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0〜3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす:藤崎達宏(著)オーディブルで聴こう!

本「モンテッソーリ教育で才能をグングン伸ばす」アイキャッチ画像

これから赤ちゃんが生まれる出産前のお父さん・お母さん・パパ・ママにおすすめする子育ての本を紹介します。

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この本はAudible(オーディブル)オーディオブックがあるので、通勤や家事・散歩をしながら”聞く読書”ができます。

本の概要

藤崎 達宏(著)村上 公美子(ナレーション)三笠書房(出版社)2018/11/5(発売日)248(ページ数)

著者の藤崎 達宏さんは、NPO法人横浜子育て勉強会理事長、日本モンテッソーリ教育研究所認定教師(0〜3歳)、国際モンテッソーリ教育協会公認講師(3〜6歳)です。

この本の巻頭にモンテッソーリ教育を考案したマリア・モンテッソーリの言葉が書かれています。

子どもはすべてのことができるように生まれてくるのです。

もし、できないことがあるとすれば、物理的に不可能な環境にあるか、どうすればいいのか、やり方がわからないだけなのです。

藤崎 達宏(著)0〜3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす

あなたは、子どもが箱からティシュペーパーを際限なく引き出しているところを見たらどうしますか?

著者は「3歳までの子どもは、動き出した手指を、自由に使ってみたい、もっと上手に動かしてみたいという、強い衝動にかられています。一見『イタズラ』に見える行為も、自分の人生を生きていくための練習を真剣にしている最中だったのです。」と述べています。

そして「こうした子どもの成長への知識の宝庫がモンテッソーリ教育なのです。知識をもって、もう一度、今のわが子を見てみましょう!まったく見方が変わってくるはずです。」と著者は述べています。

この本は子どもが生まれる前から、0歳〜3歳までに使えるモンテッソーリ教育の実践方法を紹介する本です。

3つのポイント

「0〜3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす」から3つのポイントを紹介します。

0〜1歳「秩序の敏感期」

世の中の状況を秩序として吸収する無意識的記憶が行われるので、位置や順番・方法が違うだけで、赤ちゃんは許せないくらいの不快感を覚える。

1〜2歳「運動の敏感期」

何かに強く興味を持ち集中して同じことを繰り返す限定された期間で、有能感・自己肯定感がはじめて芽生えるので、じゃまをしない。

2〜3歳「イヤイヤ期」

(1)自分でやりたかった、大泣き(2)秩序が乱れた、大泣き(3)イヤイヤ期からくる大泣き。イヤイヤの本当の理由を理解し対処する。

以降でこれらのポイントについて詳しく紹介します。

ポイント(1)「秩序の敏感期」0〜1歳

1つ目のポイントは、0〜1歳の「秩序の敏感期」です。

秩序の敏感期が子どもにとってどのようなものなのかを説明しています。

赤ちゃんに秩序?と思われるかもしれません。赤ちゃんは世の中のことを何も知らずに生まれてきます。ですから、生まれてまもなくから、世の中の状況・ルールをものすごい勢いで秩序として吸収していきます。その吸収の仕方は私ども大人がするような意識的な記憶の仕方とはまったく違う、無意識的記憶という方法です。

それはあたかもスチールカメラで一瞬にして映像にして焼き付けるような記憶の仕方です。無意識のうちに、どんどん際限なく吸収できるすばらしい能力なのです。

しかし、映像で焼き付けるように吸収するので、その位置や順番、方法が違うだけで、赤ちゃんは許せないくらいの不快感を覚えるのです。

藤崎 達宏(著)0〜3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす

このような秩序の敏感期では、

  • 「服を着る時はいつもお母さんが右足からズボンをはかせてくれるのに、今日はお父さんでシャツから着せられてしまった」
  • 「いつも壁にかかっているお気に入りの絵が今日は片付けられてしまった」

