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【注目点・感想】ライフハック大全プリンシプルズ:堀正岳(著)

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毎日の行動を、数分で実践できるような小さな近道で入れ替えていくうちに、やがて大きな変化を生み出すことができる、そんな小さな習慣のことを「ライフハック」と呼びます。

この本では9つのプリンシプルズ(原理・原則)について全部で113個のライフハックを掲載しています。

9つのプリンシプルズ(原理・原則)をみると、人生(仕事や生活)において現状を常に把握して変える習慣を持ち続けることでより豊かな人生になっていく原理・原則が書かれていると感じます。

いまの人生や生活を何か変えたいと思っている人は、本書を一読してきっかけとなる小さな習慣を探してみてはいかがでしょうか?

本の概要注目点と感想口コミ・書評記事参考文献、を紹介します。

本の概要

書誌情報

堀 正岳(著)KADOKAWA(出版社)2021/12/10(発売日)416P(ページ数)

著者紹介

堀 正岳(ほり・まさたけ)

ブログ Lifehacking.jp / ライフxメモ管理人。仕事術、ライフハック、文具、テクノロジー、文化、そしてときおりアニメなどのつぶやきをしている。本業は北極の気候学を専門とする研究者。

著者が伝えたいこと

著者はこの本の目的を以下のように述べています。

「本書は、読者のみなさんが本当のライフハックをそうでないものから見分け、小さな習慣であるのに長い目でみれば人生を良い方向に変える行動を自分自身の力で見出せるようになっていただくための原理・原則を伝えることを目的としています。」

またこの本の使い方を著者は以下のように述べています。

「本書を手にとったみなさんは、一つひとつのライフハックをそのまま真似るだけではなく、どの部分が原理・原則から導かれているのか、みなさんの人生に適用するにあたってどのようなカスタマイズを施すのかについて意識していただけると、本書を有効に活用できるでしょう。」

本の目次

この本の目次を引用して紹介します。

  • はじめに
  • PROLOGUE ライフハックとは何か
  • CHAPTER 1 時間を生み出すライフハック
  • CHAPTER 2 行動に結びつくタスク管理
  • CHAPTER 3 集中力と先送り防止
  • CHAPTER 4 ツールと人生の仕組み化
  • CHAPTER 5 読書と情報整理
  • CHAPTER 6 学びとアウトプット
  • CHAPTER 7 仕事と生活の環境構築
  • CHAPTER 8 心を守るためのメンタルハック
  • CHAPTER 9 人生をハックする習慣術
  • おわりに
  • 参考文献
  • 索引

もっとくわしく見たい場合は、本の目次(詳細版)が記事の最後にあります。

注目点と感想

全部で113個あるライフハックの中から、注目した点と感想を3つ紹介します。

リアルタイムは希少資源として扱う(ライフハック 015)

1つ目に紹介するライフハックは「リアルタイムは希少資源として扱う(ライフハック 015)」です。

このライフハックは「プリンシプルズ(1)自由を生み出すための時間管理の考え方」で、「時間管理とはどれだけ忙しくできるかではなく、与えられた状況のなかで能動的な選択の自由をどれだけ生み出せるのかのスキルである」という原則の手段です。

著者は「リアルタイムのやりとりは楽しく魅力的だからこそ、時間を吸い取る底なし沼になりがちです。」とリアルタイムなメディアに接する上での懸念を述べています。

リアルタイムのメディア(対面で人と話す、電話でしゃべる、カメラとマイクをオンにしたZoomミーティングなど)は、著者が指摘するように時間が長くなりがちなので、自分の能動的な選択の自由を奪ってしまいますね。

最近ではTwitterのSpaces、Instagram Live、Clubhouseといったリアルタイムを消費するSNSも増えており、より時間を奪われる恐れがあります。

対応策として著者は「時間を拘束するタイプのメディアは1日に一つだけと厳選したり、友人とのやりとりは時間差でできるチャットツールを主とするといった使い分けを意識する」と述べています。

貴重なリアルタイムを守るために、リアルタイムで接する人やメディアを厳選することを意識したいと思います。

集中力を高める「音」を用意しておく(ライフハック 035)

2つ目に紹介するライフハックは「集中力を高める『音』を用意しておく(ライフハック 035)」です。

このライフハックは「プリンシプルズ(3)やる気に頼らない集中力の保ち方」で、「やる気が出ることに頼らない。やる気が結果的に生まれる環境や条件を追求する」という原則の手段です。

