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【2025年11月】民主主義がわかる本おすすめ5選

2024年11月22日

「民主主義がわかる本おすすめ」アイキャッチ画像

民主主義について知りたい人のために、おすすめの本などを紹介します。

民主主義とは、国民が主権を持ち、自らの意思でリーダーを選び、政策に影響を与える政治体制です。自由や平等、意見表明の権利が尊重されることを基本とし、社会全体で協力しながら持続可能な未来を築いていく仕組みです。

まずはじめに、民主主義がわかる本のおすすめ5選を紹介します。

もっと探したい人のために、注目の新刊ロングセラー本など(目次を参照)を紹介します。

あなたは、次のどれに当てはまりますか?

  • 政治学を学ぶ学生や研究者:民主主義の歴史、理論、現代的課題を深く理解したい
  • 公務員や政策立案者:民主主義の仕組みを理解し、政策形成や住民サービスに活かしたい
  • 政治に関心のある一般市民:民主主義の基本概念や課題を知り、選挙や政治活動に役立てたい
  • 教育者や講師:学校や講義で民主主義について教えるための知識を得たい
  • 社会運動や市民活動を行う人:民主主義の価値や仕組みを学び、より良い社会づくりに貢献したい
  • 歴史に興味がある人:民主主義の発展や、各国での導入プロセスを学びたい
  • 選挙に携わる人:投票行動や選挙プロセスを理解し、民主主義の強化を支援したい
  • ジャーナリストやメディア関係者:民主主義に関する正確な情報を読者や視聴者に提供するための知識を得たい
  • グローバル社会や国際問題に興味がある人:世界各国での民主主義の状況や課題を理解したい
  • 社会問題や人権問題に関心がある人:民主主義が自由や平等、人権に与える影響を学びたい
  • 哲学や倫理学を学ぶ人:民主主義の価値観や思想的背景について深く考察したい
  • 比較政治に興味がある人:民主主義と他の政治体制(独裁、君主制など)の違いや強みを理解したい
  • 若者や初めて投票する人:自分の一票が民主主義にどのように貢献するかを知りたい
  • 民主主義の危機や課題に興味がある人:ポピュリズムや権威主義の台頭が民主主義に与える影響を考えたい
  • 一般教養を深めたい人:民主主義の基礎を学び、日常のニュースや社会問題を理解したい

あなたの興味関心にあった本をみつけて、読んで学んでみましょう!

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おすすめ5選)民主主義の本

民主主義がわかる本のおすすめ5選を紹介します。

民主主義

書籍情報

文部省(著)KADOKAWA(出版社)2018/10/24(発売日)464(ページ数)

「民主主義のほんとうの意味を知っている人がどれだけあるだろうか」

「民主主義」――果たしてその意味を私たちは真に理解し、実践しているだろうか。
昭和23年、文部省は新憲法の施行を受けて当代の経済学者や法学者を集め、中高生向けに教科書を刊行した。

民主主義の根本精神と仕組み、歴史や各国の制度を平易に紹介しながら、戦後日本が歩む未来を厳しさと希望をもって若者に説く。
普遍性と驚くべき示唆に満ちた本書はまさに読み継がれるべき名著といえる。
全文収録する初の文庫版!
解説・内田樹

amazon.co.jp書籍情報より引用

評判・口コミ

民主主義の比較政治学

書籍情報

伊藤武, 作内由子, 中井遼, 藤村直史(著)有斐閣(出版社)2025/4/1(発売日)342(ページ数)

現代の民主主義国の政治に焦点を絞って,議会や政党はもちろん,文化,宗教,司法など,さまざまな分野を取り上げて説明していく新しい比較政治学のテキスト。

世界的に民主主義が後退していると言われる今こそ,民主主義国の政治のしくみをじっくりと考えてみよう。

amazon.co.jp書籍情報より引用

民主主義のルールと精神 それはいかにして生き返るのか

書籍情報

ヤン=ヴェルナー・ミュラー(著)山岡由美(翻訳)みすず書房(出版社)2022/8/17(発売日)280(ページ数)

