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Metaイベント2022年2月23日「インサイド・ラボ:AIによるメタバース構築」の情報まとめ

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Meta社(旧Facebook社)最新の研究動向は未来を先取りできて面白いです。

Meta社が2022年2月23日に「Inside the Lab: Building for the Metaverse With AI」(インサイド・ラボ:AIによるメタバース構築)と題するオンライン・イベントを開催し、メタバース構築に取り組んでいる複数のAIプロジェクトを発表しました。

どんな内容だったのかを知りたかったので、日本語の解説記事リンク集を集めて、Meta社ニュースリリースから研究活動の概要を引用し日本語に翻訳しましたので紹介します。

日本語の解説記事

このイベントについてITmedia, CNET Japan, TechCrunck Japanから日本語の解説記事が公開されています。

Meta社ニュースリリース

Meta社から公式ニュースリリースが発行されています。

英語リリース)Inside the Lab: Building for the Metaverse With AI | Meta

Building for the metaverse will require major breakthroughs in artificial intelligence. Our AI labs are already making advancements in research and development as part of a long-term effort to enable the next era of computing.

日本語リリース)Inside the Lab: AIによるメタバースの構築 | Metaについて
メタバースの構築には、人工知能の大きなブレークスルーが必要です。私たちのAIラボは、コンピューティングの次の時代を実現するための長期的な取り組みの一環として、すでに研究開発の成果を上げています。

各研究活動の概要

Meta社ニュースリリースに掲載されている6つの研究活動について引用し、日本語翻訳して紹介します。
(日本語リリースが出ていることを後から見つけました。英語と日本語を比較しながら見てみてください)

リンク先にYouTube動画があるものは本記事に埋め込みました。

リンク先にFacebook動画が貼られている記事もあります。

メタバースにおける創造性を刺激する新しいツール

A new tool fueling creativity in the metaverse: 
BuilderBot enables people to generate or import things into a virtual world just by using voice commands.

メタバースにおける創造性を刺激する新しいツール:
BuilderBotは、音声コマンドだけで仮想世界に物を生成したり、取り込んだりすることができる。

音声と翻訳の力で、インクルージョンを推進する

Driving inclusion through the power of speech and translation:
Nearly half the world’s population can’t access online content in their preferred language today. No Language Left Behind is a single system capable of translating between all written languages. We’re also working on Universal Speech Translator, an AI system that provides instantaneous speech-to-speech translation across all languages, even those that are mostly spoken.  

音声と翻訳の力で、インクルージョンを推進する:
現在、世界の人口の約半数が、自分の好きな言語でオンラインコンテンツにアクセスできません。No Language Left Behindは、すべての文字言語間の翻訳が可能な単一システムです。また、ほとんど口語で話される言語であっても、すべての言語で瞬時に音声翻訳を行うAIシステム、Universal Speech Translatorにも取り組んでいます。

バーチャルアシスタントとチャットするための次世代AIモデル

A next-generation AI model for chatting with virtual assistants:
Project CAIRaoke is a new approach to AI that powers chatbots and assistants. With this technology, people could one day have more fluid conversations with their virtual assistants. 

バーチャルアシスタントとチャットするための次世代AIモデル:
Project CAIRaokeは、チャットボットやアシスタントを強化するAIの新しいアプローチです。この技術により、人々は仮想アシスタントとよりスムーズな会話をすることができる日が来るかもしれません。

AIシステムの仕組みを理解するための新しいリソース

A new resource for understanding how AI systems work:
If you’ve ever wondered how Instagram ranks content in your feed, our new tool can help. The prototype AI system card we’ve developed outlines the many AI models that comprise an AI system and can help you better understand how these systems operate. 

AIシステムの仕組みを理解するための新しいリソース:
Instagramがフィード内のコンテンツをどのようにランク付けしているのか不思議に思ったことがある方は、当社の新しいツールをお役立てください。私たちが開発したプロトタイプのAIシステムカードは、AIシステムを構成する多くのAIモデルの概要を示しており、これらのシステムがどのように動作するかをよりよく理解するのに役立つことができます。

多様な人材をAIに取り込む新しい方法

New ways to bring diverse talent into AI:
The AI Learning Alliance is making coursework on machine learning topics open to everyone through Blueprint. We’re also creating a consortium of professors at universities with large populations of students from underrepresented groups to teach this curriculum.  

多様な人材をAIに取り込む新しい方法:
AIラーニングアライアンスは、Blueprintを通じて機械学習のトピックに関するコースワークを誰でも受講できるようにします。また、このカリキュラムを教えるために、社会的地位の低いグループの学生が多く在籍する大学の教授陣によるコンソーシアムを立ち上げています。

レコメンデーションのための高性能AIをオープンソース化

Open-sourcing high-performance AI for recommendations:
TorchRec is our library for building state-of-the-art recommendation systems for the open source PyTorch machine learning framework. These recommendation systems power personalization across many of our products.

レコメンデーションのための高性能AIをオープンソース化:
TorchRecは、オープンソースのPyTorch機械学習フレームワークを用いて、最先端のレコメンデーションシステムを構築するためのライブラリです。これらの推薦システムは、私たちの多くの製品でパーソナライゼーションの力となっています。

Meta社プレゼンテーション・ビデオ全体

プレゼンテーションを全部見たい場合はMeta AIのFacebookページで約2時間30分の動画を見ることができます。

Inside the Lab: Building for the Metaverse With AI(Meta AI Facebook Page)

Through the power of artificial intelligence, we will enable a world where people can easily share, create, and connect physically and virtually, with anyone, anywhere.
(人工知能の力によって、物理的にも仮想的にも、どこでも誰とでも簡単に共有し、創造し、つながることができる世界を実現します。)

まとめ

Meta社が2022年2月23日に開催したオンライン・イベント「Inside the Lab: Building for the Metaverse With AI」(インサイド・ラボ:AIによるメタバース構築)について、日本語の解説記事リンク集やMeta社ニュースリリース、そしてニュースリリースから研究活動の概要を引用し日本語に翻訳して紹介しました。

日本語の解説記事では、3つの研究活動「メタバースにおける創造性を刺激する新しいツール」「音声と翻訳の力で、インクルージョンを推進する」「バーチャルアシスタントとチャットするための次世代AIモデル」について記述されていました。

他の2つの研究活動「多様な人材をAIに取り込む新しい方法」「レコメンデーションのための高性能AIをオープンソース化」については日本語解説記事に記述されていなかったので、ニュースリリースも読んでみて良かったです。

「多様な人材をAIに取り込む新しい方法」と「レコメンデーションのための高性能AIをオープンソース化」は、今後メタバースの開発にMeta社の開発者だけでなく大学の学生や外部の開発者も参画を促す姿勢が伺われて、オープンなメタバース構築が期待できそうです。

メタバースならでは特徴の一つは、世界中の人々が現実の姿に関わらず自分の好きなアバターを使えることで、より良いコミュニケーションが図られることだと思っています。そのためにも「音声と翻訳の力で、インクルージョンを推進する」研究活動にはとても期待をしています。