個人情報保護について知りたい人のために、おすすめの本を紹介します。
個人情報保護とは、個人のデータを不正アクセス、漏洩、改ざんなどから守ることを目的とした制度や対策のこと。氏名、住所、メールアドレス、医療情報など、個人を特定できる情報の扱いには最大限の注意が求められます。適切な個人情報保護は、プライバシーの尊重はもちろんのこと、デジタル社会における信頼と安全の基盤を築きます。
まずはじめに、個人情報保護がわかる本のおすすめ5選を紹介します。
もっと探したい人のために、注目の新刊、ロングセラー本など(目次を参照)を紹介します。
あなたは、次のどれに当てはまりますか?
- ITプロフェッショナル:データ保護とセキュリティの最新の技術とプラクティスを理解し、適用したい
- 法律専門家:個人情報保護に関する法律、規制、コンプライアンスの要件を学び、アドバイスを提供したい
- ビジネスリーダーとマネージャー:組織における個人情報の適切な管理と保護のプロセスを確立したい
- HR担当者:従業員の個人情報を適切に取り扱い、保護するための方針を理解し、実施したい
- マーケティング担当者:顧客のデータを使用する際の個人情報保護の基準を遵守したい
- コンプライアンス担当者:企業の個人情報保護方針の策定と実施を担当している
- サイバーセキュリティ専門家:データ漏洩や個人情報の不正アクセスから保護するための対策を講じたい
- 教育者:生徒や学生に個人情報保護の重要性を教え、意識を高めたい
- 消費者および一般市民:自分自身の個人情報を保護するための知識を身につけたい
- データ分析担当者:データ分析プロジェクトにおいて個人情報の保護ガイドラインを遵守したい
あなたの興味関心にあった本をみつけて、ぜひ読んでみてください!
紙書籍 まとめ買いキャンペーン
・2〜4冊…最大2%ポイント還元
・5〜9冊…最大5%ポイント還元
・10冊以上…最大10%ポイント還元
詳しく見る 5月7日(水)まで
おすすめ5選)個人情報保護の本
個人情報保護がわかる本のおすすめ5選を紹介します。
個人情報保護マネジメントシステム 導入・実践ガイドブック(JIS Q 15001:2023)
書籍情報
本書は、Pマーク制度運営団体であるJIPDECの“プライバシーマーク付与適格性審査基準 (プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針)”についての実践的な解説書です。
指針の変更点や、実施上のポイントをはじめ、プライバシーマーク推進者、必携の一冊です。
amazon.co.jp書籍情報より引用
評判・口コミ
60分でわかる! 改正個人情報保護法 超入門
書籍情報
個人情報保護法を正しく理解し、取得・保管・利用に備える1冊!
令和2年改正個人情報保護法の全面施行が令和4年4月となり、その内容について、個人情報の利活用を行うすべての企業や個人に理解が求められています。本書は、法律家ではない一般の方にわかりやすく、個人情報保護とはなにか、生活者にどうかかわるか、取り扱うときは何に注意が必要か、どんな罰則があるのかなど、全体を俯瞰しながら解説します。cookieの同意取得やGDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)、マスキングデータの提供と提供元基準、クラウド利用と第三者提供についてなどもケーススタディをまじえて紹介。
amazon.co.jp書籍情報より引用
個人情報保護法
書籍情報
個人情報・プライバシーを巡る議論をふまえ法律と運用、実務の発展をめざす
条文やガイドラインからは明らかでない論点も取り上げ、実務家目線での踏み込んだプラクティスを解説。
amazon.co.jp書籍情報より引用
第一線の研究者との対話の成果としてのディスカッションも織り込み、実務家では見落としがちな俯瞰的な視点からも解説。
民間事業者向け わかりやすい 個人情報保護法ガイド
書籍情報
デジタル化・データの利活用がビジネスのスタンダードの時代に押さえておきたい個人情報保護法の基本と応用
個人情報保護法改正のポイントは?
ビッグデータを活用するルールは?
