ファイナンスについて知りたい人のために、おすすめの本を紹介します。
ファイナンスとは、資金の調達、運用、管理に関する学問および実践のこと。個人の貯蓄や投資から、企業の資本構成、国家の財政政策に至るまで、幅広い領域をカバーします。効果的なファイナンス戦略により、リスクを管理しつつ、資産を増やし、経済的目標を達成することが目指されます。経済活動の基盤として、個人からグローバル経済まで、すべてに影響を与える重要な分野です。
まずはじめに、ファイナンスがわかる本のおすすめ5選を紹介します。
もっと探したい人のために、注目の新刊、ロングセラーも紹介します。
あなたは、次のどれに当てはまりますか?
- ビジネススクールの学生:ファイナンスの基本的な概念や理論を学び、専門知識を習得したい
- 投資家:投資戦略、金融市場の分析、資産管理に関する知識を深めたい
- ビジネスプロフェッショナル:企業財務や予算管理のスキルを向上させたい
- 金融業界の専門家:銀行、投資会社、保険会社などで働き、専門的な金融知識を身につけたい
- 会計士:財務報告、会計基準、税務戦略に関連するファイナンスの知識を必要としている
- 企業の経営者:企業の財務戦略を立案し、経営の意思決定に応用したい
- ファイナンシャルプランナー:個人や家族の資産運用や財務計画に関する専門知識を求めている
- エコノミスト:経済学の知識をファイナンスの分野に応用し、市場や政策の分析を行いたい
- 教育者:学校や研修でファイナンスに関する講義を行いたい
- 自己啓発に関心がある一般読者:個人財務管理や投資に関する基本的な知識を身につけたい
あなたの興味関心にあった本をみつけて、ぜひ読んでみてください!
おすすめ5選)ファイナンスの本
ファイナンスがわかる本のおすすめ5選を紹介します。
[新版] グロービスMBAファイナンス
書籍情報
ファイナンスの「理論」は、経営の意思決定に有効なツール。財務部など専門スタッフに限らず、すべてのマネジャークラスが理解しておくべきもの。
本書では、コーポレートファイナンスを(企業財務)中心にファイナンス理論をわかりやすく解説。旧版を全面的に改訂し、バリューエーション、リアルオプション、APVなども解説。
amazon.co.jp書籍情報より引用
読者感想のAIまとめ
「MBAレベルのファイナンス理論を体系的に学べる」「実務と結びついた解説で理解しやすい」といった感想が多く見られます。特に、企業価値評価や資本コスト、キャッシュフロー分析などを丁寧に説明している点が高く評価されています。一方で、「内容は本格的で簡単ではない」「数式や専門用語に慣れていないと難しい」という声もありますが、「繰り返し読むことで理解が深まる定番テキスト」として、実務家やMBA受験者から支持されています。
コーポレートファイナンス 戦略と実践
書籍情報
「正解」のない現場で決断するための、超実践的なコーポレート・ファイナンスのバイブルが誕生。
amazon.co.jp書籍情報より引用
奥深いマーケットの世界を、充実のケーススタディで解き明かす!