民主主義は終わった、機能不全に陥った民主主義には欠陥がある、と言われて久しい。しかし世界の専制主義的リーダーやポピュリストを見れば、みな民主主義者を標榜している。その上で民主主義を骨抜きにしようとしているのだ。民主主義を手放したがっているのは、普通の人びとではない。

本書で著者は、アメリカをはじめ世界各地で起きている現象を分析しつつ、民主主義の原理を明快に説き、政治とはそもそもなにか、民主主義のインフラストラクチャーとはなにかを明らかにしていく。

「この本は政治マニュアルではない。私たちには本来の原理について考える時間があり――またその時間をつくるべきでもあり――本書はそこにひとつの可能性を賭けている。この原理は特定の具体的制度や政治の細かいルールを定めているわけではない。それどころか民主主義のあり方はひとつに限られないし、民主主義の営みには複数の方法がある(民主主義を装う方法が複数あるのと同じように)」(本文より)。

的を射た指摘に何度もうなずき、著者のユーモアに苦笑し、または凍りつきながら、読者はさまざまな考えをめぐらせることだろう。民主主義の再生という長い道程にむけて。
『ポピュリズムとは何か』『試される民主主義』で注目の政治学者。そのエッセンスを凝縮した1冊。

amazon.co.jp書籍情報より引用

子どもたちに民主主義を教えよう 対立から合意を導く力を育む

書籍情報

工藤勇一 , 苫野一徳(著)あさま社(出版社)2022/10/8(発売日)232(ページ数)

「教育の役割とは何か?」
「学校は何のためにあるか?」
学校改革の旗手と教育の本質を問い続けてきた哲学者・教育学者が、教育の本質を徹底議論! 究極の目的は「民主主義」教育だった。

ーー「多数決で決めよう」のどこに問題があるか、わかりますか?

「誰一人置き去りにしない」を教えるはずの教室で平然と少数派を切り捨て、一度決めたことには従え! と「従順な子」をつくる教育がおこなわれている。
未来の社会をつくる子どもたちに本当に伝えるべきことは、対立を乗り越え、合意形成に至るプロセスを経験させることではないか。
学校で起きるトラブルこそが絶好の学び場であるはず……

本書は、子どもたちの「対話の力」を重視し、学校で民主的な力をいかに育むかを提案する実践的教育書だ。
民主主義の考え方を広めていくことで当事者意識が低い「日本社会」をアップデートする、著者二人のつよい覚悟を持って書かれた。

いじめ、理不尽な校則、不登校、体罰、心の教育、多数者の専制、学級王国・・・
いまの学校が抱える大問題を分析しながら何ができるか、どこから変えていけるか、哲学と実践を見事につなぐ画期的1冊。
現場で奮闘する教育関係者・保護者、必読!

amazon.co.jp書籍情報より引用

民主主義の死に方 二極化する政治が招く独裁への道

書籍情報

スティーブン・レビツキー, ダニエル・ジブラット(著)池上 彰(解説)濱野 大道(翻訳)新潮社(出版社)2018/9/27(発売日)320(ページ数)

司法を抱き込み、メディアを黙らせ、憲法を変える――。
「合法的な独裁化」が、世界中で静かに進む。
米ハーバードの第一線の研究者が、民主主義の現在と未来を明らかにした全米ベストセラー、待望の邦訳。

2016年11月、アメリカで、はっきりと独裁的傾向をもつ男が大統領に選ばれた。
ハンガリーやトルコ、ポーランドでポピュリズム政権が民主主義を攻撃し、ヨーロッパの各地で過激派勢力が議席を伸ばした。
今、世界中で民主主義がゆっくりと静かに殺されている。

20世紀にヨーロッパや南米で起きた民主主義の崩壊を20年以上にわたって研究してきた二人の著者が、世界の民主主義の現状を分析し、将来に向けて打つべき手を提言する。
日本の未来をも暗示する警世の書。

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注目の新刊)民主主義の本

民主主義がわかる本の注目の新刊を、3冊、紹介します。

いかにして民主主義は失われていくのか 新装版 新自由主義の見えざる攻撃

書籍情報

ウェンディ・ブラウン(著)中井亜佐子(翻訳)みすず書房(出版社)2025/11/12(発売日)336(ページ数)