Pマークを取得したい!なにすべき?総務・人事・マーケティングなど個人情報保護法がからむすべての部署に1冊は置いておきたい内容とボリューム
amazon.co.jp書籍情報より引用
個人情報関連法令スピードチェック
書籍情報
法務担当者必携。
個人情報関係法令・ガイドラインをスピード確認個人情報の取扱いに関する規律は個人情報保護法だけでなく、各種業法・ガイドライン等多岐にわたる。
本書は、個人情報に関する案件に従事する法務担当者のために、関連する業法・ガイドライン等を網羅的に拾い上げて解説を付し、具体的な案件において問題となりうる規律を素早く確認できるように工夫した。
amazon.co.jp書籍情報より引用
注目の新刊)個人情報保護の本
個人情報保護がわかる本の注目の新刊を、2冊、紹介します。
個人情報保護法コンメンタール 第2版 第1巻
書籍情報
最新の理論と実務の知見を盛り込み、各条項にGDPR、FTCの解説も加えたコンメンタール。
令和3年改正法ベースの待望の第2版。通常の逐条解説の形式をとりつつ、実務上必要となる情報(判例、省庁のガイドライン、内閣法制局資料等)についても取り上げ、さらにはEU法・アメリカ法も個々の条項に入れ込み最新の内容で解説する、深さと広さを追求した「立体的な」コンメンタール。
令和3年改正完全対応。第1巻は第1条から第59条までの解説を収録。
amazon.co.jp書籍情報より引用
全2巻。
2025年度版 個人情報保護オフィサー・銀行コース・生命保険コース試験問題集
書籍情報
金融業務能力検定(一般社団法人金融財政事情研究会主催、CBT方式)「個人情報保護オフィサー・銀行コース」および「個人情報保護オフィサー・生命保険コース」の受験者の学習の利便をはかるためにまとめた試験問題集です。本書の問題・解答部分だけではなく、解説部分も含めて学習することで、より高い学習効果が期待できます。
個人情報保護法は、 「いわゆる3年ごと見直し」に基づいて2020年に改正があり、2022年4月に全面施行されました。本書では、基本的な内容に加えて、改正内容のうち、実務に関わり、受験者の学習に役立つテーマもカバーしています。
2025年度版では、個人情報の漏えい等事案と対応策(サイバー攻撃)に関する新問題を追加したほか、コラム「3年ごと見直しのポイント」「委託先企業における個人情報漏えい」を掲載しました。
amazon.co.jp書籍情報より引用
ロングセラー)個人情報保護の本
個人情報保護がわかる本のロングセラーを、10冊、紹介します。
これで安心! 個人情報保護・マイナンバー 第3版
書籍情報
最新改正(※)に完全対応!
amazon.co.jp書籍情報より引用
オールカラーで重要点がコンパクトにわかる!
確認テストや図版はダウンロード可能。社内研修にも最適!
※2022年4月1日、2023年4月1日施行の「個人情報保護法」、2024年4月1日施行の「法律施行規則」改正に対応。
急速なデジタル化や生成AIの利用が進み、個人情報保護に対する意識徹底の重要性が増す今、知識の獲得とアップデートは欠かせません。
個人情報保護法の基礎知識と改正点、マイナンバーの要点と最新情報を、事例を交えてやさしく解説。
ポイントを的確に知りたい方におすすめです。
個人情報管理ハンドブック〔第5版〕
書籍情報
各法規の改正の要点、実務への影響について網羅的に解説した書籍の最新版
個人情報管理に関する法令・政省令・ガイドラインは順守が必須であり、ガバナンス体制の構築・運用に直接影響を与えるものであるが、これらの法規は複雑に絡み合っており、変化も激しくなっている。
本書は、これら法規則の趣旨や関係性、改正における要点等を、最前線に立つ実務家が解説する。
amazon.co.jp書籍情報より引用
6ヶ月で構築する 個人情報保護マネジメントシステム実施ハンドブック(第3版)
書籍情報
プライバシーマーク取得・更新のための、個人情報保護の運用実務をやさしく解説。
個人情報保護改正や、JIS Q15001:2023に対応して改訂!
amazon.co.jp書籍情報より引用
規定・様式のひな型も付属。
改訂8版 個人情報保護士認定試験公式テキスト
書籍情報
個人情報保護法やマイナンバー法をはじめとした関連法規の詳細な解説、実務における具体的な運用事例、そしてテーマごとの演習として重要かつ出題頻出の過去問題を収録。
amazon.co.jp書籍情報より引用
詳解 個人情報保護法と企業法務〔第8版〕 収集・取得・利用から管理・開示までの実践的対応策
書籍情報
・令和3年改正法(デジタル社会形成整備法)に対応して全面改訂!