著者は「近年、世界中で作業用BGMとして人気なのがローファイ・ヒップホップを24時間ライブ配信しているLofi GirlなどのYouTubeチャンネルです。(中略)作業のあいだにいくら聞いていても飽きないのが特徴です」と集中力を高める環境音楽をおすすめしています。

早速、Lofi GirlのYouTubeチャンネルを見つけてブログを書くときに試してみたところ、とても集中できるようになりました。

Lofi Girlプレイリスト音楽はYouTubeチャンネルだけでなく、Spotify, Apple Music, amazon music, GooglePlay musicでも聞くことができます。(以下URLをクリックすると選択できます)
https://fanlink.to/lofigirl-music

著者は「視聴環境も重要です。私の場合、長時間はめていても耳が痛くならず、ノイズキャンセリングの機能があるソニーのWH-1000XM4ヘッドホンを利用しています。周囲の雑音をカットし、何時間でも連続して使用可能かを重視した選択です。」と視聴機器もおすすめしています。

LDAC/Amazon Alexa搭載/Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2020年モデル 360 Reality Audio認定モデル ブラック WH-1000XM4 BM

このソニーのWH-1000XM4ヘッドホンは、最大30時間再生(10分充電で5時間再生)できるのですね。

私は現在アップルAirPods Proを使っていますが、AirPods Maxが欲しくなってしまいました。

無線、オーバーイヤー、アクティブノイズキャンセル

DeepLとGrammarlyで英語の生産性を向上させる(ライフハック 048)

3つ目に紹介するライフハックは「DeepLとGrammarlyで英語の生産性を向上させる(ライフハック 048)」です。

このライフハックは「プリンシプルズ(4)時間を生み出すツールと仕組み化」で「良いツールは難しい問題を簡単にし、それまで不可能だった問題を手の届くところまで引き寄せてくれる」という原則の手段です。

著者は「DeepLは(中略)5000文字以内の翻訳は無料で利用することができます。それまで業界トップと言われていたGoogle翻訳と比べても専門用語の翻訳や微妙なニュアンスを伝えることを得意としており、日常的な新聞記事といったものはもちろん、研究論文のような専門性の高い英語も高い精度で翻訳できます。」と機械学習を利用した翻訳サービスDeepLを紹介しています。

また著者は「これまで日本語の翻訳記事ばかりを読んでいた人は、こうしたサービスを使うことで原文記事を大量に読むことが可能になります。海外の人に質問をしたり、返事をしたりといったアクションも、ストレスなく気軽に実行できるわけです。」と使い方の例を紹介しています。

この使い方の例は、まさに私が抱えていた難しい問題を手の届くところまで引き寄せてくれそうです。

さっそく以下リンク先から、DeepL翻訳のChromeブラウザ拡張をインストールしてみました。
DeepL翻訳(ベータ版) - Chrome ウェブストア

そしてメタバースの定義について書かれている英語の記事で試してみたところ、簡単に使えて読みやすい日本語が表示されました。
The Metaverse: What It Is, Where to Find it, and Who Will Build It — MatthewBall.vc

日本語から英語への翻訳も試してみました。

  • 日本語文「DeepLを使うと、このブログに入力した日本語を英語に翻訳することもできて驚きました。」
  • DeepL翻訳文「I was also surprised to find that using DeepL, I could translate the Japanese I typed into this blog into English.」

これまで英語のニュースは翻訳記事を探して読んでいましたが、これからは英語の原文をDeepLを使いながら読んでみます。

口コミ・書評記事

堀 正岳(著)KADOKAWA(出版社)2021/12/10(発売日)416P(ページ数)

口コミ

書評記事

『ライフハック大全 プリンシプルズ (角川新書)』書籍感想・書評・ブックレビュー - 簡単に暮らせ

ライフハック大全 プリンシプルズ(堀正岳)の書評 | 起業家・経営者のためのビジネス書評ブログ!