など、大人からすればどちらでもいいことが、子どもからすると”絶対こうじゃないと許せない”と感じている、と著者は述べています。

ポイント(2)「運動の敏感期」1〜2歳

2つ目のポイントは、1〜2歳の「運動の敏感期」です。

運動の敏感期が子どもにとってどのようなものなのか、運動の敏感期での親の役割が何なのかについて説明しています。

ここでいう運動とは、ものをにぎったり、つまんだり、ひねったりといった動作、動きを指します。

敏感期というのは、子どもが何かに強く興味を持ち、集中して同じことを繰り返す、限定された期間のことです。どのような動きに興味を持つかは、月齢によって変化します。

やりたい活動を自分で選んで取りかかり、何回も繰り返すことで、自らの上達を感じる。ひとりでできた瞬間にドーパミンという快感ホルモンが脳内に流れるのです。

自分で選んで集中してできるようになる体験を通して、私ってできるじゃない、という有能感、自己肯定感がはじめて芽生えるのです。

藤崎 達宏(著)0〜3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす

運動の敏感期で大切な親の役割は、「じゃまをしないことです」と著者は述べています。

  • 子どもが自分で選ぼうとしている瞬間に、「これやってごらん」とか、
  • 子どもが自分でやろうとしている瞬間に、「おかあさんがやった方が安全だから、早いから」

といって代わりにやってしまうとか、

  • せっかく集中して繰り返そうとしている瞬間に「おとうさんも仲間にいーれて」とか、
  • じゃまをするだけでなく、叱りつけて取り上げてしまったり、

これらの行為も運動の敏感期の存在を知らないために彼らの行動がイタズラに見えてしまうからなのです、と著者は述べています。

ポイント(3)「イヤイヤ期」2〜3歳

3つ目のポイントは、2〜3歳の「イヤイヤ期」です。

イヤイヤ期が子どもにとってどのようなものなのか、3つの原因を説明しています。

2歳過ぎて言語がしゃべれるようになるのと並行して何をやってもイヤ、気に食わなければ持っているものをぶん投げる、地面に突っ伏して泣きまくる、といったイヤイヤ期がやってきます。もちろん個人差はありますが、誰もが多かれ少なかれ必ず通る道だということを予習しておきましょう。

わが子が大泣きして手がつけられない時に次の3つの原因をうたがってみてください。必ず出口が見つかるはずです。

(1)自分でやりたかった、大泣き
(2)秩序が乱れた、大泣き
(3)イヤイヤ期からくる大泣き

藤崎 達宏(著)0〜3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす

(1)は「運動の敏感期」に関することで、(2)は「秩序の敏感期」に関することが原因で、(3)はそれらを複合したことが原因です。

親の対応について、

  • 2歳前後からはじまるイヤイヤ期を単なるワガママと決めつけて、叱りつけるだけで良いのでしょうか。
  • まずはイヤイヤの本当の理由は何なのかを理解しましょう。
  • 体も自分の思い通り動かせるようになり、自分の意見も言葉で少し言えるようになってきたのが、この時期です。
  • 子どもからすれば自分の言い分がどこまで通るのか試してみよう、といった感じなのです。
  • ですからこちらも感情的になっては意味がありません。
  • ここまではいいけれど、ここから先は受け入れられないよ、と交通整理をするような気持ちで冷静に対処しましょう。

と著者は述べています。

感想・評判・口コミ

感想

モンテッソーリ教育は、自由な発想や創造力を引き出すことを目的とした教育方法であり、子どもたちが自ら興味を持ったことに自由に取り組むことができるような環境を整えます。

本書では、モンテッソーリ教育の歴史や教育方法、具体的な事例について詳しく解説されています。

特に、本書では「子どもたちは自己教育する生き物である」という考え方が強調されており、子どもたちが自分自身で学ぶ能力を育むことが重要であるということが伝えられています。

この考え方は、自主性や自律性を大切にする現代の教育にも通じるものがあり、大人になってからも自分で学ぶ能力を持ち続けることができるようになるでしょう。

また、本書ではモンテッソーリ教育を実践する上でのポイントや、親ができることについても詳しく説明されています。

実践的なアドバイスが豊富であり、子育て中の親にとって非常に参考になると思います。

この本は読みやすく、具体的な例を交えて説明されているため、モンテッソーリ教育について初めて学ぶ人にもわかりやすいと感じました。

実際にモンテッソーリ教育を実践することは難しいかもしれませんが、この本を通じて、子どもたちが自己教育する力を引き出すことの大切さや、親ができることについて考えるきっかけになると思います。

評判・口コミ

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まとめ

「0〜3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす」から3つのポイント、感想・評判・口コミを紹介しました。