いまや新自由主義は、民主主義を内側から破壊している。新自由主義は政治と市場の区別を取り払っただけでなく、あらゆる人間活動を経済の言葉に置き換えた。主体は人的資本に、交換は競争に、公共は格付けに。だが、そこで目指されているのは経済合理性ではない。新自由主義は、経済の見かけをもちながら、統治理性として機能しているのだ。
その矛盾がもっとも顕著に現れるのが大学教育である。学生を人的資本とし、知識を市場価値で評価し、格付けに駆り立てられるとき、大学は階級流動の場であることをやめるだろう。
民主主義は黙っていても維持できるものではない。民主主義を支える理念、民主主義を保障する制度、民主主義を育む文化はいかにして失われていくのか。新自由主義が民主主義の言葉をつくりかえることによって、民主主義そのものを解体していく過程を明らかにする。

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民主主義の死角 つくられた高齢者と若者の分断と対立

書籍情報

鵜飼健史(著)朝日新聞出版(出版社)2025/10/10(発売日)328(ページ数)

「高齢者から選挙権をはく奪すべきだ」─若者からそんな声が出始めている。背景にあるのは高齢者が多数を占めるシルバーデモクラシーだ。若者と高齢者の分断をどう解決すべきか。新進気鋭の政治学者が政治と年齢を巡る政治哲学を展開する。

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平和と民主主義を考える

書籍情報

岩崎 正洋, 宮𦚰 昇(編集)ナカニシヤ出版(出版社)2025/11/6(発売日)228(ページ数)

平和と民主主義はどのように結びついているのか。
なぜそれを実現することが難しいのか。
両者の関係をさまざまな視点から考える。

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ロングセラー)民主主義の本

民主主義がわかる本のロングセラーを、10冊、紹介します。

民主主義の本質と価値 他一篇

書籍情報

ハンス・ケルゼン(著)長尾 龍一, 植田 俊太郎(翻訳)岩波書店(出版社)2015/1/17(発売日)208(ページ数)

「自由の理念は破壊不可能なものである」。
純粋法学の創始者ハンス・ケルゼン(1881―1973)の代表作。

相対主義に立つ世界観と現実主義的知性から、議会制民主主義は「自由」の最大化を実現する国家形態であるとして擁護し、絶対的価値の想定にもとづく独裁を批判する。
民主主義の危機が切迫した1929年刊。(新訳)

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民主主義と資本主義の危機

書籍情報

マーティン・ウルフ(著)小川敏子(翻訳)日本経済新聞出版(出版社)2024/1/26(発売日)580(ページ数)

中国ですら敵わないほどの強力な敵、民主主義と資本主義の敵は内側にいる。
国を率いるエリートたちの失敗と堕落が、民主主義と資本主義を危機にさらした。

まずまずの豊かさ、わが子が機会に恵まれること、そして幸せな未来――。
ささやかな期待すらも実現しない政治とグローバル資本主義に民衆は怒っている。
いま必要なのは、格差解消と中間層の復活だ。

* * *
世界金融危機後の中間層の空洞化は、先進国で既存体制への怒りに火を付けた。これから10年後、民主主義と資本主義は放棄されずに残るだろうか。高所得の民主主義国で台頭する右派・左派双方のポピュリズムは、世界を暗黒に変えるだろうか。
* * *
20世紀はモンスターのような独裁者の世紀だった。いまふたたび独裁者が復活しようとしている。権力者だけに奉仕する国家に希望はない。20世紀、人類はそうなる運命を紙一重で切り抜けた。21世紀もうまく逃げおおせるだろうか。
* * *

FTのチーフ・エコノミクス・コメンテーターが描くいま求められる改革。

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民主主義 終わりなき包摂のゆくえ

書籍情報

ナオミ・ザック(著)白水社(出版社)2025/4/24(発売日)250(ページ数)

民主主義はどこへ行くのか?