参考文献

ライフハックについて書かれた本を紹介します。

シリコンバレー式超ライフハック:デイヴ・アスプリー(著)

この本の概要、注目点、感想などについてブログ記事で紹介しています。

デイヴ・アスプリー(著)栗原 百代(翻訳)ダイヤモンド社(出版社)2020/7/2(発売日)456P(ページ数)

圧倒的に自由で快適な未来が手に入る! 勝間式ネオ・ライフハック100:勝間和代(著)

この本の概要、注目点、感想などについてブログ記事で紹介しています。

勝間和代(著)乃神 亜衣子(ナレーション)KADOKAWA(出版社)2020/7/29(発売日)326P(ページ数)

リスキリングがわかる本おすすめ

まとめ

本の概要注目点と感想口コミ・書評記事参考文献、を紹介しました。

毎日の行動を、数分で実践できるような小さな近道で入れ替えていくうちに、やがて大きな変化を生み出すことができる、そんな小さな習慣のことを「ライフハック」と呼びます。

この本では9つのプリンシプルズ(原理・原則)について全部で113個のライフハックを掲載しています。

9つのプリンシプルズ(原理・原則)をみると、人生(仕事や生活)において現状を常に把握して変える習慣を持ち続けることでより豊かな人生になっていく原理・原則が書かれていると感じます。

いまの人生や生活を何か変えたいと思っている人は、本書を一読してきっかけとなる小さな習慣を探してみてはいかがでしょうか?

堀 正岳(著)KADOKAWA(出版社)2021/12/10(発売日)416P(ページ数)

本の目次(詳細版)