ファイナンスや会計の書籍を読んだ読者から最も多く耳にするのは、「一通り読んで理解はできたような気がするのだが、実務で使える気がしない」という声。
この理論と実務の間に「橋をかける」ために生まれたのが、本書だ。
理論的な企業価値を算出することは、 やり方さえ知ってしまえば誰でもできる。
しかし、「理論的に算出された株価」と「現実に市場で付く株価」は、多くの場合乖離する。
その理由は何なのか。ここに対峙して初めて、コーポレートファイナンス「戦略」と呼べるのだ。
本書は、類書が手薄になりがちな市場との対峙方法(IRや配当や自社株買いなどの株主還元政策)についても、多くのページを割いた。
また、最近日経新聞でも頻出のROICも、既存指標との差から実務での使い方まで詳しく解説している。
最終章には、ビジネスセンスに直結する「ビジネスパーソンとしてざっくり知っておくべき主要数字一覧」もまとめた。
まさに、実務に直結するファイナンスの入門書であり、決定版である。
読者感想のAIまとめ
「会計やファイナンスの知識が実際の経営判断にどう結び付くのか理解できた」「M&Aや企業価値評価を具体例で学べるので実践的」といった感想が多く見られます。特に、投資銀行や経営企画の現場を意識したケーススタディが豊富で、「難しいテーマでも現実感を持って読める」「中級者以上の学び直しにも役立つ」という声が目立ちます。一方で、内容はかなり本格的で、初心者には読み応えがあるという意見もありました。
読者のXポスト例
会計クイズで学ぶ財務分析&ファイナンス 決算書の読み方を「資本コスト時代」にアップデートする
書籍情報
財務分析やファイナンスの「知りたいこと」をQ&A形式で学ぶ。決算書の読み方を「資本コスト時代」にアップデートするための必修ポイントを解説。数字を読んで「打ち手」を考えるための分析力を磨くための入門本。クイズでは、アシックス、東京エレクトロン、PPIH、ヒューリックなどの注目企業を取り上げる。
amazon.co.jp書籍情報より引用
読者感想のAIまとめ
読者からは「クイズ形式なので楽しみながら財務分析を学べる」「決算書を読む視点が大きく変わった」と高く評価されています。従来の会計知識だけでなく、資本コストや企業価値を踏まえた分析手法を具体例とともに解説しており、実務への応用もしやすいという声が多く見られます。また、投資家や経営企画、経理担当者にも役立つ内容との評価も目立ちます。一方で、基礎的な会計知識があると、より深く理解できるという感想も寄せられています。
「知識ゼロ」の人のための 超ざっくり分かるファイナンス
書籍情報
紙・電子版合計で16万部超!
一番売れているファイナンス本を完全リニューアルWACC、ROIC、CAPM、IRR、現在価値、フリーキャッシュフロー…
amazon.co.jp書籍情報より引用
やさしくソフトな語り口で、難しい専門用語もすんなり頭に入ってくる!
読者感想のAIまとめ
専門知識がなくてもファイナンスの全体像をつかみやすく、「数字が苦手でも最後まで読めた」「難しい専門用語をかみ砕いて説明しているので理解しやすい」と好評です。企業価値や資金調達、財務諸表などの基本をイラストや具体例とともに学べるため、ビジネスパーソンや学生の入門書として支持されています。一方で、内容は基礎を重視しているため、実務レベルの分析手法や高度なファイナンス理論を学びたい人には物足りないという感想も見られます。
読者のXポスト例
あわせて学ぶ 会計&ファイナンス入門講座
書籍情報
ビジネスに必要な「会計」と「ファイナンス」を1冊でまとめて解説した本がついに登場。!
Amazon、ユニクロ、ユナイテッドアローズ、ポイント、東急電鉄などの実例をもとに、キャッシュを増やし、企業価値を最大化するための「財務戦略のポイント」を詳細に解説します。
また本書の専用サイトでは、DCFモデル、ROIC分析のためのエクセルファイルなどをダウンロードできるほか、今後も読者の方の理解に役立つ情報を公開していく予定です。
「会計」と「ファイナンス」まとめて解説するから、理解が早く、実務のイメージが湧き、 CFOとして「何をすべきか」よくわかる!
amazon.co.jp書籍情報より引用
読者感想のAIまとめ
読者レビューを複数確認すると、「会計とファイナンスのつながりが理解しやすい」「具体例や図表が豊富で、初心者でも学びやすい」という評価が目立ちます。一方で、ファイナンスの内容はやや難しく、特にNPV・IRR・DCF・WACCなどは一度読んだだけでは理解しにくいという声もあります。会計の基礎から企業価値までを体系的に学べるため、実務に役立つ入門書として評価されています。
注目の新刊)ファイナンスの本
ファイナンスがわかる本の注目の新刊を、5冊、紹介します。
ファイナンスのプロになる Excel財務モデリングの教科書 II 財務三表を組む実践編
書籍情報
好評の『Excel財務モデリングの教科書』第Ⅰ巻に続き、待望の第Ⅱ巻が登場!