・企業の責務となる適正な利用義務の明確化や第三者提供時の本人同意確認義務化、漏えい時の報告・通知の義務化、ビッグデータ等での仮名加工情報の利活用など改正個人情報保護法の内容を説明し、その企業活動への影響や具体的な対応策についても詳しく解説!
・令和3年改正法(デジタル社会形成整備法)、令和2年改正法(個人情報保護法等改正法)、政令、規則、ガイドライン等を踏まえ、具体的な企業実務を詳解! 令和5年春施行にも対応!
・企業の現場責任者、法務・労務、総務、顧客サービス担当者、弁護士はもとより、医療・金融・教育関係者、自治体関係者等にも最適!
amazon.co.jp書籍情報より引用
評判・口コミ、出版社ポスト
Q&A個人情報取扱実務全書〔第2版〕 基礎知識から利活用・トラブル対応まで
書籍情報
・日常生活から事業活動まで広範な分野について事例に即してわかりやすく解説する必携書!
・デジタル社会形成整備法に基づく2021年法改正の完全施行に対応するとともに、漏えい等の報告・通知、個人データの利用停止・消去等、個人関連情報・仮名加工情報の新設等がなされた2020年法改正後の最新の実務動向を反映して改訂増補!
・そのほか、改正プロバイダ責任制限法による新たな裁判手続(発信者情報開示命令事件に関する裁判手続)の概要や、改正民事訴訟法による秘匿決定制度(訴状等に当事者等の住所や氏名等を記載しないことを可能とする制度)などの関連法の改正にも対応!
amazon.co.jp書籍情報より引用
先行事例からわかる 自治体のための個人情報保護法運用ガイド
書籍情報
自治体における個人情報保護法の運用で生じる疑問について解説!
先行自治体の具体事例を基に解決方法を知ることができる個人情報保護法運用ガイド。個人情報保護法の運用に係わる自治体職員が、個人情報を取り扱う実務において判断に迷う疑問について、先行自治体の事例を紹介するとともに、これまでに個人情報保護委員会が示した照会への回答の考え方をふまえつつ法的に整理・解説することで、解決策等を提示する。
amazon.co.jp書籍情報より引用
金融機関の個人情報保護の実務
書籍情報
AI クラウド SNS 外国提供・委託 第三者提供 加工情報など 新サービスと個人情報対応を網羅
最新のガイドライン、法令、実務対応・現状を踏まえ、先端有識者が執筆!!
金融機関のみならず、「すべての個人情報分野・業務担当者に役立つ知識」金融機関は各種取引を通じて多くの個人情報・データを取得していますが、昨今のデジタル社会における業務のDX化、AIの活用等における個人データの取扱い・安全管理等は新たな課題となっています。
また、2020年、2021年と相次いで改正された個人情報保護法、それに伴って改正された各種ガイドライン等の改正も実務に大きな影響を与えています。本書は、上記課題・法改正等をふまえ、金融機関における個人情報の取扱い等について法令・各種ガイドライン等に基づき、最新の内容をわかりやすく解説した個人情報保護の実務書です。
amazon.co.jp書籍情報より引用
設例で学ぶ 個人情報保護法の基礎
書籍情報
設例をはさみながら、企業内での個人情報の適切な扱い方について具体的に解説
企業は日常的に、個人情報の「ライフサイクル」(収集・利用・消去)に即しつつ、個人情報保護法に沿った実務を行わなくてはならないが、法規制が念頭に置いているイメージがつかみにくい場合がある。
法制度の解説の合間に設例を多く挟み「考えながら」読み進められるように工夫された個人情報保護法の「基礎固め」のための書。
amazon.co.jp書籍情報より引用
評判・口コミ
新・個人情報保護法の逐条解説
書籍情報
行政個人情報保護法および独立行政法人等個人情報保護法の廃止に伴い大きく構成の変わった個人情報保護法について、第一人者がいち早く詳細に解説する。
令和2年・令和3年の改正に対応。
amazon.co.jp書籍情報より引用
『個人情報保護法の逐条解説』から書名を改めた。
個人情報保護によくある質問と回答
個人情報保護について、初心者からよくある質問と回答を5つ紹介します。
個人情報保護とは何ですか?