民主主義の危機が問われるいま、その普遍的な「理念」と具体的な「実現」とはどのようなものなのだろうか。

本書は、ポスト・トゥルース的な右派ポピュリズムが席捲するように見える現代の民主主義の危機を理解し、それに応答するために、民主主義の普遍的な理念とその具体的な実現の両方に軸足を定めつつ、古代から中世・ルネサンス、社会契約論から十九世紀のマルクス主義などの進歩主義、第二次世界大戦の衝撃から二十世紀後半の社会運動、そして現在進行中の出来事へと論を運ぶ。

さらには、気候変動、パンデミック、排外主義的なポピュリズムの席捲などを見すえて、民主主義の「未来」を覗き見ようと試みる。

政治学史ではここ数十年、ケンブリッジ学派の台頭や個別的な研究の深まりのなかで、〈どう生きるべきか〉という規範的な問いはややもすれば後景に退いてしまった。

広く長い歴史的視座で簡潔にまとめられた本書は、「民主主義」を思考するための新たなスタンダードとなるはずだ。オックスフォード大学出版局の人気シリーズの待望の翻訳! 「合衆国権利章典」「人および市民の権利の宣言」「世界人権宣言」を付す。

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民主主義の人類史 何が独裁と民主を分けるのか?

書籍情報

デイヴィッド・スタサヴェージ(著)立木勝(翻訳)みすず書房(出版社)2023/11/20(発売日)496(ページ数)

「わたしたちが今どこにいて、これからどこへ向かうのかを理解するためには、視界を広げてデモクラシーのディープ・ヒストリー deep history に目を向ける必要がある……わたしが疑問に思ったのは、なぜヨーロッパは中国や中東と比べて根本的に異なる政治軌道をたどってきたのか、ということだった……皮肉なことだが、ヨーロッパの後進性こそが、近代デモクラシーの起こる基盤となったのである……」(本文より)

ニューロン族や中央アフリカなどの初期デモクラシー(民主)を、古代中国、メソポタミア、アステカのオートクラシー(専制)と比較することで、民主主義が生き残る条件を探求。さらには、なぜ初期デモクラシーがアングロ-アメリカにおいて近代デモクラシーに変質したのかを明らかにする。
壮大な人類学的スケールで民主主義の変貌を定量的に分析し、デモクラシーの未来をも描き出す。

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民主至上主義

書籍情報

エミリー・B・フィンレイ(著)加藤哲理(翻訳)柏書房(出版社)2024/8/27(発売日)406(ページ数)

民主主義をかたる全ての人へ。
そろそろ民主主義そのものを批判的に検討してみる必要があるのでは? 

東京都知事選やアメリカ大統領選など、ことあるごとに「民主主義の危機」が声高に叫ばれている昨今、巷には「民主主義を守れ!」と言わんばかりの言説が溢れかえっている。
しかし、なぜ民主主義は危機に瀕しているのだろうか? そもそも、それは本当に「危機」なのだろうか? そしてもし民主主義をめぐる思想・議論のなかに、民主主義を土台から掘り崩すような要素が胚胎しているとすれば……? 

「民主主義は反民主主義的であるのだろうか?」(本書序章より)
このスキャンダラスかつセンセーショナルな問いで幕を開ける本書は、まさにこうした問題意識から民主主義そのものを問い直す1冊である。

著者は、ジャン=ジャック・ルソーにはじまり、ジェファーソンやウィルソン、新保守主義者によってアメリカ政治の文脈で実践に移された民主主義の道程をたどり直し、民主主義論に不可避的に付随するエリート主義的な発想を剔抉する。
そうして明らかになるのは、「民主主義」「自由」「平等」を言祝ぎながらも、あらかじめ恣意的に決められたロマン主義的な理想へと人民を自ら教え導き、同時にその理想に追従しない人々を排除する民主主義論者たちのイデオロギー的本性――〈民主至上主義Democratism〉である!

なぜ今なおトランプが支持されるのか? 
なぜ政治的分断は深まるばかりなのか? 
なぜ政治に声が届いていないと感じるのか? 
それらすべての一因は、他ならぬ民主主義それ自体のなかにある!!