本のサイズが第1巻より大きく、2色刷りになり、Excelのキャプチャ画面が見やすく。第Ⅱ巻のテーマは、「財務三表モデルを組む実践編」。
第Ⅰ巻で提示した財務モデリングのベスト・プラクティス(=「お作法」)を前提に、限られた時間でも、必要最小限の構成で「Quick and Dirty」(簡易かつ迅速)な財務モデルを構築するスキルが身に着きます。本書では、架空の事業会社(高級輸入車ディーラー)を題材に、実際のExcelファイル(無料ダウンロードできます)を見ながら、将来事業計画に基づく財務三表モデルを構築していきます。
Excelファイルを開き、自分で数式を入力し、リンクを確認し、モデルの動きを確かめながら読み進めることで、「単なる理解」が「実際に使えるスキル」に変わります。実務で効果的に機能する財務モデルの要件は、3つ。
amazon.co.jp書籍情報より引用
単に「数値を積み上げた表」ではなく、意思決定に直結するツールとしての柔軟性を兼ね備えることが財務モデリングの本質です。
① わかりやすさ
どこに入力すればどこに出力されるかが一目でわかり、シミュレーションをしたい読み手が直感的に理解でき、そして担当者変更にも対応できること。
② 作りやすさ
実務では、作業を開始した後になっての前提条件の変更要請は日常茶飯事。
新しいデータが追加されても、KPIが変更されても対応可能な設計を要します。
③ 頑丈さ
誤りを防ぎ、発見しやすい構造を備えること。数式や参照の誤りを発見しやすい仕組みを持ち、意思決定に影響する要素に絞ることで複雑すぎる構造を避け、
明確な計算構造を持つことでレビューや引継ぎの効率を向上させます。
予想される読者感想のAIまとめ
財務三表モデルを実際にExcelで組みながら学べる実践的な内容に期待する声が出そうな一冊。第Ⅰ巻のルールや作法を前提に、事業計画から財務三表を構築する過程を追えるため、財務モデリングを実務で使いたい人に向いています。Excelファイルを操作しながら学べる点も魅力です。
企業価値評価とファイナンス MBAファイナンスの教科書
書籍情報
本書は、企業価値評価とそれを支えるファイナンス理論の基本書です。
amazon.co.jp書籍情報より引用
ファイナンスの初学者でも分かるように平易な表現で描かれています。読者が企業価値評価を行えるように多くの計算問題を設けています。
本書の特徴はスタートアップのファイナンスを扱っていることと、資本コスト経営への知識の活用を意識していることです。
経営者が企業価値や株式価値の向上を目指して中期経営計画を策定 する際や、経営方針に関して投資家と対話を行う局面でも有効です。
読者感想のAIまとめ
企業価値評価の基本からファイナンス理論までを、平易な表現と豊富な計算問題で学べる点が魅力の一冊。会社法や会計の知識がない人にも配慮されており、実際に企業価値を算定する力を身につけたい人に向いています。特にスタートアップのファイナンスや資本コスト経営にも触れているため、MBAで学ぶファイナンスを実務に活かしたい経営者やビジネスパーソンに役立ちそうです。
船舶ファイナンス 契約法務と危機管理
書籍情報
海事法務弁護士が描き出す船舶融資の全体像
融資対象船舶の所有者である船主、船の建造を受注する造船所、船主から船舶を調達して運送を行う船舶管理会社、そして船舶の建造・購入に必要な融資を行う金融機関……様々な関係者が契約関係や資金の流れによって結びついている船舶ファイナンスの実務について詳しく解説!