この本の目次をくわしく引用して紹介します。

  • はじめに
  • PROLOGUE ライフハックとは何か
    • PRINCIPLE 0 ライフハックとは何か
    • 001 ブレインダンプで心配事をすべて書き出す
    • 002 マインドマップで人生の見取り図を作る
    • 003 ブレイクダウン式とボトムアップ式の目標作成
    • 004 ミッションステートメントを持ち歩く
  • CHAPTER 1 時間を生み出すライフハック
    • PRINCIPLE 1 自由を生み出すための時間管理の考え方
    • 005 時間トラッキングで時間の使い方を可視化する
    • 006 日常のルーティン行動を計測する
    • 007 時間の解像度を高めて行動する
    • 008 24時間テンプレートで時間の整理をする
    • 009 自分の黄金時間を意識する
    • 010 プランニングの誤謬を意識する
    • 011 パーキンソンの法則を逆手にとる
    • 012 短期間の計画を長期間の計画に埋め込む
    • 013 残業時間の損益分岐を把握する
    • 014 書類やスライドは「不完全」でよしとする
    • 015 リアルタイムは希少資源として扱う
    • 016 決断するスピードを加速する
    • 017 秒単位で時間を回収する工夫
    • 018 新しい技術がもたらす時間の活性化に注目する
  • CHAPTER 2 行動に結びつくタスク管理
    • PRINCIPLE 2 いま、ここでやるべきことに集中するタスク管理
    • 019 仕事を楽にするタスクの書き方
    • 020 アナログなタスクリストの作り方
    • 021 デジタルなタスク管理アプリの活用
    • 022 Hipster PDAで十分なこともある
    • 023 いまやることに集中するDoingリスト
    • 024 メールからタスクを剥ぎ取るインボックス・ゼロ法
    • 025 クローズ・リストを意識してタスクを増やさない
    • 026 やらないことリストでタスクを減らす
    • 027 ショーストッパーとゾンビタスクに注意する
    • 028 過去の経験をテンプレート化する
    • 029 マインドマップで大きな仕事を分解する
    • 030 アイゼンハワー・マトリックスと点数制
    • 031 ファースト・タスクを決めておく
    • 032 週に一度はタスクを頭の外に追い出す
  • CHAPTER 3 集中力と先送り防止
    • PRINCIPLE 3 やる気に頼らない集中力の保ち方
    • 033 ダッシュ法とポモドーロテクニック
    • 034 時間を捉えやすくするガジェットを利用する
    • 035 集中力を高める「音」を用意しておく
    • 036 10〜20分のパワー・ナップで活力を補充する
    • 037 仕事に割り込むすべてを遮断する
    • 038 シングルタスクを心がける
    • 039 「ロード時間」と「セーブ時間」を意識する
    • 040 ダブルバインドとリベンジ先送りを回避する
    • 041 アンスケジュール法で自由な時間を確保する
    • 042 自分の「脱線パターン」を意識しておく
    • 043 気の進まない仕事は「選択」に置き換える
    • 044 ほんの少しだけ始める手段を複数用意しておく
  • CHAPTER 4 ツールと人生の仕組み化
    • PRINCIPLE 4 時間を生み出すツールと仕組み化
    • 045 自動化できるものはすべて自動化する
    • 046 自動化サービスとプログラミングに習熟する
    • 047 Googleの高度な検索演算子を使う
    • 048 DeepLとGrammarlyで英語の生産性を向上させる
    • 049 デスクトップのファイルを自動的に整理する
    • 050 時間差でアクションを生み出すツールを活用する
    • 051 音声入力で、歩いている時間も書類が書ける
    • 052 生活の手間をなくすための投資
    • 053 作業のバックアップを無意識に行う
    • 054 スマートスピーカーとAIアシスタントに慣れておく
    • 055 スマートフォンとの距離感に注意する
    • 056 技術のアーリーアダプターになる
  • CHAPTER 5 読書と情報整理
    • PRINCIPLE 5 情報の選び方を通して人生を変えてゆく
    • 057 フロー情報は3種類に分流して処理する
    • 058 RSSとツイッターのリストを活用する
    • 059 スマートフォルダを使い倒す
    • 060 情報の受信箱を作っておく
    • 061 情報を集めるタイミングと読む時間をずらす
    • 062 読書の戦略を立てておく
    • 063 読書ジャーナルで読書体験を保存する
    • 064 速読のかわりに使えるテクニック
    • 065 音声メディアで読書と学びを加速する
    • 066 セレンディピティを楽しむ
    • 067 アルゴリズムに対抗する情報収集
  • CHAPTER 6 学びとアウトプット
    • PRINCIPLE 6 人生を変えるための情報アウトプット
    • 068 ユビキタス・キャプチャーを実践する
    • 069 写真は10倍撮影して、動画は1分を基本にする
    • 070 シャワーのなかでアイデアが浮かぶ理由
    • 071 話題のPKMツールを使いこなす
    • 072 紙のPKMツール、情報カード
    • 073 歩きながら考える仕組みを作る
    • 074 集中的特訓で10000時間の練習を加速させる
    • 075 忘れてもかまわない学びの「流れ」を作る
    • 076 記憶力を底上げする「記憶の宮殿」
    • 077 1日に10万字を読んで、5000字をアウトプットする
    • 078 ブログで情報発信力を高める
  • CHAPTER 7 仕事と生活の環境構築
    • PRINCIPLE 7 日常を快適にする「環境構築」を意識する
    • 079 1日一箱の整理術
    • 080 「30秒以内に見つける」ルールを徹底する
    • 081 整理整頓の盲点、「空中」を活用する
    • 082 なくしてもすぐに見つかる仕組みを作る
    • 083 未来に書類を飛ばす43 Foldersシステム
    • 084 紙の書類はすべてデジタル化する
    • 085 デスクトップを「押し出しファイリング」で管理する
    • 086 考えなくてもよいように準備する
    • 087 ライフログで自分のメンテナンスを行う
    • 088 睡眠を確保するための10-3-2-1ルール
    • 089 健康を守るための小さな行動
  • CHAPTER 8 心を守るためのメンタルハック
    • PRINCIPLE 8 気休めの力で、心の問題を回避する
    • 090 機会にはすべて「イエス」と言ってみる
    • 091 言葉を変えることで性格を変える
    • 092 対人関係を諦めずに仕組みに置き換えてみる
    • 093 Noと言えないなら「Yes, but」を取り入れる
    • 094 他人の言動は「ハンロンの剃刀」を通して見る
    • 095 他人の拒絶の理由を深読みしない
    • 096 自分を肯定する言葉を大量に投下する
    • 097 心のなかのヒーローに悩みを打ち明ける
    • 098 安心領域を攻略する
    • 099 怒りや不安を、メールや手帳に書いて積み下ろしする
    • 100 怒りを制御するためのテクニック
  • CHAPTER 9 人生をハックする習慣術
    • PRINCIPLE 9 辞めない仕組みを作る習慣術
    • 101 鍵習慣とサポート習慣を戦略的に配置する
    • 102 Habitifyで回数を記録する
    • 103 トリガーを工夫することで習慣を定着させる
    • 104 バレットジャーナルの「習慣トラッカー」を使う
    • 105 新しい行動の「習慣リボルバー」を撃ち続ける
    • 106 鎖を途切らせない「サインフェルド・メソッド」
    • 107 フランクリンの13徳目習得法
    • 108 悪癖に陥るパターンを別の行動で乗っ取る
    • 109 バケツ・リストから夢を次々にかなえていく
    • 110 「30日チャレンジ」で人生を楽しく変えていく
    • 111 「変」であることを、どこかに持つ
    • 112 ライフスタイルのインフレに注意する
    • 113 人生の航路をゆっくりと変える
  • おわりに
  • 参考文献
  • 索引

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