本書は、現代の民主主義社会に生きる読者一人ひとりに問いかけている。
「あなたは、あなたが思うほど民主的か?」

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民主主義を疑ってみる 自分で考えるための政治思想講義

書籍情報

梅澤 佑介(著)筑摩書房(出版社)2024/2/8(発売日)368(ページ数)

民主主義だけでは、民主主義は成り立たない?
プラトン、アリストテレスからカント、ヘーゲル、ラスキまで、今日の政治を支える重要思想を一望する


近年、民主主義の危機が叫ばれ、その重要性を訴える議論が巻き起こっている。
だが、民主主義を擁護するだけで本当に今日の「危機」は回避できるだろうか。
むしろ、民主主義それ自体がポピュリズムなどの現象を招いているのではないか。

本書では、政治思想が「民主政」批判から始まったことに注目しつつ、民主主義だけでなく、それを補完・抑制する原理としての自由主義や共和主義、社会主義などを取り上げ、それぞれの歴史的展開や要点を整理していく。
民主主義を機能不全から救い出すために何が必要か、その核心に迫る白熱の講義。

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評判・口コミ

民主主義とは何か

書籍情報

宇野重規(著)講談社(出版社)2020/10/21(発売日)280(ページ数)

トランプ大統領をはじめとする「ポピュリスト」の跋扈、旧社会主義諸国および中国など権威主義国家の台頭など、近年の世界の政治状況は、民主主義という制度の根幹を揺るがすかのような観を呈しています。
日本の状況を見てみても、現行の政権が「民意」の正確な反映、すなわち「民主主義的な」政権だといわれると、頸をかしげる人も少なくないのではないでしょうか。
はたして民主主義はもう時代遅れなのか? それとも、まだ活路はあるのか? 

それを議論するためには、まず何よりも、民主主義とは、そもそもどのような制度なのかを「正しく」知らなければならないでしょう。
今では自明視されている「民主主義」という制度ですが、人が創ったものである限りそれもまた歴史的な制度として、さまざまな紆余曲折を経て現在のようなものになったのであって、決して「自然」にこのようなになったわけでではないのです。

そこで本書では、ギリシア・アテナイにおける民主主義思想の「誕生」から、現代まで、民主主義という制度・思想の誕生以来、起こった様々な矛盾、それを巡って交わされた様々な思想家達の議論の跡をたどってゆきます。
その中で、民主主義という「制度」の利点と弱点が人々にどのように認識され、またどのようにその問題点を「改良」しようとしたのか、あるいはその「改革」はなぜ失敗してしまったのかを辿ることにより、民主主義の「本質」とは何なのか、そしてその未来への可能性を考えてゆきます。

またあわせて、日本の民主主義の特質、その問題点についても分析してゆきます。
民主主義という思想・制度を知るための、平易な政治思想史の教科書としても最適です。

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評判・口コミ

戦後民主主義 現代日本を創った思想と文化

書籍情報

山本昭宏(著)中央公論新社(出版社)2021/1/18(発売日)316(ページ数)

アジア・太平洋戦争の悲惨な経験から、多くの支持を得た戦後民主主義。日本国憲法に基づく民主主義・平和主義の徹底を求める思想である。だが冷戦下、戦争放棄の主張は理想主義と、経済大国化後は「一国平和主義」と批判され、近年は改憲論の前に守勢にある。本書は戦後の制度改革、社会運動から政治家、知識人、映画などに着目し、戦後民主主義の実態を描く。日本社会にいかなる影響を残したのか、その軌跡を追う。

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侵食される民主主義 上: 内部からの崩壊と専制国家の攻撃

書籍情報

ラリー・ダイアモンド(著)市原 麻衣子(監修)勁草書房(出版社)2022/2/19(発売日)256P(ページ数)

民主主義国は中国とロシアの「見えない侵略」にさらされ、ポピュリズムで自壊している。デモクラシー研究の第一人者が警鐘を鳴らす! 

いま民主主義国は、権威主義国から影響力工作や「シャープパワー」で侵略され、国内ではイデオロギー分断が生じている。
この外からの攻撃と内からの自壊を包括的に捉える画期的な民主主義本がついに登場。

最近の民主主義の後退を最初に指摘した「ミスターデモクラシー」ことダイアモンド教授による警告と、再生に向けた処方箋。

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民主主義を装う権威主義 世界化する選挙独裁とその論理

書籍情報

東島 雅昌(著)千倉書房(出版社)2023/3/8(発売日)416(ページ数)

近年、権威主義体制の政治指導者の中に選挙を巧妙にコントロールし、あたかも民主主義の手続きに則っているように自分の統治を正当化する者が現れている。独裁体制研究のフロントランナーがそのからくりを解き明かす。

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民主主義によくある質問と回答

民主主義について、初心者からよくある質問と回答を5つ紹介します。

民主主義とは何ですか?