amazon.co.jp書籍情報より引用
予測される読者感想のAIまとめ
船舶ファイナンスの仕組みを、契約法務と危機管理の両面から体系的に学べる実務書という印象です。船主、造船所、海運会社、金融機関など、さまざまな関係者の契約関係や資金の流れが整理され、船舶金融の全体像をつかみやすい内容になっています。特に、融資契約や担保だけでなく、建造中のリスク、傭船者・船主をめぐるリスクまで扱っている点が実践的です。船舶ファイナンスに携わる法律・金融・海運関係者にとって、実務上のリスクを考える際に役立つ一冊といえそうです。
コーポレート・ファイナンスの思考法 資本コストとPBRの世界観
書籍情報
「PBR1倍割れをどう脱するか」
「資本コストをどう経営に織り込むか」
――東証による「資本コストや株価を意識した経営」の要請を背景に,「資本コスト」や「PBR」が企業経営の重要課題となっている。しかし,指標を計算できても,その意味や意思決定とのつながりを十分に説明できる人は決して多くない。本書は,コーポレート・ファイナンスを単なる計算やテクニックとしてではなく,「企業価値を高めるための思考法」として捉え直す新しい入門書である。
amazon.co.jp書籍情報より引用
具体例や実際の企業の開示文書を用いながら,資本コスト,PBR,企業価値,投資判断,リスクとリターンといった重要テーマを体系的かつ平易に解説。重要なポイントは「原則」として整理されているため,初学者はもちろん,一度学んだものの「計算はできるが腹落ちしない」「理解した実感が持てない」という人の学び直しにも最適である。
財務・経営企画・IR担当者,管理職,MBA受講生など,企業価値向上に携わるすべてのビジネスパーソンに向けた一冊。
予想される読者感想のAIまとめ
資本コストやPBRを単なる財務指標として捉えるのではなく、企業価値を高めるための「思考法」として体系的に学べる点が魅力的な一冊。具体例や実際の企業の開示資料を用いて説明されているため、難しいコーポレート・ファイナンスの考え方も理解しやすい。財務担当者だけでなく、経営戦略や企業価値向上について考えたいビジネスパーソンにも役立つ内容だと感じた。
ファイナンス・セオリー 世界に通じる金融リテラシー
書籍情報
この1冊で、万全の金融リテラシーが身につけられる!
amazon.co.jp書籍情報より引用
●MITやハーバード大学講座に匹敵する深さ。
●基礎から高度な内容まで、日本の実情に即して解説。
●海外第一線研究者の特別寄稿を収録。
■ファイナンスの理論を理解し、実務に役立つ体系的な知識を解説。ファイナンスの基礎的理解を深め、マクロ金融、コーポレート・ファイナンス、投資、フィンテックといった応用分野を理解するための土台となる考え方を提供。
■本書は著者独自の構成で体系化されており、その内容には米国のトップ・ビジネス・スクールのファイナンス教科書の知見が活かされています。日本の制度的枠組みと国際的な制度双方を踏まえ、ファイナンスの基礎理論を徹底的に解説。実践的で学術的にも価値の高い一冊です。
■平易な言葉や具体的な例、物語を交え、直感的でありながら厳密な理解につながるよう工夫。経済学的・ファイナンス的に重要な内容を気軽に読めるコラムも数多く設けています。さらに、世界のファイナンス学界で高く評価されている研究者がコラムを特別に寄稿。
■ファイナンス理論を知ることで健全な金融リテラシーを身につけられ、投資や住宅ローンの選択など日常的な場面でも、損をしない効率的な資産形成、賢い節約につなげることができます。
読者感想のAIまとめ
読者からは「ファイナンス理論を丸暗記ではなく、本質から理解できる」「世界標準の金融リテラシーを身につけるのに役立つ」と高く評価されています。リスクとリターン、企業価値、資本コストなどの基本概念を体系的に解説しており、投資や企業経営を論理的に考える力が養われたという声が多く見られます。また、理論と実務のつながりを意識した構成も好評です。一方で、数式や専門用語も登場するため、ファイナンスの基礎知識があると、より理解を深めやすいという感想もあります。
ロングセラー)ファイナンスの本
ファイナンスがわかる本のロングセラーを、5冊、紹介します。
増補改訂版 道具としてのファイナンス
書籍情報
最前線のプロたちの意思決定を支えてきたロングセラーが増補改訂!
