の少女の叫びなど、さまざまな人の生き様に触れ、苦悶し、自省し、思索し、勇気づけられた経験と想いを平易に語りかけた、すべての福祉関係者必読の書。
新たに1章分を加筆し、装丁、版型も新たにした待望の改訂版。
amazon.co.jp書籍情報より引用
「辞めない」「諦めない」福祉組織へ 笑顔と成長を約束する人材育成戦略
書籍情報

「なりたい職業№1」に福祉を選ぶ未来を創る!
本書は、業界の変革にチャレンジする理事長の想いと取り組みを紹介する。
amazon.co.jp書籍情報より引用
本書を通して、多くの福祉事業者が業界の変革にチャレンジし、笑顔で働く現場の職員が1人でも増えたらこれほどの喜びはありません。
福祉によくある質問と回答
福祉について、初心者からよくある質問と回答を5つ紹介します。
「福祉」って、お年寄りや障がい者だけが関係するものですか?
回答: いいえ、そうではありません。
「福祉」は、すべての人々が安心して、人間らしく生活できるように支える社会の仕組みを指します。
高齢者や障がい者への支援はもちろん、子育て支援、貧困対策、生活困窮者支援、雇用促進など、誰もが困難に直面した時に手を差し伸べる、広範囲な取り組みを含んでいます。
福祉サービスって、どうすれば利用できるんですか?
回答: 福祉サービスは、利用したいサービスの種類や、利用者の状況(年齢、障がいの有無、所得など)によって申請方法が異なります。
まずは、お住まいの市区町村の福祉担当窓口や地域包括支援センター、保健所などに相談するのが最初のステップです。
専門の相談員が、利用できるサービスや手続きについて教えてくれます。
福祉の仕事って、どんな種類があるんですか?
回答: 福祉の仕事は非常に多岐にわたります。
例えば、高齢者を支援する「介護福祉士」、障がい者の生活を支える「生活支援員」、子どもの成長を助ける「保育士」「児童指導員」、相談業務を行う「社会福祉士」「精神保健福祉士」など、様々な専門職があります。
福祉の仕事に興味があるのですが、どんな資格が必要ですか?
回答: 職種によって必要な資格は異なります。
例えば、介護の現場で働くなら「介護福祉士」や「介護職員初任者研修」、相談援助を行うなら「社会福祉士」や「精神保健福祉士」が代表的です。
まずは、興味のある分野の仕事内容を調べて、必要な資格を確認すると良いでしょう。
福祉って、どこからお金が出ているんですか?
回答: 福祉サービスの費用は、主に国や地方自治体の税金と、社会保険料(介護保険料や医療保険料など)でまかなわれています。
利用者の所得に応じて自己負担が必要な場合もありますが、多くの場合、公的な費用で支えられています。
福祉の知見が活かせる職種とは?
「福祉」に関する知識や経験を習得することによって担当できる仕事の例を10個、紹介します。
- 社会福祉士
- 身体的、精神的、経済的な問題を抱える人々に対し、相談援助を行い、福祉サービスや制度の利用をサポートします。
- 介護福祉士
- 高齢者や障がいを持つ方の日常生活(食事、入浴、排泄など)の介助や、心身のケアを行います。
- 精神保健福祉士
- 精神に障がいを持つ方の社会復帰や日常生活のサポート、相談援助を行います。
- 保育士・児童指導員
- 児童福祉施設や保育所で、子どもの健やかな成長を支援し、保護者の相談に応じます。
- ケアマネジャー(介護支援専門員)
- 介護保険サービスを必要とする高齢者やその家族の相談に応じ、ケアプランを作成し、サービス事業所との調整を行います。
- 生活相談員
- 特別養護老人ホームやデイサービスなどで、利用者や家族からの相談に応じ、生活全般のサポートを行います。
- 地域包括支援センター職員
- 地域住民の保健・医療・福祉に関する総合的な相談に応じ、必要なサービスや機関へ繋ぎます。
- 福祉施設管理者
- 介護施設や障がい者支援施設などで、施設の運営、職員の管理、サービス内容の企画・改善などを行います。
- 手話通訳士・点訳者
- 聴覚障がい者や視覚障がい者のコミュニケーションを支援し、情報アクセスの保障に貢献します。
- 医療ソーシャルワーカー
- 病院などで、患者や家族が抱える社会経済的な問題や退院後の生活に関する相談に応じ、必要な支援を行います。
まとめ
福祉について知りたい人のために、おすすめの本を紹介しました。
まずはじめに、福祉がわかる本のおすすめ5選を紹介しました。
もっと探したい人のために、注目の新刊、ロングセラー本など(目次を参照)を紹介しました。
あなたの興味関心にあった本をみつけて、読んで学んでみましょう!
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