0〜1歳「秩序の敏感期」

世の中の状況を秩序として吸収する無意識的記憶が行われるので、位置や順番・方法が違うだけで、赤ちゃんは許せないくらいの不快感を覚える。

1〜2歳「運動の敏感期」

何かに強く興味を持ち集中して同じことを繰り返す限定された期間で、有能感・自己肯定感がはじめて芽生えるので、じゃまをしない。

2〜3歳「イヤイヤ期」

(1)自分でやりたかった、大泣き(2)秩序が乱れた、大泣き(3)イヤイヤ期からくる大泣き。イヤイヤの本当の理由を理解し対処する。

これから赤ちゃんが生まれる出産前のお父さん・お母さん・パパ・ママにおすすめする子育ての本です。

本を読んでみたいけれど、仕事や家事が忙しくて子育ての本を読んでいる時間がない、と思っていませんか?

この本はAudible(オーディブル)オーディオブックがあるので、通勤や家事・散歩をしながら”聞く読書”ができます。

藤崎 達宏(著)村上 公美子(ナレーション)三笠書房(出版社)2018/11/5(発売日)248(ページ数)

本の目次紹介

この本では「0〜1歳」「1〜2歳」「2〜3歳」それぞれでモンテッソーリ教育にもとづいて具体的にどうすればいいのかを説明しています。

目次の章タイトルと節タイトルを引用して紹介します。

  • chapter1:子どもの能力を最大限に引き出す:「モンテッソーリ教育」
    • 世界が支持している理由 モンテッソーリ教育のすごい効果
    • 0〜3歳は知識をドンドンつけていく大切な時期!「子どもの発達の四段階」
    • 子どもがグングン伸びる 成長のサイクル 実践編
    • 叱る回数が激減するキーワード「敏感期」
  • chapter2:0〜1歳の子どもの育て方:妊娠から出産
    • 特別なつながりがうまれる「8週間」「母子共生期」
    • 親子の関係が激変します!「秩序の敏感期」
    • お母さんも赤ちゃんもニコニコ!「赤ちゃんをお迎えする4つのコーナー」
    • 赤ちゃんが泣きやむ不思議なお布団!「トッポンチーノ」
    • 赤ちゃんは焦点を合わせる練習をするんです!「モビール」
    • 衣服はもっとも身近で大切な環境!「衣服えらび」
    • 手の動きこそ、成長のバロメーター!「握る・ガラガラ」
    • パパの手作りで、初めての第一歩!「0歳児の棚」
    • やり出したら止まらない、それが集中の始まり!「トラッカー」
    • スマートフォン育児にさようなら!「言語の敏感期」
  • chapter3:1〜2歳の子どもの育ち方:運動の敏感期
    • 知ればあなたの子育てが180度変わります!「運動の敏感期」
    • 1歳の最大テーマ!「歩くために歩く」
    • ブランド・デザイン・・・その前に知っておきたい!「靴えらび」
    • わが子のために手軽で素敵な教具を「手作り教具」
    • 息を飲むような瞬間が、集中力を育てる!「落とす・入れる・通す」
    • 良い頭は3本指の活動から!「つまむ・はさむ」
    • コマをまわせない子どもが激増の理由は?「ひねる・ねじる・開ける」
    • 整理整頓の隠れた主役!「1歳からの棚・トレイ」
    • モンテッソーリ教育のルーツ!「机・いす」
    • モンテッソーリ教育の奥義!「提供」と「3つのM」
  • chapter4:2〜3歳の子どもの育ち方:魔の2歳児から自律へ向けて
    • 世界共通!魔の2歳児の乗り越え方!「イヤイヤ期」
    • 集団への旅立ち!「幼稚園・保育園の準備」
    • おむつはずしで親が知っておくべき大事なこと「トイレトレーニング」
    • 一人でできるようになるためのチョットしたコツ!「服を着る・脱ぐ・ボタン」
    • 栄養はご自宅で!なによりも自分で食べられること!「おべんとう」
    • 生きていく力をつけるたののトレーニング!「日常生活の練習〜お手伝い」
    • 自分を客観的に見られるようになる!「自分への配慮」
    • ご自宅でもできる自律への一歩!「線上歩行」
    • 「一人でできる」が、グングン加速する!「身の回りの準備」
    • 叱るときの効果的なポイント!「叱る」