MBAで武者修行ののち、日産再生に携わった著者が論理的かつ明快に解説
複雑な数式はEXCELに任せるから、専門家でなくても要点がつかめる
amazon.co.jp書籍情報より引用
読者感想のAIまとめ
「ファイナンスを実務でどう使うかが具体的に理解できる」「難解な数式に頼らず、考え方を重視していて読みやすい」といった感想が多く見られます。特に、企業価値や資本コストなどの概念を、現場目線で学べる点が高く評価されています。一方で、「初学者にはやや難しい部分もあるが、繰り返し読む価値がある」という声もあり、MBAレベルの内容を実践的に学びたいビジネスパーソンから支持されている印象です。
読者のXポスト例
実況!ビジネス力養成講義 ファイナンス
書籍情報
名著『道具としてのファイナンス』『ざっくり分かるファイナンス』の石野雄一氏による人気セミナーが、書籍となって登場! ! 講義調のわかりやすい解説で、難しいファイナンスがすっきりわかる。
【著者からのメッセージ】
amazon.co.jp書籍情報より引用
この本は私の1日のファイナンス講義をできるだけ忠実に再現し、さらに肉づけしたものです。
この講義は、専門家ではない普通のビジネスパーソンに向けたもので、最低限これだけは知っておいていただきたい点に絞っています。数式はできるだけなくし、ファイナンスの考え方をご理解いただけることに主眼をおきました。
この本の内容をマスターすれば、ビジネスの世界では生きていけるでしょう
読者感想のAIまとめ
「講義を受けているようにテンポよく学べる」「数式が少なく、ファイナンス初心者でも理解しやすい」という感想が多く見られます。特に、PL経営とBS経営の違いや、企業価値・キャッシュフローの考え方を実務に結びつけて説明している点が高評価です。一方で、「事例がやや古い」という声もありますが、「実践感覚が身につく入門書」として、若手ビジネスパーソンや管理職層まで幅広く支持されています。
ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論
書籍情報
◆楠木建・一橋大学教授「経営に必要なのはスキルよりセンス。ファイナンス思考はその最たるものである。」
amazon.co.jp書籍情報より引用
◆冨山和彦・経営共創基盤代表取締役CEO「すべての経営者と投資家が備えるべき「稼ぐ力」の入門書である。」
【変化の時代に勝てる事業を育てる“ビジネスマインド"の教科書】
売上・利益の前年比増減に一喜一憂する「PL脳」に陥っていたら、日本にAmazonは生まれない! 将来の意思決定を可能にするファイナンス的な発想こそが、今のような先行き不透明な時代には一人ひとりのビジネスパーソンに不可欠です。その背景について実践例も紹介しながら、経営と投資、そしてコンサルタントと、さまざまな視点をもつ気鋭の実務家・朝倉祐介さんが解説する1冊です。
読者感想のAIまとめ
読者からは「日本企業が抱える経営課題をファイナンスの視点から鋭く分析しており、新しい気づきが得られた」と高く評価されています。企業価値向上や資本効率、経営判断のあり方について理論だけでなく実務に結び付けて解説しているため、経営者や管理職、財務担当者に参考になるという声が多く見られます。また、日本企業特有の課題を具体的に論じている点も好評です。一方で、内容はやや専門的で、会計やコーポレートファイナンスの基礎知識があると、より深く理解できるという感想もあります。
ファイナンスの世界史 金融技術と金融ビジネスの歩み
書籍情報
【金融イノベーションの光と影を歴史的に解明】