回答: 民主主義は、国民が政治的な意思決定に参加する政治システムです。

これには、自由な選挙を通じて政府を選ぶ権利や、表現の自由、集会の自由などが含まれます。

民主主義は「人民の、人民による、人民のための政治」とも表現されます。

民主主義の主な特徴は何ですか?

回答: 民主主義の主な特徴には、多数決による意思決定、政治的自由、法の支配、人権の尊重、政治的平等があります。

これらは、透明性を持ち、市民が政府の決定プロセスに参加できる環境を保証します。

代表民主制と直接民主制の違いは何ですか?

回答: 代表民主制は、市民が代表者を選出し、その代表者が立法などの政治的決定を行うシステムです。

一方、直接民主制では、市民自身が直接的に法律や政策について投票を行い、政治的決定をします。

スイスの国民投票が直接民主制の一例です。

民主主義の利点は何ですか?

回答: 民主主義の利点は、政治的透明性と責任が高まること、市民が政府の政策に声を上げる機会が保証されること、そして多様な意見が尊重されることです。

これにより、政治的安定性が向上し、社会全体の福祉が促進される傾向にあります。

民主主義が直面している課題は何ですか?

回答: 民主主義が直面する課題には、政治的極化、偽情報の拡散、投票率の低下、少数意見の抑圧などがあります。

また、経済的な不平等が政治的不平等を生じさせることも問題とされています。

民主主義の知見が活かせる職種とは?

「民主主義」に関する知識や経験を活かして担当できる仕事として、以下のような職種や役割が考えられます。

  1. 政策アナリスト
    • 民主主義の仕組みや公共政策の効果を分析し、政府や自治体に対して提言を行う。
    • 市民の意見を反映した政策形成を支援。
  2. 市民活動支援コーディネーター
    • 民主主義の原則を基に、市民団体や非営利組織の活動をサポート。
    • 市民参加を促進するためのイベントやプログラムを企画。
  3. 議会スタッフ
    • 議員をサポートし、立法プロセスや政策立案に関する調査や資料作成を担当。
    • 市民の意見や要望を議会活動に反映する役割を果たす。
  4. 民主主義教育者
    • 学校や市民講座で民主主義の仕組みや歴史を教え、社会の理解を深める。
    • 次世代に向けたリーダーシップ教育を行う。
  5. 国際機関職員(UN、OECDなど)
    • 民主主義の普及や支援を目的とした国際プロジェクトに参加。
    • 新興国や発展途上国での民主化支援プログラムを実施。
  6. 政治ジャーナリスト
    • 民主主義に関連するテーマを取材し、市民に情報を提供する記事や番組を制作。
    • 政治や選挙の仕組みについての議論を喚起。
  7. 選挙管理委員会スタッフ
    • 公正な選挙を運営するための準備や管理を担当。
    • 市民の投票率向上を目指した広報活動や教育プログラムを実施。
  8. NGO職員(民主主義支援)
    • 民主主義を推進するためのプロジェクトに携わり、市民の政治参加を促進。
    • 人権や平等をテーマに活動する団体の運営を支援。
  9. 公共政策コンサルタント
    • 民主主義を基盤とした政策提案や行政改革のサポートを行う。
    • 政府や地方自治体が市民の声を反映できる仕組み作りを提案。
  10. コミュニティファシリテーター
    • 地域住民が意見交換や意思決定を行う場を設け、民主的な合意形成を支援。
    • 地域課題を解決するための話し合いや行動計画をサポート。

民主主義に関する知識や経験は、政治、教育、ジャーナリズム、市民活動、国際協力など幅広い分野で活用され、社会の透明性や市民の積極的な参加を促進する役割を担います。

まとめ

民主主義について知りたい人のために、おすすめの本を紹介しました。

まずはじめに、民主主義がわかる本のおすすめ5選を紹介しました。

もっと探したい人のために、注目の新刊ロングセラー本など(目次を参照)を紹介しました。

あなたの興味関心にあった本をみつけて、読んで学んでみましょう!


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