回答: 個人情報保護とは、個人のプライバシーを守るために、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人を特定できる情報の取り扱いを適切に管理することを指します。
これには、不正アクセス、漏洩、紛失、改ざんから個人情報を保護する措置が含まれます。
個人情報の適切な管理方法にはどのようなものがありますか?
回答: 個人情報を適切に管理する方法には、情報の収集時に目的を明確にする、必要最小限の情報のみを収集する、データの安全な保存とアクセス制御、定期的なセキュリティチェックと更新、従業員へのプライバシー教育、利用者への情報提供と同意取得などがあります。
個人情報をオンラインで保護するための具体的な対策は何ですか?
回答: オンラインでの個人情報保護のための対策には、強力なパスワードの使用、定期的なパスワード変更、二要素認証の活用、公共のWi-Fiでは個人情報を入力しない、信頼できるセキュリティソフトウェアの使用、個人情報を要求する不審なメールやリンクに注意するなどがあります。
個人情報保護法とは何ですか?
回答: 個人情報保護法は、個人情報の取り扱いに関する法律で、個人のプライバシー権を保護し、個人情報の適切な取扱いを規定しています。
この法律は、個人情報を取り扱う事業者に対して、情報の収集、利用、管理、開示の基準を設け、不適切な取扱いに対する罰則も定めています。
個人情報が漏洩した場合、どのようなリスクがありますか?
回答: 個人情報が漏洩すると、詐欺、アイデンティティ盗用、名誉毀損、プライバシーの侵害など、さまざまなリスクが生じます。
個人情報を悪用されると、金銭的損失や信用の失墜、さらには精神的なストレスを受ける可能性があります。
また、企業が顧客情報を漏洩させた場合、企業の信頼性が大きく損なわれることになります。
個人情報保護のスキルが活かせる職種とは?
個人情報保護に関する知識や経験は、現代社会において非常に重要なものであり、データプライバシーの尊重と保護が強調される中で、様々な業界や職種で求められています。
個人情報の適切な取り扱い、データ保護法規の遵守、セキュリティ対策の実施などに関する専門知識を持つ人材は、以下のような職に就くことが可能です:
- データプロテクションオフィサー(DPO):
- EUの一般データ保護規則(GDPR)など、データ保護規制に基づき、組織内の個人情報保護方針の策定と実施を監督します。データ主体の権利を保護し、データ処理活動のコンプライアンスを確保します。
- プライバシーコンサルタント/アドバイザー:
- 企業や組織に対して、個人情報保護に関するアドバイスやガイダンスを提供します。プライバシーポリシーの策定、リスク評価、コンプライアンスプログラムの開発などを支援します。
- 情報セキュリティマネージャー:
- 組織の情報セキュリティ戦略を立案・実施し、個人情報を含む機密データの保護に重点を置きます。サイバー攻撃やデータ漏洩から情報を守るための対策を管理します。
- 法務専門家(プライバシー法):
- データ保護法規に関する法的アドバイスを提供し、プライバシーに関連する契約やポリシーの作成、訴訟対応などを行います。
- コンプライアンスオフィサー:
- 組織がデータ保護法規や業界基準に準拠しているかを監視し、ポリシーの遵守を確保します。コンプライアンス監査や教育プログラムの実施も担当します。
- サイバーセキュリティアナリスト:
- サイバーセキュリティの脅威から個人情報を保護するための分析、監視、対策を行います。侵入テスト、脆弱性評価、インシデント対応などが含まれます。
- 個人情報保護研修講師:
- 従業員や組織メンバー向けに、個人情報保護の重要性と適切なデータ取り扱い方法に関する研修を提供します。
- データアナリスト/オーディター:
- 個人情報の処理活動に関する監査を行い、データ保護の実践とポリシーの遵守状況を評価します。
これらの職種は、特にデータ駆動型のビジネスモデルが普及している現在、公共部門や民間企業において高い需要があります。
個人情報の適切な管理と保護は、組織の信頼性と責任あるデータ利用を確保する上で不可欠です。
まとめ
個人情報保護について知りたい人のために、おすすめの本を紹介しました。
まずはじめに、個人情報保護がわかる本のおすすめ5選を紹介しました。
もっと探したい人のために、注目の新刊、ロングセラー本など(目次を参照)を紹介しました。
あなたの興味関心にあった本をみつけて、ぜひ読んでみてください!
本ブログサイトでは以下の記事も紹介しています。