十字軍遠征、大航海時代の資金調達から始まったお金を回す仕組みは、交易ルートの開拓とともに進化、大規模化していった。それが、君主による私的ファイナンスから国家によるファイナンス(財政)へと国家運営の手段となり、南海会社バブル、異端児ジョン・ローを生み出した。そして産業革命によってファイナンスの巨額化が生じ、その要請に応えるべく近代株式会社が成立。資本と経営の分離が生じた。またコーヒーハウスから発祥した証券取引所は、次第に組織化され、流通市場も拡大し、コーポレートファイナンスの拠点として成長していく。そして、ニューヨークは産業革命後の勢いが陰るロンドンに代わってファイナンス拠点に成長していく。様々なリスクを回避すべく誕生した金融エンジニアリングはリスクの発見から創造へと暴走を始めるようになり、ブラックマンデー、サブプライム・リーマンショックを招く。経済発展の縁の下の力持ちとして成長・進化していったファイナンスが、先進国を破滅の淵に追い詰めるまでを様々なエピソードを交えて興味深く解説する。
amazon.co.jp書籍情報より引用
読者感想のAIまとめ
読者からは「ファイナンスを歴史の流れの中で学べるため、金融の仕組みや発展の背景がよく理解できる」と高く評価されています。古代から現代までの金融技術や金融ビジネスの変遷を豊富なエピソードとともに解説しており、教科書では得られない視点が得られるという声が多く見られます。また、経済史や投資に興味がある人にも読み応えがある点が好評です。一方で、歴史的な内容が中心のため、実務的なファイナンス手法を学びたい人にはやや物足りないという感想もあります。
コーポレート・ファイナンス 第10版 (上)
書籍情報
本書の英語版が最初に発行された1981年以来、日米経済のパフォーマンスには驚くほどの違いがあり、両国の金融システムの相対的優位性に関する論争を引き起こしてきた。
amazon.co.jp書籍情報より引用
1980年代および1990年代初めには、日本の金融システムは、企業が短期的な利益を求める投資家に応えるより、長期的な競争上の優位を築くことに集中できるモデルとして取り上げられてきた。
1990年代になると両者の状況は逆転し、米国の力強い生産性の増加は、よりダイナミックな金融市場や株主価値の重視によるものとされた。そうした楽観的な見方は、2001年のドットコム・バブルの崩壊と
エンロンとワールドコムの破綻により弱くなった。もっと最近の問題には、2007-2009年の金融危機およびユーロ圏の危機がある。金融が重要であることを疑う者がいても、これらの危機を見ればその気持ちも変わるだろう。
こうした波乱に満ちた金融の歴史から、どのようなコーポレート・ファイナンスに関する教訓を得るべきだろうか? 第一に、我々の知らないことが多く存在するということである。
第二に、基本原則を厳格かつ注意深く適用することの重要性である。価値評価や資本コストおよび合理的な資本投資の決定に関する基本原則は、依然としてしっかりとした根拠を有している。
分散投資やポートフォリオ理論の基本原則についても同様である。資本調達の選択肢が激増したことで、財務上の判断によりなぜ企業価値が増えるのかを理解すること、そして、どのような場合にそうした効果がなくなるのかを
認識することがますます重要になってきた。オプション、先物契約およびスワップの市場の急激な拡大により、デリバティブとそのリスク管理における役割を理解することもなお一層、重要性を増している。
本書の新しい版では、これらやその他の基本的なトピックをカバーできるよう改善に努めた。同時に、国際的なトピックや財務担当者が働くこととなる様々な金融システムの違いについても広くカバーしている。
(ブリーリー、マイヤーズ、アレン「新しい日本語版の発刊に寄せて」から抜粋)
読者感想のAIまとめ
読者の感想を複数調べると、「内容は非常に濃く、コーポレート・ファイナンスを体系的に学べる一方、分量と難易度の高さに圧倒される」という評価が目立ちます。800ページの厚さに驚く声がある一方、理論を広く丁寧に学べ、ファイナンス全体を俯瞰できる点を高く評価する感想もあります。初心者には難しく、基礎を身につけてから読むと理解しやすいという意見も見られます。


































